昨日午後、父を預けている施設から連絡があり
父の容態が悪いので、来てほしいということでした
急いで、妻と行くと、すでに私達の言葉に反応しない父がいました
ベッドに横たわったまま、口を開いて、微かに息をしているだけです
状況を確認し、看護士など病院スタッフとも話し合い
入院などはしなくてよいと伝えました
看護士も、私と同意見でした
この状態で呼吸器を付けても、酸素は吸えても二酸化炭素を排出する力が無いし
点滴をしても、水分を排出できないので、危険があるとのこと
実際のところ、ここまで弱っていると
病院に搬送しただけで死んでしまうケースもあるということです
彼らは、経験を積んでいるので、意見が的確です
私の考え方に、全て同意してくれました
私は、母の時も、祖父の時も、最後の医療手段は不要であったと思いました
あれで、ほんの数時間でも命が延びたと言うのだろか?
何もしないでも、同じであり
むしろ、患者は、はるかに楽に最後の時を過ごせたのではないかと思います
すでに元気な頃から、父とはこの問題を話し合っており
無理な延命はしないことを互いに同意しています
私には、一切の迷いはありません