マガジンひとり

オリンピック? 統一教会? ジャニーズ事務所?
巻き添え食ってたまるかよ

衰えてからのThe Who

2015-03-30 20:50:37 | 音楽
耳鳴りがしている。ブーンブーンと。
以前あった、うつの症状の一種である耳鳴りは、朝や入眠時には消えたが、今回のは消えない。
物理的に聞こえなくなる、突発性難聴ではないかと耳鼻科を受診したものの、原因ははっきりせず、聴力も異常なしとのことで、2週分の薬を出してもらって様子を見ることに。

昨秋の不整脈(期外収縮)のように、一過性で治ってしまえばよいのだが―




私も50歳だ。年老いて、あちこち衰えが表れてからの方が人生は長い。
といえばザ・フーって、私が洋楽を聞き始める頃、ドラムのキース・ムーンが亡くなって、バンドは存続したものの、全盛期に比べパワー半減だとか、曲もパッとしないとか、古株のファンや評論家から叩かれがちだったと記憶するが、2002年にベースのジョン・エントウィッスルもなくし、ギター&ソングライターのピート・タウンゼント、ボーカルのロジャー・ダルトリーを残すのみとなっても、サポート・メンバーを迎えて活動中のようだ。

今にして思えば、衰えたって言われたFACE DANCESIT'S HARDの頃でさえピートとロジャーは35~37歳で、有吉(40歳)やサバンナ高橋(39歳)より若いのだ。
曲も、ピートのソロ作に良い曲が集中し、フーの曲はやや残り物感が否めないが、言われるほど悪いものではない。
年をとる前に死にたいとか歌って、ロックが若かった時代を象徴する一方、燃え尽きもせず、遠景に退いても生き残り、人生の含蓄を示し続けている―





iTunes Playlist "The Who in Decline" 80 minutes
1) Who Are You / The Who (1978 - Who Are You)
2) Empty Glass (Demo Version) / The Who (1996 - Who Are You: Reissue)



3) Rough Boys / Pete Townshend (1980 - Empty Glass)
4) Let My Love Open the Door / Pete Townshend (1980 - Empty Glass)
5) A Little Is Enough / Pete Townshend (1980 - Empty Glass)



6) You Better You Bet / The Who (1981 - Face Dances)



7) Stop Hurting People / Pete Townshend (1982 - All the Best Cowboys Have Chinese Eyes)
8) The Sea Refuses No River / Pete Townshend (1982 - All the Best Cowboys Have Chinese Eyes)
9) Slit Skirts / Pete Townshend (1982 - All the Best Cowboys Have Chinese Eyes)



10) Eminence Front / The Who (1982 - It's Hard)
11) Why Did I Fall for That / The Who (1982 - It's Hard)



12) Mary / Pete Townshend (1983 - The Definitive Collection)



13) Roger Daltrey / After the Fire (1985 - Under a Raising Moon)
14) Give Blood / Pete Townshend (1985 - The Definitive Collection)



15) Now and Then / Pete Townshend (1993 - Psychoderelict)



16) It's Not Enough / The Who (2006 - Endless Wire)



17) Turned 21 / Wilko Johnson & Roger Daltrey (2014 - Going Back Home)



Definitive Collection
Hip-O Records
Hip-O Records
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする