片麻痺との二人三脚

孤独に甘えず、後ろ振り向かず、希望失わず、唯前進あるのみ!

事務局メンバー降雨確率60%に失望しながら、取り組む「災害支援みんなの広場宝塚」準備

2011-05-21 10:05:40 | 「ボランテイア グループ」

 東日本大震災発生以来72日目、朝日新聞大見出し、「東電社長に西沢常務」赤字1.2兆円  経費削減5000億円、東電は20日、原発の事故の責任をとって清水社長(66)が退き、後任に西沢常務(60)が内部昇格する人事を発表した。
 同時に発表した2011年3月期連結決算は、純損益は1兆2473億円の赤字に転落。日本企業の純損失としては過去最大だ。
 イベント「災害支援みんなの広場宝塚」開催を明日に控え、兵庫県天気概況は日本海から南下する前線が通過するため、朝から夕方にかけて、雨が振り、雷を伴う所もある。
 今日の天候は日本海から南下する前線に向かって、南から湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定となるため、雲が広がり、北部を中心に雨が降る予報。

        

 快晴を信じて、イベント「災害支援みんなの広場宝塚」の準備に奔走して、ここ2ケ月、元気と勇気を願って「ミサンガ作り」・“みんなの広場”を象徴する「缶バッチ(100円)」販売、売上金は全て義援金に供出するフリーマーケット等被災地支援に結び付くアイデアを、女性リーダー達が中心に練りに練って作り上げた。
  本日は明日の準備に会議と準備作業が三つ予定される。

       

 10:00 「宝塚広域ボランティア連絡会」事務局会議、1階活動スペースに集合したメンバーは15人、女性委員は9名、残念ながら明日の降雨に備え、ガーデンズ広場の催しは「ぷらざこむ1」・「フレミラ」の館内に収容する事になり、リーダーから詳細に渡り、的確な移動案が示され、各部門の責任者が確認を行う。
 雨に備え
、入口の傘袋の用意と置き場所、ウッドデッキの屋台にテント組み立て、出入り口が砂と雨で汚れるのを防ぐ為にビニールシートを敷く等快晴であれば必要のない作業が増加され、全てVスタッフの肩に懸かってくる。

             

 打合せ終了後、1階活動スペースの什器移動に、男性6人に女性も加わって、力仕事に励む。
 左半身不随の体ではお手伝いする事は何もないが当日用の案内ビラ・ポスターの追加原稿をいただいて作成に取り組む。
 すっかり取り除かれた1階活動スペースには音楽Vグループが共演する「めふステージ」の舞台組み立てが始まる。
 皆さん「祭り」数回の体験者ばかり、リーダーの指示に笑顔いっぱい喜々として従事され、ドンドン仕事は急ピッチで進行する。
 昼食後、13:00 イベント各部門(物販・体験・紹介・飲食・屋台・ステージ)のリーダー会議、1階活動スペースは机・椅子が撤去され、全員カーペットに座り込んで、女性スタッフから明日降雨の準備について説明がなされ、質疑応答の後、散開して、13:30分の全員総会に備える。

       

 会場が2館に分散する各部門は運び込む什器、搬入する荷物等で大混雑するので、全員に集まって貰い、リーダーに説明した事項を確認の上、作業が始まるとリーダーの指示に従って行動する。
 3階フリースペースには百数拾人のボランティアが集合、ここも起立したままでスタッフの説明を聞いて後、それぞれが持ち場へ移動して、効率の良い会場作りが始まる。

     

 フレミラ3階で絵手紙体験教室を開講するVグループ「みそか」は6人の会員が集まり、大会議室内に机を並べ、壁際に作品を掲示、絵手紙が描ける様に絵具・筆が用意されていた。

        

 


ディサービス小林テーブルを飾る、「カラー」・「紫蘭」色とりどりの花々。

2011-05-20 14:35:57 | 「リハビリ」

 東日本大震災発生以来71日目、朝日新聞大見出し、「金利優遇で東電支援へ」大手銀、年4000億円相当、東電に融資している大手銀行は19日、東電の要請に応じて、金利を優遇し、融資を継続する方向に検討に入った。
 東電は原発事故で「投資不適格」の、寸前だが、優良企業に貸し出すのと同じ年0.5%ほどの超低金利を続ける。
 本日は早朝から晴れ間が広がり、空気は乾燥、日中温度は上昇してすこぶる心地の良い天候
 今日の兵庫県は日本の東海上に中心を持つ高気圧に覆われ、晴れ間が広がるが今夕から次第に日本海を前線が南下してくるため次第に雲が広がり、天気は下り坂傾向。

  

8:45分、ポラリス送迎車に迎えられ、ディサービスセンター(DS)小林のパワーリハビリテーション室へ、改装中で広くなったトレーニング室テーブルには清楚な感じのお花「カラー」・「紫蘭」が飾られ、色とりどりの花弁が入室者を歓迎してくれる。
 毎回、今日はどんな花が活けられているか観るのが楽しみ、通所の利用者がお庭に咲く花を切り花にして持参されるケースが多い。

    

聞くと、今日は「車椅子」のM氏が自ら切ってお持ちされたと伺う、古い仲間の笑顔が魅力的なM氏は、日頃在住の路地でお花の手入れを趣味とされ、ご不自由な体ながら草抜きもされている。
 ご自身が花を切断、新聞紙に巻き、水に浸して持参されたとご本人から聞いて、感激する。
 お花を含め、何事にも博識のUさん(89歳)に伺うと、すっと伸びた茎がりりしい「カラー」は純白の仏炎苞をつける花として有名だが、包みこまれた中の黄色いところが花だそうです。
 5月の花、紫色の蘭「紫蘭」はランというより多年草の草花として庭に群生しているそうだ。
 眼を楽しませて貰い、花の知識もふえる、筋肉トレーニング場としての週二回のディサービスセンターは有難い社会勉強の場所でもあります。
       

 トレーニングルームは先週から拡張工事(手洗いの新設・通路の拡張・物置の新設等)が始まって、壁際は混雑しているがマシン間移動通路は広くなり、4週間後の完成が楽しみだ。
 9:50分、6機種9種類のマシンを使用する「パワートレーニング」、自主トレ3種類器械 (各5分間)マシントレーニングが空け放たれた窓から爽やかな風が吹き込む、拡張されたトレーニング室で開始。

      


 トップに指名されたスタート機種は「トーソーエクステンション“腹筋”」・「トーソーフレクション“背筋”」、大胸筋・横隔膜筋を鍛えるマシンとして最適のトーソーエクステンション、胸にウエイト盤をピッタリ調整、腹筋で押し込み、最終時点で20数秒は息を吐き続ける。
 
40回をキッチリ行うと胸・腹に筋肉が盛り上がって来るのが意識される。
 「トーソーフレクション“背筋”」、体幹の前で両手を組む、最近毎朝の雑巾がけの成果があって、素直に左掌が開いてくれるのが嬉しい、両手を真っ直ぐ、上に挙げる。
 背中に25キロのウエイトを感じ、腹筋で背中を押しこみながら徐々に両手をトップの位置に挙げていく。
 このカウントも40回、殊更大きな声でカウント続け、脊椎筋の強化に努める。
 終了後、50ミリのお茶が美味しく感じられる。
        


イベントを支える裏方役の黒子、早朝から段ボールカット・義援箱作り等に熱中!

2011-05-19 16:34:56 | 「ボランテイア グループ」

 東日本大震災発生以来70日目、朝日新聞2段見出し、「節電  夏の甲子園 」決勝、初の午前中開始 準決勝までは8時から」今夏の第93回臨時運営委員会を開き、決勝を午前9時半開始とすることなどを盛り込んだ節電対策と東日本大震災の被災地支援策を発表した。
 今春の選抜大会から始まった「がんばろう!日本」キャンペーンを継続して、甲子園大会の入場料収入の一部は野球以外も含めた高校生の課外活動を支援するための義援金とする。
 本日も高気圧に覆われ、青空が広がり、昨日より熱い一日の始まり。日照はきつくなり、早くも強い紫外線に対する注意報が発令される。
       

 9:15  国道117号線から旧117号線に入った角のコンビニ「セブンイレブン」にて昼食弁当を購入、9:30分ボランティアの広場「ぷらざこむ1」入館、早朝から1階活動スペースでは「宝塚広域ボランティア連絡委員会」のボランティア スタッフがポスター作り・看板作製に取り掛かっている。
      

 女性スタッフの声掛けで集まったボランティアはイベント「災害支援みんなの広場宝塚」にて、ステージ・物販・屋台に参加されるVグループに所属される方々ばかり、この皆さんの応援があって、初めてイベントの基礎固めが可能となる。
 
昨日作成したA3用紙ポスターを貼り付ける段ボールをサイズ毎にカット、カット分を接着テープで繋ぎ合わせ、1枚の看板に作成の上、ポスターを貼り付ける細かい作業が続行される。
 震災支援オブジエ作成は芸術家タイプの男性スタッフが女性グループを指導しながら、4ℓのペットボトルをカット、巧みに組み合わせ作成中。

      

一芸に秀でた多種多様なボランティアが「ぷらざこむ1」被災地支援テーマの元に集合、5/22のイベント「災害支援みんなの広場宝塚」作りに懸命の作業中だ。
 
被災地に「元気と勇気」メッセージする呼び掛けに、逸早く応募した、高齢者・障害者と絵手紙を楽しむVグループ「みそか」の作品はボード三枚に仕上がる。

      

 その後、会員から寄せられた素晴らしい秀作品がたまり、本日追加作品の作成も兼ねて,ボランティアM先生と会員がジャンル別に整理をしてボードに貼り付ける作業を行う。
 絵手紙の画材は「茄子」・「胡瓜」、筆の使い方を習いながら4枚作成、本日出席の皆さんはそれぞれ素敵なメッセージを添え、仕上げた作品をビニール袋に入れ、セロテープを使って貼り付けていかれる。

      

 12:00作業を中断、板張りの飲食スペースにて、女性グループに入れて貰い、談笑仲間に入って、各自持参のお弁当を戴く。
 午後は事務局スタッフから追加ポスター原稿を20数枚依頼され、机上のパソコンに向かう。
 「東北4県物産展」・「被災地支援ボランティア相談」・「どこに義捐金を送りますか?」等ポスターに表現する内容は増加するが残念ながら当日雨模様の情報が入り、雨対策にラミネート加工が求められ、手間が掛かる。
昨年は大雨で苦労させられたが今年も降られるかと思うと一気に失望感が広がる。

        


「災害支援みんなの広場 宝塚」イベント5/22控え、追い込み急ピッチ!

2011-05-18 11:55:20 | 「ぷらざこむ 1」

 東日本大震災発生以来69日目、朝日新聞大見出し、「原発収束 期限変えず東電、冷却工程は改定、東日本大震災で被災し爆発事故を起こした原発について、東電は17日、1ケ月前に示した事故の収束のための工程表の改定版を示した。
 この間、新たに炉の損傷や冷却水の漏れが相次いで見つかったが、当初示した7月までに原子炉を安定的に冷やし、今後5~8ケ月以内に事故を収束させるという目標は維持する。
 近畿地方は日本の南海上に中心を持つ、移動性高気圧に覆われ、見事な晴れ間が広がり、日中は28℃を超える。

        

 9:30分、福祉コミュニティプラザ ボランティアの広場「ぷらざこむ1」へ入館、事務所内は、爽やかな風が吹き抜け、居心地は抜群なれど、吹き込む黄砂の関係で、机上は何処もザラザラ状態。
 1階活動スペースに於いては各Vグループが三々五々集まって、打ち合わせとポスター作りに余念が無い。
 一部看板・オブジエも仕上がり、壁際に並べられ、5/22イベントで象徴的なモニュメントが期待される。

        

 5/22(日)に予定していた第8回宝塚福祉コミュニティプラザまつりは未曽有の被害をもたらした3/11日の東日本大震災の影響により、名称も「災害支援みんなの広場宝塚」に変更して、ご参加の皆様からの「あたたかい心」と義捐金が、被災地支援に届けられます。
 
内容も一部変更し、バザーや屋台の売上金は義捐金にあてるなど、各グループごとに何か、支援活動に結び付く思案が検討されています。
 まつり実行委員会は、願いをこめて「宝塚広域ボランティア連絡委員会」の名称が選ばれ、4日後に控えた本番に向け、急ピッチの追い込み作業に大童の状態だ。
 左半身不随の体では、什器の移動・会場の設営・近辺への連絡等力仕事は全く役に立たず、机上のPCを使用してのお手伝いを依頼していたところ、心優しい女性リーダーが、本部で準備するポスター類の作成を電子メールにて頂戴する。

       

 本部関係では、義援金の行先案内カード(日本赤十字社・全国里親会)、「救護室」・「駐輪場」・「ボランティア相談」等会場明示10数、ポスターでは、「総合案内」・「フリーマーケット」・「義援金箱」等20数枚。
 貼る場所・取り付ける箇所・貼る、取り付け方法を考慮して、A4用紙のタテ・ヨコ、1枚に何字か、予めメモ書きしてパソコン入力に取り掛かる。
 Word⇒ワードアートギャラリー⇒スタイル選定⇒色選択・・・・1枚毎に、A3用紙を指定して、カラープリンターで作成する。

         

 実際に「総合案内」は・・・A4用紙⇒余白⇒上下左右10㍉⇒総合の2文字入力⇒赤を選択・・・・カラープリンター⇒A3用紙⇒プリントアウト。
 文字が11~15字まであるものがあって、A3用紙をヨコに3枚連結して、1枚のポスター作りとなる。
 仕上がりポスターを確認するため、机から印刷機までの移動は杖を使わず、何拾回の往復作業は結構なリハビリテーション、半身不随者にはPCの勉強・刺激とやり甲斐・リハビリ運動につながる嬉しい仕事だ。

          

 取り付け場所ではヒラヒラすると支障があるポスターはラミネート加工が必要、機械にスイッチを入れ、十分保温されてから加工作業に取り掛かる。
 
立位姿勢が求められるラミネート加工、A3ラミネートを立てに広げ、折り返しの筋目に、A3用紙をズレ無いように挿入するのも片麻痺には難しい仕事、既に数回の体験が役に立って、10数枚を仕上げる。

 


デジカメ 取り入れ,アルバム作りPC支援、今月の絵手紙画材「新生姜」

2011-05-17 11:57:11 | 「リハビリ」

 東日本大震災発生以来68日目、朝日新聞大見出し、「2・3号機もメルトダウン東電公表データーで判明、東電原発の2・3号機でも完全な炉心溶融(メルトダウン)が起きていたとみられることが、16日に東電が公表したデーターで分かった。
 3号機では溶けた核燃料がさらに下の格納容器内に落ちた恐れもある。東電によると、機器の記録から、1~3号機は地震によって自動停止。配管の破断などの兆候は見られないとしている。
 
今日は旧暦の 15夜、寒気を伴った低気圧が通過、温かい空気と冷たい空気がせめぎ合い、荒れ模様の天候をもたらしている。
 今日の兵庫県は寒気の影響で大気の状態が不安定となり、所により雷と激しい雨が降る予報。
        

 9:10分、Vグループ「パソシエ」のPC個人対応サポート、御殿山からノートPCご持参のWさん(83歳)に1対1で向き合う。
 デジカメを購入され、このGWに行楽地で撮った写真をアルバムに、収めたいのがWさん本日の課題。
 「パソシエ」で指導いただいた資料「写真をアルバム風に、Wordで纏める」を参考に始めるが指示通りに操作を行うと、記憶に繋がらないので資料A4用紙Ⅰ~3までの内容をWordで入力をしていただく。
 1、ページ設定 フアイル⇒余白⇒上下左右を10㍉程度にして、OKをクリック 2、写真をWordに挿入する 挿入⇒図⇒フアイルから⇒ピクチャフオルダが開くので、好みの写真をクリックして、挿入ボタンをクリックする 3、挿入された写真をサイズ変更する・・・写真をクリックして選択⇒四隅の角の〇印(ハンドルと呼ぶ)をドラッグして好みの大きさに縮める。
 用紙の横半分以下に縮めると操作しやすい。挿入された写真の右側でクリックし、空白キーを1回叩いて空白を入れる。
 約60分余りで文字入力を完了、名前を付けてドキュメントに保存の上、新規Wordに1~3の操作手順で写真の挿入を行って頂く。
 割と簡単にお花の写真が挿入され、大喜びのWさん、側から手伝いながらの操作より、ご自身で手順を入力しながら覚える方が実践的と理解され、今日は二歩も三歩も前進されました。
       

 午後は13:00から4月新メンバーでスタートした高齢者・障害者に絵手紙の楽しさをサポートする絵手紙教室「みそか」2回目の教室。
 会員が集合する前にスタッフ集合、入会金の確認と整理、並びに各自立替金の支払いを済ませる。
     

 今週末5/22のイベントには、昨年度からの持越し金を使って、参加する会員にお弁当を配ることに決め、本日参加人員を確認する事にする。
 本日の画材は「新生姜」・「レッドオニオン」・「洋人参」・「ラデッシュ」、Vスタッフが買い揃えた新鮮な野菜類が並べられ、次々と入室される皆さんが手に取られ、早速気にいった画材と取り組んで居られます。

     

教わっている 画材のポイントは①じっくり観察②特徴を捉える③図柄は大胆に・・・与えられた画材4品を完成する。
 全員が書き終えた15:30頃、全員の作品を並べ、ボランンティアM先生・T先生がそれぞれの作品を褒めながら批評され、改良ポイントを指摘される。
 この方式は以前無かったことで、皆さんの受け入れは好評、互いの向上心を刺激しているようだ。

        

         

 

 


運転中、状況の変化に対する“反応のむら”を指摘された、2回目」高齢者運転講習会」

2011-05-16 16:14:16 | 「リハビリ」

 東日本大震災発生以来67日目、朝日新聞大見出し、「震災翌朝に全燃料溶融1号機解析 東電 把握遅れる、東電は15日、原発1号機が、3/11の東日本大震災による津波到着後、原子炉内の核燃料が冷却水からすべて露出し、5時間半後には燃料溶融が始まっていたとの暫定的な解析結果を発表した。
 これまで燃料が溶融したのは翌12日だとしてきた。事故対策の前提が大幅に違っていたことになる。
 東電は現在の1号機の炉心状態について「燃料は崩れたが注水により水の中にあるとされ、安定的に冷却されている」と強調する。
 週明けの月曜日は気圧の谷が近づき、薄雲が広がり、天候は下り坂。
 今日の兵庫県は寒気を伴った気圧の谷が接近し、北部では雲が広がり、夜遅くには雨や雷雨、南部でも雲がが広がり、雷を伴う予報。

       

本日は、3ケ月前に予約した「武庫川自動車学園」にて、法定で定められた「高齢者運転講習会」日、3年前に続いて2回目の受講となる。
 8:15分、尼宝線から「天神川」に沿って南下 、阪神自動車学院を更に下って、受付開始9時前に到着。
 予め了承をいただいた駐車場に車を停め、幅の狭い登りにくい階段を上がり、2階会場に至る。

      

会場には女性一人を含め、緊張気味の9人の高齢受講生、前回も体験したが40数年前に接した自動車教習所の愛想のない講師とは急変、教壇のスタッフ3人は笑顔満面で、優しい言葉を巧みに使い、硬い高齢者の表情を崩してくれる。

      

始めは全員で講習予備検査(認知機能検査)、①今の年・月・日・時刻・・・・成績は100点、②絵を見た後、どんな絵があったかを聞く・・・・成績は16問中9問解答56点③時刻を言うので、その時刻の時計の絵を描く・・・・成績は大針のみで示し、50点~総合点での注意は記憶力・判断力に心配はありませんが加齢により機能が変化するので、適度な緊張と慎重さを忘れないようにとあった。
 自己反省、時刻の表示では大・小の針については、頭が真っ白になり、大針のみにて表示するお粗末さ・・・。記憶力テストでは、記憶を意識過ぎて、スラスラと出てこない。
        

ペーパーテストの後、3人一組でグループ行動、始めは運転実技、今回私はハンドルにグリップの取り付けを申し出をするが学校に予備が無く、後部座席でお二人(81歳・76歳)の運転を見学する。
 講師の指示で走り、横断歩道⇒クランク道路⇒車庫入れ⇒坂道と走り、ポイント毎にユーモアを交えた運転注意事項は高齢者が犯しやすい運転事故を指摘される。
 特に車間距離、一旦停止の標識見落とし、バックで車庫入れの際、急ブレーキの踏み方に注意力を集中する。高齢者事故にアクセルとブレーキの踏み違えで、大事故に繋がるケースが多い事がデーターとして記録されている。
 再び、2階会場に戻り、精密器械を使用して「動体視力測定」・・・結果は0.2(平均) 同年代での評価 2:やや劣る 30~59歳との比較 2:やや劣る、」「夜間視力検査」・・・通常視力1.2、視力回復時間63秒 75歳以上で 3:ふつう 、眩光下視力0.4 75歳以上で 3:ふつう、「視野検査」・・・結果は右眼:89度、左86度合計175度 視野は3人の中で最高点。
         

最後に全員が集合、「高齢者講習終了証明書」を受領して、終了した時刻は12:30分。
 免許書の更新は公安委員会からの通知書が到着してから、本日の証明書を持参して手続きを行う。総合点ー1.374(A0点、B15点、C4点)、運転適性検査・・・反応の速さ2、正確さ3、むら3、複数の作業を同時に行う能力:正確さ3、速さ3、むら3、ハンドル操作3・・・その時の調子で、操作が遅れたり、危険に気づくのが遅れる。


“ショートスティ”に体験してみたい甲南老健、SV研究会で知る先駆的な福祉施設

2011-05-15 14:29:52 | 「ボランテイア グループ」

 東日本大震災発生以来66日目、朝日新聞大見出し、「1号機  冠水作業を断念」福島第1 地下に汚染水3000トン、東日本大震災に被災してメルトダウン事故を起こした原発1号機で、東電は14日、原子炉建屋地下に大量のたまり水があると発表した。
 原子炉を冷やすために注いだ水が汚染されて漏れ出しているとみられ、東電は格納容器に水をためて冠水させる作業を事実上断念し、漏れ出した水を再循環させて原子炉を冷やす検討を始めた。
 スガスガしい日曜日の早朝、西日本は引き続き、高気圧に覆われ、青空が広がる。
 
今日の近畿地方は高気圧の圏内で概ね晴れますが上空の寒気や日射の影響で雲が広がっていく予報。
 素晴らしく晴れ上がった9:00 5/14開業したばかりの「こむの事業所」前で社会福祉協議会 長尾支部M氏と待ち合わせ、大阪天満橋の労働会館「エルおおさか」に向かう。

       

 本日は高齢者・障害者が互いに支援の輪を広げるネットワーク作りを研究するシルバーボランティア研究会(SV研究会)2011年度第1回研究会。
 高齢者のボランティア活動の意義と可能性を求めて、テーマ「介護老人保健施設でボランティアをすること、受け入れること」甲南介護老人保健施設 師長濱中恵子氏の後援会に出席。
       

 予約した「エルおおさか」会場6階 定刻10:00に10数名の会員が集合、プロジエクターを使って60分の説明と和気あいあいの60分質疑応答 が行われた。
 六甲アイランドに位置する3階建の当老人保健施設は開業10年、(財団法人)甲南病院は3病院2施設を傘下に、「人類愛の精神に基づき、悩める病人の為の病院たらん」を理念に掲げている。
 病院と自宅の中間施設として、リハビリを目標としながらも利用者は、近隣で3ケ月毎のたらい回しになっている実例を良く耳にするが此処は皆無と聞いて驚く。

      

 定員は80床、病院からの受け入れ70%以上、平均年齢84.9歳・平均介護度3.6、最長老は104歳、入所されてから5年も居られると伺い、在住するコミュニティにて福祉施設は変わると再認識する。
 スタッフは介護職員30人・看護職11人と他施設と比べ、マンパワーが多いのも特徴。
 受け入れ老健の条件として多種類の薬を服用する患者(月2万~3万円)は制限されるのが常識とされているが此処は服用薬代の制限は設けていないと伺う。
 当院の理念が活かされていると感じたのは睡眠に眠剤を使用しない方針で薬剤に頼らない方法を追及している。
行事ボランティアとして、5感に良いとされる音楽ポップスジャズ・よさこい踊り・腹話術等を行うV、日々業務のVとして・習字の手習い・散歩介助・傾聴・読み聞かせ等多岐に渡るVさんが活躍さている。
 年間の行事、V募集・Vの指導・Vの適正審議を行う、師長を委員長とするボランティア委員会を設置しているのも特徴。
 Vの義務と責任として、活動の前にオリエンテーションを受け、活動の内容を記録に取ることを決めているのは他施設では見られない。


5/22「災害支援みんなの広場宝塚」最終打合せ“三会議”、チャリティーライブは♪馬頭琴

2011-05-14 17:06:14 | 「ボランテイア グループ」

       

 東日本大震災発生以来55日目、朝日新聞大見出し、「住民の健康診断今月から、事故検証来月IAEAに福島第1  政権の工程表判明、東電原発の事故をめぐり、菅政権が作成している事故対応や復興、被災者支援などの工程表の原案が明らかになった。

 「被災住民の安心・安全の確保」では、5月中に住民の健康調査を実施し、その後は地域住民の長期的健康管理に入る。

5月の薫風も爽やかに、高気圧に覆われ、新緑が眩しいばかりに輝く。

今日の兵庫県は東シナ海に中心を持つ、移動性高気圧に覆われ、気持ち良く晴れ上がり、気温は26℃を超える。

本日は大詰めに近づいた、5/22災害支援イベント「災害支援みんなの広場」 の最終打ち合わせ会議が三つ予定され、9;00にボランティアの広場「ぷらざこむ1」入館。

 正面玄関左右は日曜大工Vグループ「でえくさんず」、花壇管理Vグループ「お花畑」の皆さんの管理が行き届き、見事な包み込むような新緑が来館者を迎えている。

社会福祉協議会ボランティア活動センター掲示板には、最近被災地支援石巻市に行かれ、感心した大学生ボランティア報告が写真と共に掲示、東京で集合した大学生は往復バス代5000円を負担、食料品も持参して、基本1週間、風呂無しのテントで復興作業に従事、新メンバーと入れ替わりに帰途につく。

 この過酷な状況を平然とこなし、笑顔・笑顔で帰路につく、若者について書かれている写真と文章に驚嘆する。

 10:00宝塚広域ボランティア連絡委員会の事務局会議、10数人のメンバーが集合、リーダーの女性委員が主力で、本日の全体会議・部門会議の進め方を審議。

東日本大震災支援を目標にするイベントのメイン会場「ガーデニング広場」には、ペットボトルで作成した『勇気と元気を』表現した巨大オビジエに激励メッセージ白布を掲げ、売り上げは全て募金に廻す①「フリーマーケット」、②「ミサンガ」・「缶バッジ」販売③東北物産展④多種多様な義捐金コーナー等を設置する等工夫をこらしたイベントが集中する。

 総合案内所も「みんなの広場」に設け、来場者は先ずガーデニング広場に集合するように楽しい仕掛けを組み立てる。

 13:00リーダー会議、引き続き開催される全体会議にて確認する事項を説明、①各種届け用紙(販売届け)の確認②前日の応援体制チエック③駐車場用紙の配布④当日の役割確認(トイレ・横断歩道)等を報告確認。

13:30分、今イベントの最終全参加ボランティアグループの代表が出席、事務局の各担当責任者(什器係・備品係・駐車場係・メイン会場係等)が当日の段取りを詳細に説明、質問に答える。

2500人~3000人が集まる大イベントだけに細かいところまで確認が続く、例えばトイレ当番は備品の補給以外に清掃も求められ、自主管理の「ぷらざこむ1」の特色が映し出される。
 14:30分、部門会議(飲食・物販・体験・紹介・屋台)に分かれて、各部門のリーダーが本日確認事項をそれぞれの部門で互いに確認を行って終了。

15:00 3階フリールーム№48<こむの音楽会>今回はチャリティライブ「モンゴル・馬頭琴」・・・14:00から始まっていたライブも終盤、馬頭琴に合わせて~ご一緒に歌いましょう~は♪おぼろ月夜・♪夏は来ぬ・♪ふるさと・・・を手話に合わせて会場の皆さんは盛り上がりました。

 


午前、「膝伸ばす・曲げる」マシントレ、午後、「楷書止め・撥ね」学ぶ書道。

2011-05-13 15:29:06 | 「リハビリ」

 東日本大震災発生以来64日目、朝日新聞大見出し、「高放射線 爆発前に把握」福島3号機 東電、公表せず、原発の事故をめぐり、東電が3/14に水素爆発を起こした3号機の原子炉建屋について、その前日から高い放射線量のデーターを把握していたにもかかわらず、公表していなかったことが分かった。
 原子力の専門家らは「作業員や国民の情報共有のため、具体的な数値をいちはやく明らかにすべきだった」と指摘している。
 
3日ぶりの好天、今日の近畿地方は、東シナ海に中心をもつ高気圧に覆われ、概ね晴れる。
 やや強めの風が吹き、広く黄砂の飛ぶ見込みと予報される。

      

 8:40分、連日、ポラリス送迎車に迎えられ、DS小林へ、可憐な「スズラン」が飾られた、お馴染みの親しい女性三人席に座席を占める。
 いきなり、座るわけにもいかず、丁寧にお断り、お許しを得て、可愛い「日本のお母さん」代表的なTさんの前に専用の硬い椅子を移動する。
 話題は5/8の「母の日」、家族から
祝福された皆さんに戴いたプレゼントを伺うとUさん(89歳)は料亭「明月記」にて夕食会、Tさん(88歳)は米寿のお祝いを兼ねて、祝い金5万円とマッサージ器、Kさん84歳は海外ブランドのハンドバック、それぞれ皆さん、ご家族から豪華な祝福を受け、幸せを噛みしめて居られました。
 少子高齢化を問題視している社会現象の中、政治は好高齢化にメッセージを発信して、高齢者が経済をリードする仕組みを組み立てる必要性を感じる。
     

 本日のマシントレーニング、歩行の基本動作「膝を伸ばす」・「膝を曲げる」にポイントを設定、「脳卒中」後遺症にて左上肢・下肢機能全廃直後の7年前は、床に落ちているモノが拾えなかった。
 「屈伸姿勢」を取るには膝の屈伸が不可欠で、特に曲げることが困難、転倒防止に、曲げる筋肉強化に6年~7年を要する。
 未だ、完璧では無いが椅子から立ち上がって、床に落ちたモノを取得できるようになったのは最近の事だ。
 「レッグエクステンション膝を伸ばす」、椅子に座り、ウエイト2.5キロを持ち上げ、膝を伸ばして10秒~15秒支え、元に戻す。
 「レッグフレクション膝を曲げる」、同じく2.5Kのウエイトを膝の筋肉で曲げていくが、伸ばすとは逆に麻痺左膝には曲げる感触が感じられず、右ひざの力を借りて押し込んでいく。
     

 午後は14:00からボランティアの広場「ぷらざこむ1」1階活動スペースにて、Vグループ「米谷書道教室」に家人と揃って出席、指導ボランティアO先生の添削をいただく。
 1階西側のテーブルに席を占めた仲間10数人、O先生から戴いた楷書お手本を参考に筆を走らせる。
 全くのボラティア先生はお手本は自らコピーされ、配布下さり、数ケ月に1回練習用の半紙も戴き、街の有料書道教室以上に、ご熱心なご指導に頭が下がります。

       

 本日の楷書は「ヨコ一(イチ)」王・土・干、「タテ1(イチ)」十・中・神、「タテイチの止め」本・作・門、「タテイチの撥ね」水・事・寸を学ぶ。
 添削を受けると一番難しいのは「タテイチ」の止め、「門」を書くと右の撥ねは兎も角、左の止めが不十分で文字に締りが出てこない。
 先生のご指導では筆を、下まで降ろした際、少し持ち上げ、戻すと膨らみが出来て、止めが表現される。

 

 


「歩行」に絶対不可欠「爪先・踵・膝」の働き、運動神経遮断された体に「三機種」の効果?

2011-05-12 14:18:18 | 「パワーリハビリ」

 東日本大震災発生以来63日目、朝日新聞大見出し、「3号機も高汚染水流出福島第一  海で基準の1.8万倍、東電は11日夕、3号機で取水口付近の汚染水を防ぐ為に設置されたシルトフエンスの外側の海水から基準濃度の約1万8千倍のセシュムを検出したと発表した。
 3号機で確認されたのは初めて、東電は応急の流出防止策を講じた。水漏れの事態について東電は漁協、政府は米国・周辺諸国に連絡した。
 2号機についで3号機も同じような水漏れが起きたことは、極めて重大な問題だ
 昨夜は非常に激しい豪雨に見舞われ、深夜から未明の集中降雨が心配されるも早朝は大雨警報が解除され、1号台風(勢力を落とし熱帯低気圧に変化)の影響は免れる。
 今日の兵庫県は日本海を進む前線を伴った低気圧や熱帯性低気圧の影響で、雷を伴った雨予報。
      

 9:00(株)ポラリスDS小林「トレーニングルーム」入室、「パワーリハビリテーション」開始前後は「DS小林文庫」から文芸春秋5月特別号を拝借して読み耽る。
 今月号は総力特集「東日本大震災 日本人の再出発」、天皇陛下のおことば全文、著名作家の寄稿文から叡知結集41人の緊急寄稿等継続した震災支援を命題とする、日本国民として「われは何をなすべきか」を考える指針となる。
文中から
「陛下のおことば」・・・被災者のこれからの苦難の日々を私たちが様々な形で少しでも多く分かち合っていくことが大切であろうと思います。
 「石原慎太郎氏」今こそ他力本願の甘えを脱し、日本人が自立すべき時だ・・・若者たちが目覚め、多くが被災地で復興のために汗を流すようになれば、素晴らしいことだと思います。
 「瀬戸内寂聴さん」今こそ、切に生きる・・・黙って耐え忍ぶ。被災地の人はこの災害にじっと耐えている。
 幸いにして、この度は被災を免れた者は、被災者にこれ以上耐えさせてはならないと思います。
       

 9:40分「マシントレーニング」開始、出席利用者は①体を温める「ホットパッグ」組②自主トレ三機種組③パワーリハ六機種組に分かれて、筋肉トレーニングに励む。
 パワーリハ六機種組でスタート、心掛けることは9種類マシン毎に1、コップ50mlの飲料水、2、声出しは「ハッキリ」カウント、3、マシン移動は マシン⇒給水ポイント、4、各マシン30回励行
・・・を着実に実行する
 時間の経過と共に血液の流れが良くなることが自覚され、心地良い空腹感に満たされていく。
      

 10:50分、自主トレ三機種①ステップバイク②ストレッチベンチ③のびのびストレッチ、運動開始。
 この三機種は筋肉を鍛える事より、筋肉のバランスを矯正する事が主たる目的。
 左半身不随者には右半身の健常筋肉と左半身の機能全廃筋肉との、バランスを保つ、至極困難な調整動作となる。
 「両手両足漕ぎ」は左半身の下肢麻痺からくる「爪先・踵・膝」の機能全廃、上肢麻痺からくる「握力」低下が原因して、滑らかな動きが全く不可能。
 しかし、初めて取り組んだ時に比べると、ぎこちなさが解消してきたと思う。
 ストレッチベンチ・のびのびストレッチは「爪先・踵・膝」の機能回復が少しでも可能となる様に関連筋肉の柔軟さと伸びを追及する。