湘南徒然草

湘南に生まれ、育ち、この土地を愛し、家庭を持ち、子育てに追われ、重税に耐える一人の男の呟き。

バリアフリー事始23

2006-06-14 21:06:05 | Weblog
我が子の瞳は
それはそれは可愛いものでした
初めて見た、あの時の喜びを
私はけして忘れることは無いでしょう

小さな、痩せた赤ちゃんの
丸い瞳は、とても大きく見えました
ただ、かわいいだけでなく
私は、その瞳に
知性が宿るのを、はっきり感じました

この子は何かを考えている
泣くことも笑うこともできないけれど
自分の喉に挿された管の先を
まっすぐ見上げている
自分が今、置かれている状況、運命に対して
何も分からないまま
考え続けているのだ
管の先に
自分の運命があるかのように
素直な表情のまま
不思議そうに
見つめ続けている・・・
コメント
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