人が生きる世の中(サランサヌンセサン)
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韓国ドラマ「砂時計」③
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光州で遭遇した光景は、弱いものを助けるために判事を目指したパク・サンウォンにとって、耐えられない信じがたい光景でした。学生と光州市民が、軍隊に弾圧され、殺されていく姿をみて、呆然としてたちつくします。キム・ドンスは故郷の人たちがひどい目にあっていくのを見て、オロオロして顔もあげられません。呆然とたちつくすパク・サンウォンを、カメラが回りながら映していくシーンがとても印象に残っています。チェ・ミンスは市民の側から、パク・サンウォンは市民を弾圧する軍隊の側として、二人は光州事件に関わります。
チェ・ミンスとパク・サンウォンはソウルで再会しますが、光州での出来事は互いにふれません。
コ・ヒョンジョンも2度目の逮捕で身も心もぼろぼろになりますが、ボディーガードのイ・ジョンジェに励まされ、生きる意欲を取り戻し、大学に戻ります。自分だけが釈放されたために、学生仲間の冷たい視線をあび、傷つき、一人バーへよって泥酔します。その店はかつての友人チェ・ミンスの店で,二人は再会し、愛しあうようになります。
コ・ヒョンジョンの父パク・クニャンは、娘からチェ・ミンスを引き離すために、政治力を使いチェ・ミンスを逮捕させ、三清教育隊に入れます。チェ・ミンスは三清教育隊で地獄を味わってしまいます。
コ・ヒョンジョンも親友パク・サンウォンもチェ・ミンスの釈放に奔走しますが、チェ・ミンスは収容されている知り合いの親分と脱走を図り、二人の苦労も水泡に帰し、チェミンスは懲罰牢にいれられます。
コ・ヒョンジョンはチェ・ミンスを釈放することを条件に、カジノ王の父の後を次ぐことになります。
やつれ果てたチェ・ミンスは、愛するコ・ヒョンジョンに会いにいきます。とてもせつないシーンです。コ・ヒョンジョンと最後の別れをします。
後半はヤクザ、政治の抗争など、実業の世界へ舞台は移っていきます。
父のあとを告ぎ実業家として生きることになり、政治的なこともからみ、チェ・ミンスと対立する立場になるコ・ヒョンジョン。
パク・サンウォンは検事になり、不正と戦いますが、上からの圧力などもあり、なかなか難しい立場に立たされていきます。
作品のなかで問題提起もありますが、ドラマとして見ごたえがあります。男たちの政治や金のかけひき、許せない卑屈な男への復讐、コ・ヒョンジョンを一心に守ってきたイ・ジョンジェの戦いなど迫力があって,見逃せません。
ラストシーンはあとあとに語り次がれるほど、この名作ドラマをしめくくるにふさわしい終わり方なのかもしれません。
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