人が生きる世の中(サランサヌンセサン)
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中国の地図とドラマの舞台②

BS12やCCTVでいろいろな中国ドラマを観ています。中国の極寒地域「黒竜江省」からバナナの葉が生い茂った南国「広西チワン自治区」まで、立て続けに観たドラマから、中国は広ーいと感じる今日この頃です。
BS12で午後6時放送中の「花と将軍 Oh My General」は古代宮廷ドラマで、宋の都、河南省”開封”が舞台です。
古代史劇とラブストーリーが繰り広げられた「孤高の花」では江蘇省南京が晋の時代は”建康”という地名で出てきます。
「王女未央」では中国の南北に王朝が並立していた時期、黄河を抱く北の地域、河北、山西、陝西省以北が舞台です。
CCTV「犬打ち棒」では熱河(河北省、遼寧省、うちモンゴルにまたぐ地域)が舞台。現河北省の承徳にある北京から250キロ離れた避暑山荘(世界遺産)では日本軍と戦っていました。
「遥かなる北の大地へ」は黒竜江省のハルピンが舞台。真冬の凍えるような寒さが印象的でした。
現在CCTVで日曜日午後2時から放送中の「清の熊臣 千成龍」は中国の南に位置する広西チワン自治区が舞台です。北の山西省出身の千成龍が官吏となって広西チワン自治区に赴き、悪い官吏や山賊を取り締まります。南国の緑豊かな山間で織りなす、活躍ぶりが楽しい時代劇ドラマです。
「血盟の儀」は中国の中央から西にある四川省に位置する涼山が舞台です。少数民族の彝(イ)族と義兄弟の契りを結び、見事難を逃れたという紅軍の実話をもとにしたドラマ。中国ではこの盟約を“彝海結盟”と呼び、今なお遺跡が存在するほど有名な歴史エピソードとなっています。随所に散りばめられた青、紺色の民族衣装などの映像美も見どころ満載でした。漢民族は丸顔ですが、イ族は長い顔が特徴で、主人公の遊大慶がイ族の長を凛々しく演じていました。戦争ドラマでしたが、イ族が関わっていたので面白いドラマでした。湖(川?)を背景にした「血盟の儀式」のシーンは感動的でした。
「38度線」は中国東北部3省、朝鮮との国境沿い鴨緑江(おうりょくこう)で漁をしていた漁民がアメリカ軍戦闘機から攻撃に遭うシーンから始まります。祖国を守るため村の青年達は自ら朝鮮へ軍に志願し、朝鮮の地で命がけの戦いを繰り広げていきます。
「大宅門」はCCTV大富から、そのまま引用させていただきます。
舞台は清末から抗日戦争までの50年間の動乱期。北京にある漢方薬の老舗を存続させるため、白氏一族は奮闘する。演出の郭宝昌氏は、ドラマのモデルとなった老舗「同仁堂」の子孫。ドラマでは、旧中国の複雑な血縁関係や商文化が細部まで再現されている上に、使われている中国語も生粋の北京語―見る人の興味をそそる。
『かつてCCTVトップの17.74%の視聴率をたたき出したこの人気作を、CCTV大富なら日本語字幕付きでお届け。続編も制作されたイチオシドラマを是非、お見逃しなく!』とありましたが、面白くなかった!
NHK「大地の子」で月梅を演じた蔣雯麗が白氏一族の娘役で出演していて、京劇の男優に財産を入れあげる役者狂いの女性。立派な月梅とは雲泥の差でした。
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