無意識日記
宇多田光 word:i_
 



あら?ソニーストア360RAイベント予約枠復活してるの? 1枠当たりの人数を増やしたのかもわからんね。

これで予約取れて当日行ったら店員さんが親切で、ついつい体験レビューを甘めに書いてしまうまでがワンセットですかねぇ。どうしてもそういうとこで人情出ちゃうもんだからね。…私でなければ、ね(笑)。勿論あたしゃ何の手心も加えませんのでどうぞ宜しくw

って、イベントの話ばっかしてるうちに他のニュースも上がってんのよね。『君に夢中』のMVがYouTubeで3000万回再生突破とかね。それにアルバム『HEART STATION』の15周年記念日もスルーしたし『This Is The One』が2009年当時iTunesUSAの総合チャートでTop20に入った話とか『Distance』アルバム22周年とか、色んな記念日もスルーしてる。いやそれを言うなら今日は『20代はイケイケ!』のDVD発売20周年なのよねぇ。だったら『40代はいろいろ♫』のDVDも今日出てたらよかったのに…時代は変わった。20年だからね。

幸せなことですわ。24周年を迎えたアーティストについて、たった今リリースされた音と来月の予定について話すことで手一杯だなんて。しかも新しいサウンドにチャレンジしてこうやってリスナーから無茶な文句言われてるなんざ、本当に今を生きてるアーティストって感じで。その上、時代に翻弄されてる感じがない。ベテランが若手にすり寄って名前を売るとか全く無い。なんだったら若手の方が宇多田ヒカルの御威光に頼ってたりするまである。リナ・サワヤマが『First Love』をカバーしてたりね。イギリスじゃアンタの方が遙かに売れてるんよ?

こういう雰囲気が、ヒカルの40代を指し示してるんじゃないかな。周りに惑わされることなく、かといって忘れ去られるでも侮られるでもない、現役なのに流行と無縁という独特の立ち位置で、その上シーンのど真ん中で影響力を発揮していくっていう、ね。

…なんか年度末ってことでマトメみたいなこと書いちゃったけど(笑)新学期新年度からイベントの予定が埋まっていくだなんてさ、ホント恵まれてるっていうか…っていうシヤワセムードな書き方は暗雲フラグだから気をつけねば!(笑) 春先にフル回転で頑張ってた2009年は、CDアルバム発売週に倒れたんだったものね。だが今は息子が居るから大丈夫なはず! マイペースで、次のアクションを起こして欲しいものですな。あんまり雰囲気に飲まれることなく、のんびり行きましょう。

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前回尺の割に話を詰めすぎたので補足しとくと、スイッチング前提の映像とステレオ音声の組み合わせもまた、「音と絵が合ってない」のは同じな訳でね。映画とかだと映像に合わせて音の出所を変えたりというのは特に映画館で5.1chが普及して以降は珍しくないんだけど。足音が右端から左端まで移動していく、みたいな演出はね。

なので、我々は音楽ビデオ~DVDで「引きと寄せが激しく入れ替わる映像と定位が全く動かないステレオ音声」の組み合わせでお家でライブコンサートを観賞するのに既に慣れているから違和感はそんなに感じていない。そういうものだと学習しているから。よって、360 Reality Audioの音声と普段の映像の組み合わせも、意識しなかったら違和感を感じない人が大半だと思われる。

しかし、まず最初に目を閉じて360RAのサウンドに触れた場合、頭の中で「まるで部屋の中にバンドメンバーが揃って音を出しているみたいだ!」と“解釈”をした後に、今度は目を開けてその“普通の”映像をみたときに、普段のステレオ映像を観ている時に慣れて違和感を感じなくなっている感覚に引っ張られて360RAの効果が減じられる可能性も“人によっては”考えられる、ということだ。普段ステレオ映像でライブコンサートを観賞する習慣が無い人は、そうならない可能性の方が高いわね。360RAの効果はそのまま維持されるだろう。

これ、だから本来なら、360RAの効果をアピールする為には、定点カメラを固定した映像をずっとワンカットで流すのが一番いいのよね。『40代はいろいろ -Live from Metropolis Studios』のジャケ写のあのアングルでね。そうすれば、「目の前に宇多田さんが居て歌ってる!」という感覚がより強くなると思われるんだが、どうだろうかね。

で、そうすると、ソニーストアのシアタールームでの体験ってどうなるのか? まぁ既存の映像を流すだろうけどさ。いや実は前回(とその前から度々)と今回言ってる事って、『Laughter in the Dark Tour 2018』映像をソニーストアで観たときにも言ってたことなのよ。

https://www.sony.jp/store/retail/event/utada-sonystoredays/

↑こんときのね。まぁだからここを5年以上読んでる人にとっては今更な話題だったりするんだけど(また言ってる、と思われてそう)、そんときも、私個人は「音と映像が合わんなぁ」と愚痴っていたんですわ。なので、目を閉じて堪能したり、またそこから顔を上げて映像を観たりと様々なやり方で観賞してみましたよ。結論はこれもわかりきってることで「3DVRと組み合わせないと」でしたわ。

で。今回のソニーストアでのシアタールーム360RA体験イベント、話によると1枠1名の予約の可能性があるんだと!? お部屋を独り占めってことですかい。確かに、『Laughter in the Dark Tour 2018』観賞の時はお部屋に10人くらい入れての観賞だったので、部屋の中央から外れた位置に座った人は13.1chの有難味を減じる結果となっていたかもしれないので、1枠1名は太っ腹な話だわね。周りの目も気にしなくていいというのも相俟って没入感は相当のものになるかもしれないわ。果たして4年前と較べて何が同じで何が違ってるのか、この目と耳で確かめ…たかったんだけど予約枠埋まるの早過ぎだよっ! 取れてないっすよ私。ということで今回は皆さんのレポを待ちたいと思いまーす。

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