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アントニオ・カルロス・ジョビン (61)「ワン・ノート・サンバ」ジョアン・ジルベルト、オス・カリオカス、ハイ・ローズ

 

 

 ジョアン・ジルベルト(Joao Gilbert)の2枚目のアルバム「O Amor,o Sorriso e a Flor」(1960年)からアントニオ・カルロス・ジョビン1959年の作品”ワン・ノート・サンバ(Samba de Uma Note So)”です。プロデュースはアロイジオ・デ・オリヴェイラ、アレンジとピアノはジョビンです。

 

 

 

 ブラジルが誇るコーラス・グループ、オス・カリオカス(Os Cariocas)のアルバム「A Bossa Dos Cariocas」(1963年)から”ワン・ノート・サンバ”です。1963年にフィリップス・レコードに移籍して1枚目のアルバムです。初のボサノヴァ作品集で、モダンなハーモニーが素晴らしいです。

 

 

 

 米国のコーラス・グループ、ハイ・ローズ(The Hi- Los')のアルバム「Happen to Bossa Nova」(1963年)から”ワン・ノート・サンバ”です。

 ハイ・ローズはリーダーのジーン・ピュアリングを中心とした4人組のコーラス・グループで、1953年に結成されました。1950年中頃から1960年代前半にかけて数多くのテレビー・ショーやライブに出演し人気を博しました。ファースト・アルバムを1954年にリリース、「Happen to Bossa Nova」が最後のアルバムになりました。

 ジーン・ピュアリング(Gene Puerling)はハイ・ローズのメンバーだったドン・シェルトン(Don Shelton)とともに、1966年に4人組のコーラス・グル-プ「シンガーズ・アンリミテッド(Singers Unlimited)」を結成、1970年代にMPSレコードからアルバムをリリース、オスカー・ピーターソンと共演したアルバムなどジャズ・ファンの話題になりました。

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