湘南徒然草

湘南に生まれ、育ち、この土地を愛し、家庭を持ち、子育てに追われ、重税に耐える一人の男の呟き。

父に近付く”最後の時”

2023-02-27 17:00:34 | Weblog

昨日午後、父を預けている施設から連絡があり

父の容態が悪いので、来てほしいということでした

急いで、妻と行くと、すでに私達の言葉に反応しない父がいました

ベッドに横たわったまま、口を開いて、微かに息をしているだけです

 

状況を確認し、看護士など病院スタッフとも話し合い

入院などはしなくてよいと伝えました

看護士も、私と同意見でした

この状態で呼吸器を付けても、酸素は吸えても二酸化炭素を排出する力が無いし

点滴をしても、水分を排出できないので、危険があるとのこと

 

実際のところ、ここまで弱っていると

病院に搬送しただけで死んでしまうケースもあるということです

彼らは、経験を積んでいるので、意見が的確です

私の考え方に、全て同意してくれました

 

私は、母の時も、祖父の時も、最後の医療手段は不要であったと思いました

あれで、ほんの数時間でも命が延びたと言うのだろか?

何もしないでも、同じであり

むしろ、患者は、はるかに楽に最後の時を過ごせたのではないかと思います

 

すでに元気な頃から、父とはこの問題を話し合っており

無理な延命はしないことを互いに同意しています

私には、一切の迷いはありません

 

 

 

 

 

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