FXと暗号資産(Crypto)とゴールド(金)についての随想です。コメント欄は承認制になっています。
やまはFX・Crypto



前のエントリーにも書いたように、米ドルのリバウンドが始まって3日たった。大暴落以来、ここまでに見られたドル円の一時的上昇は、円売りの仕掛けであって、米ドルには動きがなかったが、現在のものは明確にドルのリバウンドである。週足レベルでの持続性がある可能性が高く、その場合のドルインデクスの目標は103から104、ドル円にして147円から149円というところだろう。また、その期間も比較的長い。これも前に書いたように、ドル円の3尊の右肩生成とすると、左肩の場合上がってから降りるまでに数ヶ月かかっているので、今回も秋はドル円上昇になる可能性がある。ただ、週足ではドル円は下降にかかりつつあるという反対の材料もあるので、騙しの動きの可能性も残る。9月冒頭の相場は重要。まずは雇用統計の先行きで、チャートの形を判断していきたい。
 
ということで、来週ももうしばらくトレードは様子見。やるなら、軽くドル円ロングかと思う。


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今日はあまり動かない一日だった。来週は月曜日が米国のレイバーデイで市場はおやすみ。よく言われるように、レイバーデイ明けは新しい市場トレンドが始まることが多い。さらに月始めは6日に雇用統計もあるので、本番は来月初めということになる。どちらに動いてもいいように、ポジションはやや整理しておきたい。
 
今の流れだと、ドルの戻りを試すほうがテクニカル的には確率が高い。ドルインデクスの週足のMA40あたりが今度はレジスタンスになると考えると、値は103前後。ドルインデクスが103は、ドル円だと147.5円あたりになる。円売りが減っていることを考えても、147円くらいまでのドル円の戻りは十分にあり得る(先日書いた、140から150くらいへの戻しを開始したという解釈も可能)。ショートの持ち玉がある人は余裕を持っておいたほうがいいだろう。

もちろん、雇用統計がだめで大下落という可能性もあるので、まさに来週は勝負の週になる。上げる方にやや比重をかけつつ動く方にのっていきたい。もちろん、本番はFOMCで、0.25か0.5かということだが、前から書いているように0.25説をとっている。ただ、現実に0.25がどのように働くかは、その時の相場の流れ次第である。注目していきたい。




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今日はGDPその他米国指標で良い数字が出てドルの反発。昨日あたりから、ドル自体の反発が出ているが、これはドルインデクスの100.5あたりのサポートが大きいと思う。ドルインデクスの週足チャートを見るとわかるが、22年からずっと、100.2から100.4あたりが強いサポートになっていてそれを切ることができていない。2015年くらいからみると、2022年までは100あたりがレジスタンス、そこからはサポートになっていて、かなり強いものだ。しばらくドルの戻りが続く可能性もあるので、単純にドル売りをするのは考えたほうがいいだろう。
 
ただ、ファンダメンタルズからはドルは下としか考えられないので、ドルインデクスや、米国10年債利回りなどを見ながら、調節していきたい。米国10年債利回りも、ドルインデクスも、すでに週足がわずかに右下がりになっており、全般的なドルの下げの方向は動かないものと思う。ドル円単体で見ても、まだ4時間足くらいでは下げトレンドを保っている。

当面はややトレードは置いて、様子見。




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今日はどういう風の吹き回しか、ロンドンタイムから、ドルストでもドル高になっている。特に大きなファンダメンタル要素はないと思う。ドル円売りは145円越えからとして、すこし様子を見たい。ドル高は、円高(円買い)の前兆として現れることもあるので、注意しておきたい。

今日はそういうことで事情がわからないので大きくは動かず、軽くドル売りを残して、様子見のトレード。米国株価に注目したい。


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日中は円売りとなってドル円が145円を超える局面もあった。ただ、ユーロドル・ポンドドルあたりはびくともしていないので、単にドル円のテクニカル的な反発あるいはそれに合わせた円売りに過ぎないと思う。ここで円売りが再度強くなって146円、147円と上がっていく理由はない。
 
チャート的にも146から143.5までの下落の半値戻し、2時間足くらいの下げトレンドラインに達したところまでだった。絶対に強い上昇がないとは言わないが、現状のドル安の流れではこんなところだろう。昨日も書いたように、ドル主導の動きなので、ドルストを見ながらのトレードがいつも以上に必須である。
 
来月初頭の雇用統計まではこんな流れで大きく上下しつつだんだんと下げるという形だと思われるが、28日のNVIDIAの決算には注意したい。これがきっかけで米国の株価が崩れてリスクオフとなる恐れがある。念のためだが為替でも頭に入れておくのがいいだろう。米国株価の動向は非常に重要だ。
 
トレード方針は変わらず、ドル売りを中心に適宜売り買い。ドル円の行きすぎをウォッチしていく方針だ。今日は145円で売って、すこし食い込まれたが、かまわず放置。こんな調子でいいのではないか。







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米国10年債利回りが再度3.8割れで、ドル円も144円割れとなった。現状、144円を上下している形だが、想定していたよりも早めに1円下のレベルでの動きとなっている。急激に141以下に進むことは想定していないが、ユーロドルの動きなどを見てトレードしていきたい。ツイートしたように、現状、ほとんど円の主導する部分はなく、米ドルの動きに左右される相場である。ユーロドルやポンドドルの動きと見比べながら、ドル円がそれより過度に上下する場合は行きすぎと考えて、利食いなり、追加なりを考えて行けばいいと思う。

トレードは、ドル円ショートで戻り売りと、そのままのポジの両方。ユーロドルとポンドドルの買いも少し継続。


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昨日のエントリーに書いたように、かなりの確率でドル円が今後、大方、下方に向かうように思える。問題はその下げ方だが、二つの見方がありうると思う。
これは、ドル円の2020年からの月足だが、上昇過程を見ると、一度150になってから130に押して再度上昇、次に150になってから140に押して再度上昇、160に到達した。
現在は、160から144まで落ちたわけだが、よくあるように、上昇過程を逆回りに再現する(左右対称)とすると、140まで落ちてから、また150まで戻る可能性がひとつありうる。もうひとつは、ひとつの波動が大きく、130まで落ちてから、それなりに大きく戻るという可能性もある。過去の例だと、月足のMA60 くらいまでは一気に落ちることが多いので、それだと後者のように、130まで落ちることになる。

ここからの動きで言えば、今の値から130前後まですすっと落ちていくか、140でいったん大きく戻るか、という選択となる。どちらが優先シナリオとも言えないので、まずは140で警戒するということで良いのではないか。
 
もし、その後下降せず、そのまま上昇に移るにしても、140辺りはほどよい底だ。ということで、ここからのシナリオとしては140まではドル円ショート、そこでじっくりと辺りを見回すというのが良いのではないかと思う。どのように動いても安全パイのシナリオだと思う。



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パウエル演説では、利下げの具体幅は出なかったものの、「(利下げの)時は来た」と、予想よりも強いニュアンスでの利下げを示唆したため、市場は全面ドル安で反応。円高は生じず、リスクオフの動きもなく米国株価はソフトランディングを予測した動き。為替としては一番簡単な方向性となったと言える。この後、来月の雇用統計その他の米国指標を経て、本番の9月末のFOMCでの利下げとなるわけだが、0.25という予想通りになるだろう。その後も0.25刻みで、年内に0.75あるいは1.0の合計利下げが予測されているが、この流れ通りに動けば、ドルの下げ幅はそれなりになるだろう。ドル円もせんだっての149円の戻りが二番天井という可能性がますます高くなった。ただ、今後のインフレ発生が波乱要因になるのでそれは注意しておきたい。

テクニカル的には、短時間のタイムスパンのサポートはすべて下に破られ、現在は、日足のサポートの144円が効いている状態だ。この144円が破られると、前回の日足下ひげの141円台が見えてくるので、ここでは前から予測している130円あたりを目標とすべきだろう。週足のチャートを見れば、そのような形を想定できる。ちなみに月足のMA60や雲上限は125円、MA200は110円。
 
来月の雇用統計まではドル円144円145円台での動きになると思われる。自分の昨日のパウエル前のポジはドル円ショートだったが、パウエルで下げ始めたのでさらに追加。追加分は145円割れで利食ってしまったが、当初の少なめのものは、保持している。他に、ユーロドル、ポンドドルの買いも若干保持。これらはできれば長めに持ちたい。パウエルの発言は、“The time has come for policy to adjust.” だったが、ドル円の方向性もほぼ決まった感がある。ドル円の下向きには、100円くらいまでは為替介入という障害がないのも安心材料である。


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昨晩はドル円ロングに転じたが、結局146ミッドで阻まれた。自分のトレードは粘りすぎて結局軽く損切り。これは仕方ないが、上値の重さを確認できたのは良かった。暴落以来、日米金利差をおとなしく反映するようになり、現状144から147くらいで往復している。この後、上下いずれに飛び出すかが注目だが、来月の雇用統計などいろいろな指標もあり、今しばらくレンジとなるかもしれない。
 
今日はこのあとジャクソンホールでの恒例のパウエル演説でどんなニュアンスの発言になるかだが、9月利下げが大幅になることを今から断言できるわけもないので、いつも通りの無難な演説ではないか。パウエルはもともと弁護士で、口八丁であるのに対し、植田は大学教授、かつ東大理系出身という経歴なので、物言いがストレートになりがちだ。そのあたりが、ふたりがしゃべった時の市場の反応に表れていると思う。

自分のトレードは、今日はドル円ショート。ジャクソンホールで大きく動く過去の例もあるので、ポジションは軽め。ドル円トレードでなかなか益が出ない状態だが、これだけ派手に上下するのでやむを得ないだろう。難しい時期である。ドル円以外だと、ドルストレートでのドル売りもいいが、ほとんどのペアでドル売りは逆スワップだ。ただドル円ほど大きくはないので、ドル円の売りよりは長期は有利である。今は円高よりもドル安なので、そちらも考慮すべきだろう。


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ドル安にのって下げていたドル円だが、144.5は割れず。今日は146を越えているので、ここしばらくの4時間足くらいの下げトレンドを破ったかもしれない。とすると、再度147円越えを目指す可能性もある。昨日も書いたようにとにかく動きが大きいので、上手に乗りこなす必要がある。明日のジャクソンホール前後はまだドル円上げになるかもしれない。

今日は夕方からドル円はドテンロング。昨日までのショートの利食いと損切りの両方の玉ありで、ややこしい。ドル円、149円を越える可能性は非常にすくないが、昨日の雇用統計調整値発表の時に147円近くに跳ねたようにそのあたりは十分に戻す可能性がある。


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