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1968年のポップス ⑥ ジョン・フレッド&ヒズ・プレイボーバンド 「ジュディーのごまかし」

 
 ジョン・フレッド&プレイボーイ・バンド(John Fred & His Playboy Band)のリーダーでヴォーカルのジョン・フレッド(1941生)は、15歳の時にプレイボーイ・バンドを結成、1958年初シングル"Shirley"が全米82位にランク、その後も「JEWEL」レコードなどでシングルを録音。1965年の後半からは「PAULA」レコードから6枚シングルをリリースしますが、100位以内にもランクしませんでした。
  
 「PAULA」での7枚目のシングル 「ジュディーのごまかし(Judy in disguise)」が1967年から68年にかけて大ヒット、全米1位を記録しました。他の曲と比べて、このナンバーだけメロディー・アレンジすべてに渡って特別に良くできています。
 ポップス界で、ヒット曲が1曲だけのアーティストを愛情をこめて「一発屋」といいますが、ジョン・フレッドはまさに「ジュディーのごまかし」という名曲を残した、偉大な「一発屋」と言ってよいでしょう。
 文化放送「オール・ジャパン・ポップ20」では、2月18日に20位で初登場、3月24日に最高位6位、4月28日に18位までランクされました。 「洋楽ヒットチャート大事典(八木誠著)」の「1968年間ベスト100」では73位に選ばれています。
 大滝詠一が1970年代にラジオ関東で 放送していた、「 Go!Go!Niagara 」(You Tube で聴くことができます)の"Middle 60's American Popular Groups" 特集でも選曲されていました。    (Kann Dorao)    
 

 

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