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トランボ ハリウッドに最も嫌われた男

2017-01-05 20:39:09 | 映画(映画館)
Trumbo@早稲田松竹/監督:ジェイ・ローチ/出演:ブライアン・クランストン、ダイアン・レイン、ヘレン・ミレン、ルイス・C・K、エル・ファニング、 ジョン・グッドマン、マイケル・スタールバーグ

『ローマの休日』を書いた男は、なぜハリウッドから追放されたのか?

第二次世界大戦後、共産主義排斥活動「赤狩り」が猛威を振るうアメリカ。その理不尽な弾圧はハリウッドにも飛び火し、売れっ子脚本家ダルトン・トランボは、議会での証言拒否を理由に投獄されてしまう。やがて出所し、最愛の家族の元に戻ったものの、すでにハリウッドでのキャリアを絶たれた彼には仕事がなかった。しかし、友人にこっそり脚本を託した『ローマの休日』に続き、偽名で書いた別の作品でもアカデミー賞に輝いたトランボは、再起への歩みを力強く踏み出すのだった…。

理不尽な弾圧と闘い抜いた脚本家の、苦難と復活の軌跡を描く感動の実話!

オードリー・ヘプバーンの可憐な美しさとともに語り継がれる『ローマの休日』は、恋愛映画の不朽の名作として世界中で愛されているが、誰がこの物語を思いつき、脚本を書いたのかを知る人はほとんどいない。本編にクレジットされなかった真の作者ダルトン・トランボは、いわれなき汚名を着せられてハリウッドから追放され、栄えあるアカデミー賞のオスカー像を受け取ることもできなかったのだ。

1940~50年代にハリウッドを震撼させた赤狩りによって、長らく偽名での創作活動を強いられたトランボが、愛する家族の支えを得て不屈の闘いを繰り広げる姿を描いた『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』。テレビシリーズ「ブレイキング・バッド」で知られるブライアン・クランストンが、硬い信念を貫いたトランボの型破りでユーモアに満ちた生き様を体現し、アカデミー賞主演男優賞にノミネートされた。激動期ハリウッドの内幕を細やかに描くとともに、言論や思想の自由という現代に通じるテーマを追求した本作は、観る者の心を揺さぶってやまない—




はなみ ‏@hana3873 1月3日
ニュース女子は前から酷い番組だった。女子とかついてるけど、おっさんたちが一緒に出演してる女性たちに世の中について教えてあげる、みたいな構図で気持ち悪い。女性たちも、うんうん、ふ〜ん、へぇ!日本すごい!韓国中国ひどい!みたいな感じだし。オエ!

さるとら ‏@sarutora 1月2日
なんとなくテレビを見ていたら、ドランクドラゴンの鈴木という人と子役がアメリカの動物園を訪れる、という番組で、オランウータンを見た鈴木さんが「昔、西新宿にこういう人いっぱいいたけどね」というような発言。鈴木さんもだが、これをテロップ付きで流すテレビ局も相変わらずひどい

滝季山影一@冬コミ3日目w07a ‏@ETakiyam 2016年12月5日
持ちこむな三銃士を連れてきたよ
「音楽に政治を持ちこむな」
「映画に反戦を持ちこむな」
「流行語に反日を持ちこむな」(New!)
その陰で一人とり残され涙にくれる、
「特撮に恋愛要素を持ちこむな」




「このテーブル乞食(ホスト)が! 太客の売り掛け金500万円を回収できなくて、ケツ持ちのウチに、店が泣きついてきたんだわ」 = 「日銀がアホノミクス・金融緩和の一環として年6兆円のペースで上場投資信託ETFを買い、ことし末には日銀の株保有率が10%を超す企業がユニクロ(ファーストリテイリング)をはじめ13社にのぼる。ETFには業績の悪い銘柄も含まれ、株価が経営内容を正しく反映しなくなり、経営の監視が甘く、不祥事を防ぎにくくなると懸念されている」


年金積立金を運用する独立行政法人GPIFも30兆円に上る日本株を保有。ヤクザなら、客から取り立てられなければホストを追い込んで奴隷労働や人身売買で元をとることができるが、日銀やGPIFのボンクラ役人にそのような管理実行能力は期待できない。ロクな結果を招かないだろう。

すなわち、トランプ相場が来た!とかいって投資を呼びかける雑誌や証券会社は、テーブル乞食ならぬ相場・株式市場乞食であるといえよう。米国発のリーマンショックで日本の方が傷が深かったように、日本そのものが何事も米国に左右される弱い立場であるのに加え、わが国は政府や企業やマスコミが序列化・官僚化されて、より一蓮托生度が高く、いざという時に下々の国民が(ホストのように)泣きを見ることは必至である。

TOKYO-MXの『ニュース女子』とかいうのがひどい内容で、以前にもSEALDsは中国や共産党からお金をもらっているというデマを流したし、先日も沖縄の基地反対運動はどこからか日当をもらっているのだという根拠のないヘイトデマをやっていた、と正月のツイッターTLで目にした。その回には脊山麻理子・杉原杏璃といったロンハー・ガールズが出ており、番組の広告主はDHCなのだという。

こいつらはテレビ乞食なのだ。ケツ持ちのヤクザ=自民党政権の意向を忖度し、政府に逆らう者や野党を悪く印象付ける情報操作を行う。コンテンツの表現の自由は、報道の自由から決して独立しているわけではない。大いに結び付いている。映画のトランボは素晴らしい。どんな逆境でもユーモアを忘れない。こうした映画が作られることこそ、トランプの暴走=マッカーシズム再来に対する牽制球になりうるし、アメリカの偉大さを示すものだ。ひるがえって日本の現状は、あまりに薄ら寒く、笑いも凍る—


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