湘南徒然草

湘南に生まれ、育ち、この土地を愛し、家庭を持ち、子育てに追われ、重税に耐える一人の男の呟き。

「かんぽの宿」と法治国家の崩壊

2009-01-19 20:50:06 | Weblog
「かんぽの宿」と聞いても
あまり旅をしない私には、はじめは何のことか分かりませんでした

どうも”かんぽ”というのは簡保のことで
これは郵便局の簡易保険のことらしいということが分かりました
そして例の郵政民営化の一環として
これを売却、民営化することになったらしいのです

売却は法律にも定められ
その通り、入札により購入者も決まりました
法律通り事は進み、何の問題も無かったわけです
これに「待った」がかかったのです

しかも「待った」をかけた張本人が
法律を執行すべき役割の”内閣”のメンバー、鳩山邦夫総務大臣なのです

このことを分かりやすく、例えると
直進の道路標識の指示に従って走っていたら、進入禁止で止められた
・・・というようなものです
一体、何に従って行動したらいいのでしょう?

大臣が法律の執行を否定するのですから
鳩山総務相の発言は、法治国家の根本を否定するものです
本来であれば、麻生首相は直ちに鳩山氏を総務大臣の地位から解任すべきです

法律は国会の議決で成立します
法律で決まったことを大臣が否定できるのなら、国会は不要です
日本国憲法によれば、国権の最高機関は国会です
総理大臣といえども、法律を否定することはできず
そんなことをすれば、憲法を否定したことになるのです

当然、野党は鳩山総務相や麻生総理を全力で攻撃しなければなりません

しかし、奇怪なことに、野党は鳩山総務相の発言を支持しているのです!

普段は、どうでもいいことで、内閣や首相を攻撃し
対立しなくてもいいところで、不要な対立を煽る野党が・・・なんと!
この重大問題にかぎり、内閣に同調しているのです!
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