goo

アントニオ・カルロス・ジョビン (56)「デサフィナード」ジュリー・ロンドン、ドリス・デイ

 ”デサフィナード(Desafinado)”は英語の歌詞が付けられ、"Off Key"や"Slightly Out of Tune"のタイトルで、米国の歌手や演奏家にレコーディングされました。

 

 

 米国の女性歌手ジュリー・ロンドン(Julie London)のアルバム「THE END OF THE WORLD」(1963年)から”デサフィナード(Desafinado)”です。

 ジュリー・ロンドン(1926年~2000年)は1944年に映画女優としてデビュー後、ジャズ・ピアニストで作曲家のボビー・トゥループ(Bobby Troup)の勧めでジャズ歌手に転向。ファースト・アルバム「Julie Is Her Name」(1955年)をリリース、アルバム中の"Cry Me a River"が全米9位にランクされるヒットとなり、アルバムも全米2位にランクされました。アルバム「THE END OF THE WORLD」で、ジャズのスタンド・ナンバー中心の選曲から、ポップスや映画音楽のヒット曲をレパートリーにするようになりました。

 

 

 ドリス・デイ’Doris Day)のアルバム「Latin for Lovers」(1965年)から"Slightly Out of Key(Desafinado)"です。ドリス・デイは映画女優で毎年主演映画に出演、”シークレット・ラヴ(Secret Love)”、”センチメンタル・ジャーニー(Sentimental Journey)”などのヒット曲をもつ米国の国民的歌手です。「Latin for Lovers」はラテン・ナンバーを集めたアルバムで、アントニオ・カルロス・ジョビンのナンバーを4曲歌っています。

 

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 韓国フォーク... 「ありがとう... »