湘南徒然草

湘南に生まれ、育ち、この土地を愛し、家庭を持ち、子育てに追われ、重税に耐える一人の男の呟き。

危機管理意識の乏しさ・・・大震災の教訓3

2011-03-14 11:16:49 | Weblog
計画停電をすると官房長官が発表した直後
実際には、その必要はないということで、停電はしませんでした
一体、官房長官発表は何だったのでしょう?

じつは、私が原子力発電所の事故で心配したことの二番目がこれでした
電力不足です・・・それも今後長く続くであろう恒常的電力不足です

もちろん、一番心配したのは、事故による放射能漏れや核爆発です

そのような最悪の事態が避けられたとしても
原子力発電所が使用不能となれば、長期にわたる電力不足は避けられません
発電所は簡単に作ることはできないからです

国際的な信用度の高かった日本の原子力技術が
今回の事故を機に信用失墜となるとしたら、それも残念です
しかし、これは自業自得ですから、やむをえません

確かに想定外の事態ではあったでしょう
しかし、安全対策の甘さを感じます

それは自衛隊にもいえます
自衛隊の戦闘機が津波に流されている情景を見ると
情けなくて、観るに耐えません
エンジンにも電子機器にも濁流が入り、使い物にならないでしょう
撃墜されたのと同じです

地震の直後
なぜ、全機発進を指示しなかったのでしょう?
あんな低地に自衛隊の航空基地があるのも解せませんが
地震発生直後に全機発進を指示しておけば
貴重な軍用機を多数失う事態は避けられたはずです
まるでミッドウェーの敗北を思わせる事態です
航空自衛隊に人材無しです

燃え盛る石油コンビナートは今も燃え続けているのでしょうか
一つ燃えたタンクは、消す術も無く
次々に貴重な石油資源を炎と黒煙に変えて
有害な粉塵を大気にばら撒き続けるのでしょう

現代日本の危機管理意識の乏しさをい象徴する現象ばかりを見せられます



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