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海外へ出向させる社内体制について

2010-05-28 22:20:19 | 海外人事

───会社に安定と発展を 社員にいきがいと成長を───


こんばんわ 東京都北区 人事コンサルタント・社会保険労務士 内野光明です。

最近、社員を海外出向させるケースが急増しているように思います。

様々な会社で色々なお話を伺いますが、中国、東南アジアで

ビジネス拠点を設けようとお話される経営者が多いことは間違いありません。


大企業であれば、社員を出向させることは、日常化されていますが、

中小企業であれば初めての中国進出かもしれません。


我が社のエースを中国に出向させる、NO2を中国に出向させる等々

大切なブレーンを送りこむことになると思います。


少々大げさにいえば、社長の心中は、大昔でいえば、遣唐使・遣隋使

、近年でいえば岩倉使節団を送り込んだ日本人の気持ちに似ているのかもしれませんね。

「なんとか頑張って使命を果たしてこい!」という。


一方、彼らを出向するのは素晴らしいことですが、出向する彼らへのフォロー体制は

どうか・・・。


どうやら、気持の上ではバックアップ体制ができているのですが、

なかなかルール化までは至っていない場合もあるようです。


例えば、海外での傷害保険はどうするのか、メンタルヘルスはどうするのか、

残された家族は現地に何回いけるのか、

家族帯同で赴任するのか、その基準は・・・・。


大事な社員が安心して出向できる体制を築く準備が必要ですね。


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workup人事コンサルティング
社会保険労務士 内野 光明

【公式サイト】
「労務管理は心の管理」workup人事コンサルティング
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