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1970~73年の洋楽 ③ コールド・ブラッド 「ヴァルデス・イン・ザカントリー」「Come back into My Life Again」

 

 コールド・ブラッド(Cold Blood)のアルバム「First Taste of Sin 」(1973年)より、ダニー・ハサウェイ(Donny Hathaway)作曲の「ヴァルデス・イン・ザカントリー(Valdez in the Country」です。   コールド・ブラッドは女性ヴォーカリストのリディア・ペンス(Lydia Pense)を中心にした、ブラス・セクション入りのファンク・ロックバンドです。サンフランシスコ出身のタワー・オブ・パワー(Tower of Power)と同タイプのバンドです。

 ファースト・アルバム「Cold Blood」(1969年)とセカンド・アルバム「Sisyphus」(1970年)をサンフランシスコ・サウンドからリリース後、リプリーズ・レコードに移籍。3枚目のアルバム「First Taste of Sin 」を黒人歌手、作曲家のダニー・ハサウェイのプロデュースでリリースしました。「ヴァルデス・イン・ザカントリー」はダニー・ハサウェイの5枚目のアルバム「Extension of A Man」(1973年)収録曲で、曲の良さとブラス・アレンジの鮮やかさ、躍動感に溢れた演奏でコールド・ブラッドの最高作だと思います。

 

 

 

 コールド・ブラッドはリプリーズから4枚目のアルバム「 Thiller」(1973年)、5枚目のアルバム「Lydia」(1974年)、abcレコードから6枚目のアルバム「Lydia Pense and Cold Blood」をリリース後解散しました。ロック・ファンには「First Taste of Sin 」と「 Thiller」の評価が高いですが、個人的にはスティーブ・クロッパーのプロデュースでメンフィス録音の「Lydia」がアルバムとして一番まとまっていて好きです。

 UPしたのはアルバム「Lydia」から”Come Back into My Life Again"です。

 

  

 

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