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えろしー / 背徳 ずっと好きだった2

2019-12-09 17:19:42 | 書肆(しょし)マガジンひとり
親友である克也の彼女・美尾に恋してしまった光成。克也は克也で素敵な初体験を夢見る悠子から言い寄られ…。優しい絵柄でリアルかつハードコアな恋愛事情を描くえろしーさんの第3作はロングセラー『ずっと好きだった』の続編。もどかしく切ないムードが渦巻きます(A5判フルカラー56ページ・成人向け・売価1000円・イベント頒価800円)

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コミックマーケット97では3日目【月西ゆ38a】GIRLS RESIDENCE(伸長に関する考察さん)にもう1点の新刊『はがー / 観察日記2』と合せ委託します。えろしーさんは関西ご在住で来場されませんがお立ち寄りいただければ幸いです。


高橋留美子さん『うる星やつら』の諸星あたる、伊藤理佐さん『おるちゅばんエビちゅ』のかいしょうなちと、女性作家によるギャグ漫画で主人公の彼氏が浮気者に設定され、でも好き、離れなれない腐れ縁のように描かれる。うる星の主人公はラムでなくあたるだそうですが。

小中学校、女子のほうが社会性が強く、社会的な意味での自意識は男子より早くから大人である。無理目でも、バレンタインのチョコがモテ男に集中すること、あるいは少女漫画の多くが恋愛テーマで人間ばなれして脚の長いイケメンしか登場しないことなど、社会的動物としての女の本能を反映したものだといえよう。

2年前、冬のコミケに当選したにもかかわらず新刊の予定がなく、ツイッターで流れてきたえろしーさんのネタ絵がストーリー性があって手慣れており、生産力がありそうだなと思って続きを描き足してもらって本にさせてもらったのがご縁の始まり。元々漫画家を志していたえろしーさんは建設系の会社勤めで漫画から離れ、ひさびさに習作執筆を再開したタイミングであった。瓢箪から大駒。対人能力が高く、ツイッターのやり取りを肥やしにできるえろしーさんはみるみるフォロワーを増やし、昨冬の2作目『ずっと好きだった』はトータル3000超のヒット作に。

実践的かつフェミニンな性描写は、いわゆるレディースコミックとは一線を画し、良質な正統派の少女漫画が大人向けに装いを新たにした趣き。満を持しての今回の続編をお楽しみください😊 
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