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係長制の復活 組織の迅速化、組織の簡素化はどうなるの?

2010-06-14 22:13:46 | 人事制度全般

───会社に安定と発展を 社員にいきがいと成長を───


こんばんわ 東京都北区 人事コンサルタント・社会保険労務士 内野光明です。


今日の東京は一日をとおして雨でした。

今年も梅雨の季節が到来ですね。



『トヨタ「係長」20年ぶり復活』という記事が11日の日経新聞に記事がでました。


トヨタは1989年に課・係制を廃止しました。


当時はトヨタをはじめ多くの企業では課・係が廃止され、所謂、組織のフラット

を推進しました。


思えば大学時代、「人事」を専攻していた私は「フラット型組織」を学んでいたことを

懐かしく思い出します。


これからは組織をフラットにし、機動性を高めてスピードのある意思決定をしなければ

ならない・・・、と習いました。



インターネットの普及やグローバルの競争という経営環境のなか、

意思決定の迅速化や社内手続きの簡素化は、当時より今の方がもっと、必要性が

高まっていることは間違いありません。



係長を復活させる意図はかつての組織に逆戻りをする、ということではありません。



ねらいは、係長制を導入することにより現場の末端まで経営方針を

浸透させることにあるようです。


また、

若手のマネジメントの経験を積ませること。

末端までの社員のケアを充実させること。


ということも復活の目的にあるようです。

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workup人事コンサルティング
社会保険労務士 内野 光明

【公式サイト】
「労務管理は心の管理」workup人事コンサルティング


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