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中国ドラマ「女医明妃伝~雪の日の誓い~ 」|2016年 50話

 

 中国版「ホジュン」の「喜来楽シーライラー」(中国ドラマ「伝説の名医!その名は喜来楽(神醫喜來樂)」ラスト”人间情多” - 毎日韓国ドラマと映画と音楽でヘンボケヨgooblog)見た後に、中国版「チャングムの誓い」と言われるドラマを「女医明妃伝~雪の日の誓い~ 」を観ました。

 面白かった~。

 医療、医者のあるべき真の姿を表現してくれて、現代の医療の堕落を考えさせられたようでした。愕然としてしまいました。

 主人公の譚允賢(タン・インケン)を演じたルウ・シーシーが可愛くて賢くて気丈で健気で正直で、すごく良かったです。

 女人禁制の医者の世界において、挫折しながらも真摯に病人を救いたい譚允賢は、学び努力して天性の才能を発揮します。チャングムと比較してもいいくらいです。

 明王朝実在の6代目8代目(1435~1449年、1457~1464年)の王様、英宗と二代目皇后をモデルとし、架空の人物・譚允賢を主人公としたドラマ。史実に基づいたような波乱万丈のフィクションドラマが展開されました。

 様々な医療行為がドラマで繰り広げられます。ドラマの冒頭には「医療行為を決して真似しないでください」とテロップが。

 それでも漢方処方を学べました。女性にうれしい高価な阿膠(あきょう)の処方(生薬の一種で、ロバの皮を水で加熱抽出して作られるにかわ(ゼラチン)のこと)が随所にでました。

 譚允賢はどこにいても絶望的などんな状況でも医者として、身近にある植物や動物、異民族の呪術的な方法を使ってまで、病やケガで死にそうな人を助けようと努力します。その行為には非常に感動します。

 後半は宮中に入りますので、宮廷内の様々な出来事が起こり、皇后や派閥の大臣らの嫌がらせがおきます。

 モンゴル(オイラト)の捕虜にもなります。

 皇帝とその弟二人から譚允賢は同時に愛されます。皇帝争い、権力簒奪、腐敗した臣下、満州族との戦争などで50話が短く感じられるほどです。

 前半は韓国ドラマ「パリの恋人」を連想させるところもあって甘い恋愛ドラマのようでした。

 

 

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