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大妖怪展 土偶から妖怪ウォッチまで   あべのハルカス美術館

2016-10-21 | ア-トな話し
東京 東京都江戸東京博物館 2016年7月5日(火)~8月28日(日)
大阪 あべのハルカス美術館 2016年9月10日(土)~11月6日(日)

「百鬼夜行」に描かれた妖怪たちの姿は、一見すると無気味ながら、実に愛らしさにあふれています。本展では、古くから日本で愛されてきた妖怪の表現の展開を、縄文時代の遮光器土偶から、平安・鎌倉時代の六道絵、辟邪絵、中世の絵巻、江戸時代の浮世絵、そして現代の妖怪ウォッチまで、国宝・重文を含む一級の美術品が出展されいます。

「妖怪」の展覧会は馴染みがないのでワクワクしますよね。


付喪神図(つくもがみず)
伊藤若冲 作
福岡市博物館 蔵

怖いと言うよりもお茶目で楽しそうな雰囲気

あの若冲がこんな絵も描くのだとびっくりですね。小生の若冲のホームページです。

幽霊を描いた作品もたくさん出ています



幽霊図

円山応挙 作
千葉 徳願寺 蔵

手に注目ですね



名所江戸百景 王子装束ゑの木 大晦日の狐火
歌川広重 作
東京都江戸東京博物館 蔵
広重最晩年の代表作「名所江戸百景」118枚の中でも白眉とされる作品



百物語(ひゃくものがたり)こはだ小平二(こへいじ)

葛飾北斎 作

中外産業株式会社(原安三郎コレクション)蔵
※展示期間:10月12日~11月6日



相馬の古内裏
歌川国芳 作

没後150年 歌川国芳展を思い出します ここ 国芳の浮世絵にスカイツリー?

巨大な骸骨にびっくりしますね


とう尽くし画帳摩道 入道
河鍋暁斎 作

河鍋暁斎記念美術館 蔵

河鍋暁斎の展覧会は以前に行きました ここ




重要文化財 百鬼夜行絵巻(部分)

伝土佐光信 作
京都・真珠庵 蔵
※展示期間:10月12日~11月6日

「百鬼夜行絵巻」とは、妖怪たちが行列をする「百鬼夜行」のさまを描いたとされる複数の絵巻物の総称である。



ミュージアムショップではピンバッチのガチャガチャがありました





国宝「六道絵 衆合地獄」

聖衆来迎寺蔵

※展示期間:10月18日~11月6日


絹本著色六道絵 15幅 - 鎌倉時代の作。源信の『往生要集』に説く六道(地獄、餓鬼、畜生、阿修羅、人、天)のありさまを絵画化したもので、全15幅からなる。



重要文化財「みみずく土偶どぐう」

縄文時代後期(前2000-1000)辰馬考古資料館蔵

ガラスを使ったり映像を使ったりして展示には工夫されている

古代のこれが妖怪という言葉とは違うけれど通じるものがあるのかな



妖怪ウォッチ ジバニャン

妖怪ウォッチは 2013年7月に株式会社レベルファイブから発売されたニンテンドー3DSのゲームソフト。2014年現在はテレビアニメが放送されているほか、「コロコロコミック」「ちゃお」(ともに小学館)にて漫画が連載されている
大人にはなんとなく分かるけれどという人が多いですよね


土偶から妖怪ウォッチまで  まさにその通りの展覧会でした

あべのハルカス美術館一覧表
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