Wire / Blogging (2015 - Wire)
詳しいいきさつは「爆買い - 7digitalでの3年間」という過去記事で述べたが、何度か「あなたの国からは買えません」と締め出されつつも、メルアドを改めるなど策を弄して3千曲以上の楽曲を購入してきた7digitalから、昨年4月13日をもって永久追放されてしまった。
が、それは英米の7digitalで英米人と同様に買うことができなくなったということで、同社がサービス展開していない、あなたの国=音楽低国にっぽんからも、買える品目が大幅に少なくなるワールドワイド向け7digitalでは買い続けることができる。
多くは無名レーベルの無名アーティストながら、中には、おっっこんなのが…というのも交じっており、さまざまなサイトの推薦で音楽を漁るとき、未知のレーベルや、今は活動していないアーティストなどの場合、とりあえず(ワールドワイド向け)7digitalで探してみることに。ワイアーは近年の作品を中心に揃っている
Slovak Radio Symphony Orchestra / Gosudarstvenny Gimn Rossiyskoy Federatsii, "Russia, you are our sacred Power!…" (2013 - The Complete National Anthems of the World)
Naxos傘下のレーベル(Naxosは多くが買える)。旧ソ連から引き継がれたロシア国歌、まあ持っていてもいいかなと。
先ごろ英政府は、放射性物質によるリトビネンコ氏の暗殺を、プーチン大統領が承認していたと発表。安倍政権の目指す改憲は、わが国をロシアや中国のような、(文化的な)闇にまぎれて国家の権限が極度に肥大化した暗黒社会へ導こうとする策動である。絶対反対
Sparks / When Do I Get to Sing "My Way" (1994 - Gratuitous Sax & Senseless Violins)
スパークス、ことユダヤ系のメール兄弟は、話題に上らなくなっても、各アルバム1曲くらいなら良い曲を書ける
The Chameleons / Up the Down Escalator (1983 - Script of the Bridge)
PopMattersの「80年代のオルタナティブ・シングル100選」で59位
The Folk Implosion / Natural One (1995 - Kids OST)
ルー・バーローがセバドーと並行して組んでいたバンドの、映画『KIDS/キッズ』に提供された佳曲。ポリグラムの音源の筈だが、なぜ買えるのかよく分からない
Mogwai / Friend of the Night (2006 - Mr. Beast)
ポストロックを代表する大物ながら過半のアルバムが買える、ありがたい存在
Chris Walla / Kanta's Theme (2015 - Tape Loops)
休む週も多いが、各週10曲前後の推薦曲を送ってくるADM Newsletterより。静謐なインスト曲
IQ / Widow's Peak (1985 - The Wake)
英国のプログレ。9分ほどある。バンド名やジャケはB級っぽいが完成度高く、本場のジャズ/プログレ/ヘビメタといった(日本ではジャンルありきの感がある)分野で頭角を現すのは半端ないんだなと
Fra Lippo Lippi / Shouldn't Have to Be Like That (1985 - Songs)
ノルウェーのネオアコ。「ネオアコ・プレイリスト」で100曲選ぶのに未聴のバンドを漁る中で。プログレやネオアコは日本では重箱の隅までほじくり返されてきたが、本国では地味な存在にとどまり、マイナーなレーベルからかろうじて再発されて7digitalで買えたりする
GospelbeacH / Sunshine Skyway (2015 - Pacific Sunrise)
すなわち新しい曲でも、よく知らないレーベルなら買える場合がある。これは軽快でちょっとレトロな米ロックの佳曲で、昨年11月下旬に買って年間チャート98位に滑り込んだ
Girls at Our Best! / Getting Nowhere Fast (1980 - Scared to Get Happy: A Story of Indie Pop 1980-1989)
Blue Orchids / Dumb Magician (1982 - 同上)
Another Sunny Day / I'm in Love With a Girl Who Doesn't Exist (1988 - 同上)
やはりネオアコ・プレイリストで紹介した、CDボックスセットとしては134曲、ダウンロード版は50曲を収める優れものコンピ。7digitalでは曲単位で買うことができなかったが、9.99ドルという安さ。iTunesストアでも1500円と安いようだ。既に持っていた曲や、削除してしまった曲もあるが、大半は残った
Antena / Seaside Week End (1985 - Camino Del Sol)
ネオアコの100曲からは漏れたが、当時の有力レーベル「クレプスキュール」から紹介されて人気のあったフランスのアンテナ
Fetty Wap / Trap Queen (2014 - Single)
PopMattersやPitchforkなど有力サイトの昨年のベスト・ソングスに軒並み選ばれた
Dave Rawlings Machine / The Trip (2015 - Nashville Obsolete)
10分を超すフォーク/オルタナティブ・カントリー系の曲。American Songwriterの年間ベスト・ソングスで選ばれ、ADM Newsletterでは別の曲が選ばれた
Kowton / On Repeat (2015 - Single)
これはFACTの年間ベスト・ソングスで選ばれたのだったか。(英米の)7digitalで買えなくなり、各種年間チャートが発表されてもむやみに買わなくなったが、漁れる限りは漁りたい
Guadalupe Plata / Tormenta (2015 - Guadalupe Plata 2015)
ADM Newsletterが推薦してきた、スペインのルーツ・ロック。少しワールドミュージック色がある。
7digitalはウィキペディアによれば、日本では2014年からオンキョーと組んで、「e-onkyo」なるハイ・レゾナンス音源の販売サービスを開始したそうで、さっそく訪ねてみたが、ひどいものだ。わが国で既に名の通っているアーティストの一部しか扱っていない。
オンキョーと組んだことで、7digital独自の日本向けサービスが開始される期待はついえた。欧米のブランド企業が、ロシアや中国、あるいは軍事政権のような国で営業しようとする場合、政府高官に賄賂を贈るとか、政府系の企業と合弁するとかの必要が生じる。わが国の風土も、そうした後進国と大差ないようだ
詳しいいきさつは「爆買い - 7digitalでの3年間」という過去記事で述べたが、何度か「あなたの国からは買えません」と締め出されつつも、メルアドを改めるなど策を弄して3千曲以上の楽曲を購入してきた7digitalから、昨年4月13日をもって永久追放されてしまった。
が、それは英米の7digitalで英米人と同様に買うことができなくなったということで、同社がサービス展開していない、あなたの国=音楽低国にっぽんからも、買える品目が大幅に少なくなるワールドワイド向け7digitalでは買い続けることができる。
多くは無名レーベルの無名アーティストながら、中には、おっっこんなのが…というのも交じっており、さまざまなサイトの推薦で音楽を漁るとき、未知のレーベルや、今は活動していないアーティストなどの場合、とりあえず(ワールドワイド向け)7digitalで探してみることに。ワイアーは近年の作品を中心に揃っている
Slovak Radio Symphony Orchestra / Gosudarstvenny Gimn Rossiyskoy Federatsii, "Russia, you are our sacred Power!…" (2013 - The Complete National Anthems of the World)
Naxos傘下のレーベル(Naxosは多くが買える)。旧ソ連から引き継がれたロシア国歌、まあ持っていてもいいかなと。
先ごろ英政府は、放射性物質によるリトビネンコ氏の暗殺を、プーチン大統領が承認していたと発表。安倍政権の目指す改憲は、わが国をロシアや中国のような、(文化的な)闇にまぎれて国家の権限が極度に肥大化した暗黒社会へ導こうとする策動である。絶対反対
Sparks / When Do I Get to Sing "My Way" (1994 - Gratuitous Sax & Senseless Violins)
スパークス、ことユダヤ系のメール兄弟は、話題に上らなくなっても、各アルバム1曲くらいなら良い曲を書ける
The Chameleons / Up the Down Escalator (1983 - Script of the Bridge)
PopMattersの「80年代のオルタナティブ・シングル100選」で59位
The Folk Implosion / Natural One (1995 - Kids OST)
ルー・バーローがセバドーと並行して組んでいたバンドの、映画『KIDS/キッズ』に提供された佳曲。ポリグラムの音源の筈だが、なぜ買えるのかよく分からない
Mogwai / Friend of the Night (2006 - Mr. Beast)
ポストロックを代表する大物ながら過半のアルバムが買える、ありがたい存在
Chris Walla / Kanta's Theme (2015 - Tape Loops)
休む週も多いが、各週10曲前後の推薦曲を送ってくるADM Newsletterより。静謐なインスト曲
IQ / Widow's Peak (1985 - The Wake)
英国のプログレ。9分ほどある。バンド名やジャケはB級っぽいが完成度高く、本場のジャズ/プログレ/ヘビメタといった(日本ではジャンルありきの感がある)分野で頭角を現すのは半端ないんだなと
Fra Lippo Lippi / Shouldn't Have to Be Like That (1985 - Songs)
ノルウェーのネオアコ。「ネオアコ・プレイリスト」で100曲選ぶのに未聴のバンドを漁る中で。プログレやネオアコは日本では重箱の隅までほじくり返されてきたが、本国では地味な存在にとどまり、マイナーなレーベルからかろうじて再発されて7digitalで買えたりする
GospelbeacH / Sunshine Skyway (2015 - Pacific Sunrise)
すなわち新しい曲でも、よく知らないレーベルなら買える場合がある。これは軽快でちょっとレトロな米ロックの佳曲で、昨年11月下旬に買って年間チャート98位に滑り込んだ
Girls at Our Best! / Getting Nowhere Fast (1980 - Scared to Get Happy: A Story of Indie Pop 1980-1989)
Blue Orchids / Dumb Magician (1982 - 同上)
Another Sunny Day / I'm in Love With a Girl Who Doesn't Exist (1988 - 同上)
やはりネオアコ・プレイリストで紹介した、CDボックスセットとしては134曲、ダウンロード版は50曲を収める優れものコンピ。7digitalでは曲単位で買うことができなかったが、9.99ドルという安さ。iTunesストアでも1500円と安いようだ。既に持っていた曲や、削除してしまった曲もあるが、大半は残った
Antena / Seaside Week End (1985 - Camino Del Sol)
ネオアコの100曲からは漏れたが、当時の有力レーベル「クレプスキュール」から紹介されて人気のあったフランスのアンテナ
Fetty Wap / Trap Queen (2014 - Single)
PopMattersやPitchforkなど有力サイトの昨年のベスト・ソングスに軒並み選ばれた
Dave Rawlings Machine / The Trip (2015 - Nashville Obsolete)
10分を超すフォーク/オルタナティブ・カントリー系の曲。American Songwriterの年間ベスト・ソングスで選ばれ、ADM Newsletterでは別の曲が選ばれた
Kowton / On Repeat (2015 - Single)
これはFACTの年間ベスト・ソングスで選ばれたのだったか。(英米の)7digitalで買えなくなり、各種年間チャートが発表されてもむやみに買わなくなったが、漁れる限りは漁りたい
Guadalupe Plata / Tormenta (2015 - Guadalupe Plata 2015)
ADM Newsletterが推薦してきた、スペインのルーツ・ロック。少しワールドミュージック色がある。
7digitalはウィキペディアによれば、日本では2014年からオンキョーと組んで、「e-onkyo」なるハイ・レゾナンス音源の販売サービスを開始したそうで、さっそく訪ねてみたが、ひどいものだ。わが国で既に名の通っているアーティストの一部しか扱っていない。
オンキョーと組んだことで、7digital独自の日本向けサービスが開始される期待はついえた。欧米のブランド企業が、ロシアや中国、あるいは軍事政権のような国で営業しようとする場合、政府高官に賄賂を贈るとか、政府系の企業と合弁するとかの必要が生じる。わが国の風土も、そうした後進国と大差ないようだ