片麻痺との二人三脚

孤独に甘えず、後ろ振り向かず、希望失わず、唯前進あるのみ!

握り締めたままのマヒ左手が開いた・・・!「整体の手技」

2010-05-31 16:19:15 | 「リハビリ」

 上空に寒気が入り、雲が広がり、大気の状態が如何にも不安定な様子を呈する31日月曜日。
 風邪気味の体調では長袖シャツ一枚ではヒンヤリした風にクシャミを連発する状態が続く。
 9:30 「宙健康院」I先生来宅、6/23「祭り」当日降雨中の駐車場当番、その後全館を廻っての記録写真撮りも無事遂行を報告して喜んで貰う。
 当日又は翌日に筋肉・関節に痛みが感じられないことは充分機能が回復しつつあると判断される。
 「仰臥姿勢」・「うつ伏せ姿勢」を各2回取りながら両足・両手の筋肉・関節に“ほぐし”の手技を受診する。

 マヒ左足の踵を固定しながらゆっくり伸ばしていくと関連する硬直した筋肉が上部へ向け、弛緩していくのが随分心地良く感じられる。
 踵を固定した状態で引っ張ると「カクーン」とした体感を伴い、マヒ上肢へ開放感が流れる。
 うつ伏せ姿勢は苦痛を伴っていたが慣れてくると顎の位置で全身を支える事も可能になってくる。
 腰椎を押えながらの手技を受け、先生の指示でマヒ左手を「グー」・「パー」を繰り返す。
今日は何時もより5指が広がり、親指も広がっているのに驚く。
 握り締めた状態では汗をかくシ-ズンにはすえた匂いが発生、皮膚が薄くなり傷がつきやすく、化膿症状を起こす恐れが心配されます。
常に空気に触れる状態が保持出来ればその心配が開放される。



三途の川からお呼びが掛った・・・?「私の闘病記」

2010-05-30 17:38:54 | 「脳卒中」友の会

 高気圧に覆われ、日本晴れの最終日曜日、宝塚「脳卒中」友の会 第63回「交流会」に18人の仲間が集まり、発表されたお二人、「私の闘病記」に体験を通して意見交換を行いました。
 忘れてしまいたい発症時の苦闘を想い出し、原点に返って不便ながらも現在の状態維持に喜びを見出す事に意義があると思っています。
 本日の意見交換の中でもリハビリテーションは大きな成果は無くても現状の生活が維持できる事に専念すべきとの意見発表に肯く人が多く居られました。
 K氏1種1級 脳内出血 右マヒ・・・近隣の公民館にて「老人ボケ」について、ボランティア講演中に倒れ、救急車で入院される。
 脳内出血が小さく固まり、手術無しで2日後に集中治療室から病棟に移され、記憶が戻るが言葉・発声も支離滅裂の状態が一週間余り続く。
 JR尼崎の脱線大事故のニュースから記憶が甦ってくる。
 PT40分・OT40分のリハビリ療法が始まるも早く歩きたい自分の気持ちに反して病院の制約で出来ない。
 焦りから看護師・家族に相当厳しく当たり、随分お世話になったようです。同室の人から、早く退院して「自宅で歩く事です」よと忠告される。T氏1種1級 脳内出血 左片麻痺・・・深夜3時半に発病、市立病院に緊急搬送、家族は手術は50%から60%の確率と言われ、どうしますか・・問われるがそれも手術の予定があるので午後になりますとの返事。
 しかし、その後事情が変わり、8:30から6時間を要する手術を受ける。
 翌日には意識が戻る。
 午後の手術でしたら確実に死亡に至っていたと言われ、左片マヒの後遺症が残るも命拾いしました。6ケ月後に1本杖で歩いて退院する。発表後、皆さんから体験を通して意見を集約する。①発症前の自覚症状・・・脱力感を感じた一人を除き、全員元気旺盛②生死を体験した人・・・大半がご先祖に呼び寄せられたり、骸骨に招かれる等三途の川の手前まで行った③焦り・寂しさ・怒りの体験・・・数名を除き大半が家族・看護師に当り散らす④病気の原因・・・ストレス・アルコール・食生活の乱れ⑤発症後の性格変化・・・涙モロクなる、怒りぽっくなる。


寒暖の差に咽頭をやられ、パワーリハは休止、悪寒を暖める「ホットパック」

2010-05-29 16:10:57 | 「パワーリハビリ」

 相変わらず風は冷たい、高気圧に覆われて日本晴れの週末土曜日。
 冷え込んでいた昨夜、微妙に乾く鼻の奥・咽喉のイガラミを感じながら起床、毎朝のリハビリ体操・発声練習を終える。
 8:40 財団法人 オーロラ会の送迎車に迎えられ、「風がヒンヤリ感じますね」との挨拶で乗り込み、5丁目⇒4丁目⇒千種⇒小林に到着する。
 何時もの様に装具を外し、室内履きに履き替え、定位置に着席、熱いお茶を戴くも、マシントレーニングに挑戦する前向きの気持ちが一向に盛り上がってこない。
 O看護師さんのバイタルチエック(血圧97-67)・(体温37.1℃)
体調不良がハッキリと低血圧・微熱に現われ、準備体操・NHKテレビ体操には参加するものの意欲が湧いてこない。
 少々寒気も感じられ、O看護師さんの奨めで体を温める「ホットパック」を施して暫らく様子を見る事にする。
 過去に「風邪気味」症状を声を出し、汗を流して吹っ飛ばそうと頑張り、こじらせた苦い体験があるので今日は慎重に対処する。
 熱いお茶を戴くと咽喉通りも良くなり、体が内と外からホカホカしてくる。
都合の良い事に読書中の海音寺潮五郎著「天と地と」を持参していたので、休憩室で読み耽る。
 上杉謙信を扱った数ある歴史小説のなかでも同氏の作品は上・下二巻の膨大な量、文献を駆使して越後・越中を細かく描写して、軍勢の鬨の声・疾駆する馬・入り乱れる武者・ひらめく赤や黒の旗や幟に夢中になった3時間余りを過ごす。


ワクチン271人分も集ったエコキャップ、「集めよう皆の力」祭りのパワー炸裂!

2010-05-28 16:51:09 | イベント

 今朝の未明頃からグーンと冷え込み、起きにくい朝を迎える。
 兵庫県は寒気の影響で雲が広がり、日中気温は低めに終始する。
 ジャンパーを着込んで、3日ぶりに「ぷらざこむ1」を訪れ、怠っていた業務の宝塚福祉コミュニティプラザのブログ「ぷらざこむのアルバム」、並びに「交流会出欠表」作成に取り掛かる。掲示板には第8回「祭り」のテーマ「みんなであつめようエコキャップ・プルトップ」で5/23に収集されたリサイクル品の集計が発表されている。
 「プルトップ」は186kg・・・“500kgで車椅子”、「エコキャップ」はワクチン271人分・・・800個でワクチン一人分、いずれにしても持参された個人・ボランティアグループのパワーの偉大さに感嘆する。
 回収品は地域の新聞店舗を通じて総括NPOに贈呈の予定です。
6/23「祭り」当日記録写真用として撮影したデジカメ写真をPCから選択して、10:00の開会から15:30の閉会まで時系列で紹介できるブログ作りを試みる。
 「祭り」総集編として5/24以降から毎日、「ステージ」・「屋台飲食」・「物品販売」・「紹介コーナー」・「体験コーナー」の写真数枚にコメントを挿入して紹介していく事にする。
 今日は5/24~5/28迄、エコ回収品・ステージ・受付け・こむこむマンを取上げる。
 6/17・6/19の交流会出席返信ハガキは110枚の発送に約半分の返事が戻り、出席返事のグループ名・氏名を両日に分けて、エクセルを使って作成に掛る。
 1グループ複数の出席を奨めた効果が現れ、一人以上の出席者が多いのは嬉しい限りです。
 最終的には木曜日が50数名、土曜日は25数名と相当片寄った結果となる。



「あなただったらどうする」と観る側にも選択を迫る映画<運命のボタン>

2010-05-27 18:01:19 | 「映画・演劇」

 昨日から引き続きヒンヤリとした風が強く、寒気の影響で雲が広がる。
 西高東低の気圧配置は長袖の上にジャンパーを着込まないと風邪を引きそうな冷えびえを感じる。
 映画好きシニア仲間4人で今月の映画鑑賞は若手映画監督リチャードケリーの最新作「運命のボタン」を西宮ガーデンズTOHOシネマズにて観る。
 今月は週末28日から封切映画が公開される予定で今日は丁度谷間に当たり、初旬から上映されていた問題作映画を選択する。
 冒頭はスクリーン一杯に不可解にして奇妙な出来事と、本映画 影の仕掛けの主人公をコンピューターの打ち出しのようなスクリプト文字で紹介されていく。
 ボタンを押せば1億円、但し見知らぬ誰かが死ぬ、決断の期限は24時間、たった一つの選択のせいでNASA勤務の夫婦がまさかあのような運命に陥るとは・・・!。
 鼻じ・ピースサイン・雷・誘拐・火星探査機と謎だらけのエピーソードが次々と登場して謎解きに夢中になる頭を混乱させる。何が言いたいのか良く分からない人物が登場したり、理不尽な究極の選択は、その為に有無を言わせない設定が恐ろしい。
『貴方』だったらどうすると観客側にも選択を迫ってくるようなシーンにはたじろぐ。
 映画全体を覆う、ゆるやかな悪夢の雰囲気が決して不愉快にならないのは映画が突きつけるテーマなのかも知れない。
 観映後の感想は他者をないがしろにして利益を得る人間の愚かしさ、誰かを犠牲にして自分の家族を幸せにしたい意識等皆さんから聞かれる。
 『貴方ならどうするは?』は押しますが二人でした。
 昼食はJR西宮駅付近の中華「華厨香」へ移動して、仲間のD氏の壮行会を行う。
 D氏は6月初旬から2週間の日程でニューヨーク・ヴアンクーバーへ海外旅行に家族と行かれる予定。
 ビールで乾杯して旨い中華料理を堪能する。



冷たい生ビール、『熱っ 熱っ』の旨い明石焼きを堪能した日帰り旅行

2010-05-26 17:11:51 | イベント

 近畿地方は上空の寒気の影響で曇り空が広がる月末の火曜日、セルフヘルプグループ「脳卒中」友の会日帰り旅行は恒例となった明石魚棚商店街へ出掛ける。
 集合場所と指定された阪急電車宝塚駅構内ベンチに集合したのは8人の仲間、2ケ月ぶりに待ち合わせした場所からはベンチが撤去され、不自由な体で立位姿勢を余儀なくさせられる。
 車椅子のS氏にはVグループ『外出介助の会』ボランティアU氏にご支援いただき、今日の日程を皆さんと確認して出発する。
 阪急宝塚駅⇒西宮北口駅⇒神戸高速駅・・・山陽電車⇒「明石駅」山陽明石駅南側に降りて魚棚を目指して南下、国道1号線を横断する。
 通行車両の多い国道は信号時間が短く、杖歩行の我々の足では一挙に渡り切れず、真中の避難所で一服する。
 蛸・近海魚で有名な東西の『魚棚商店街』は昼前のひと時ながら行き交うお客さんが少なく東入り口で記念写真を撮る余裕がありました。
 皆さんから疲れもあり、お腹も空いたので本日の目的「明石焼き」の店舗に入る。
 冷たい生ビールに『熱っ 熱っ』の明石焼きを頂いた旨さは格別のもの、毎年仲間と楽しめる喜びに感謝です。
 壁には著名人のサイン色紙が展示され、商店街でも有名なこのお店は<明石魚の棚>たこ磯。
 仲間のO氏の奥様は蛸の旨さはさりながら「お出汁」の美味しさを絶品されていました。
 昼食後は左側の店舗を物色しながら西へ歩き、突き当りでUターンしてお店の勧める試食品を頂きながらお土産品の「鰯のツミレ揚げ」を購入する。
  “たこフエリー”を写真に収めるA氏、帰宅をされるN氏と分かれ、6人は喫茶店に入り、コーヒーを飲みながら歓談を続ける。


恐竜の「環椎」化石と対面した「兵庫県立人と自然の博物館」

2010-05-25 17:13:58 | イベント

 雨上がりの早朝は霞が漂うように煙っていたが連日の降雨がカラリと晴れ上がり、3日ぶりの好天気に恵まれる。
 高齢者・障害者と伴に日帰り旅を愉しむVグループ「おでかけたい」の5月イベントは三田市弥生が丘の「兵庫県立人と自然の博物館」に出掛ける。10:00逆瀬川駅に14人の仲間が集合、3台の自家用車に分乗して、176号線を経由して三田へ向かう。
 生瀬~名塩を経由して山口に到る国道周辺の田圃は田植えに備え、水が満々と張られ、季節的には梅雨の走りを想わせる。到着した神戸電鉄「フラワータウン駅」付近の博物館の駐車場は事前申し込み形式で断られるが事情を説明すると快く、入れて頂き助かる。
 持参の車椅子に乗車する人、ガイドヘルパーに引率される人、杖歩行の人とそれぞれに支援者がホローして入館する。
 入館者は幼稚園児が数十人可愛い手を繋いで行儀良く館内を巡っている。
 丹波市山南町で発掘された化石がクリーニング作業を終えて、世界的に珍しい環椎(首の骨で第1頚椎)が展示され、発掘作業の映像動画と共に興味を惹かれました。
“人と自然”のテーマの元に数々の展示物は関心をよぶ、中でも神戸市垂水の日向遺跡より発掘された3000年前の“クスノキ材”(樹齢300年。直径2m・高さ30㍍)は匂いを嗅ぐと未だ3000年前の楠の芳香が感じ、皆さん大喜びでした。
 昼食はウッディタウン中央駅付近の三田新阪急ホテルへ移動して、2階の和食「玉兎」にて季節の味を活かした豪華な器に盛り付けされた和食を頂きました。
 席上偶々ご出席されたkさんのお誕生日を知り、皆さんで揃って「ハッピーバースデーツーユー♪」を合唱してお祝いで盛り上がる。
 帰途、三田パスカルに立ち寄り、地元の産物を購入する。


土砂災害警報が発令された兵庫県、濁流が川幅一杯に流れる武庫川

2010-05-24 16:36:51 | 災害天候

 昨日から降り続く雨は一晩中激しく屋根を叩く音に度々目を覚ます。
 低気圧の接近で雨脚が強まり、気象庁は大雨警報を発令、兵庫県も範疇に該当して幼・小・中・高が休校となる。
 予報では昼前から夕方にかけ、雷を伴って、局地的に激しく降る。
 昨日から買い物に行けない家内の要望で10:00過ぎから「スーパー万代に買い物に出掛ける。
 逆瀬川に合流する「支多々川」は急瀬を凄い流れが濁流を渦巻いて流れている。
 宝塚ゴルフ場からは流石に今日はプレーを諦めた御客さんの車が逆瀬川沿いの道路に溢れ出しているのが散見される。
 日頃は流れが目立たない逆瀬川も堰を乗越えて凄まじい濁流が武庫川を目指して荒れ狂って降って行く。
 中津浜線に入る道路沿いから見渡す武庫川は広い川幅を埋め尽くして奔流が川尻を目指して滔滔と動いている
 このような雨が二・三日も続くと想像すると危機管理の重要性が痛感される。
 「スパー万代」到着時は激しく振り出し、車内で待機する.


雨の中、ご来場頂いたお客様に「感謝」・「感激」・「感動」の“祭り”

2010-05-23 18:20:37 | イベント
未明から降り出した雨は夜明けと伴に激しくなってくる。「祭り」事務局は8:30分集合、
雷を伴う激しい降雨に警戒警報が発令されると中止と決めて、担当部署の確認と腕章・バンダナを受取り10:00開会に向けて準備に取り掛かる。社会復帰後、今回初めて「駐車場係り」を希望して、リーダーの「おでかけたい」M氏に補佐して貰い、杖を外して、右手で傘を指して所定の位置に着く。障害者専用駐車場に入る車の指定書を確認して誘導を行う。時間的には10時までの1時間、立ち続けて任務を全うして引き継ぐ。10:00の開会式を終了後から来館者が続々と詰め掛け、「めふ大劇場」・「未来劇場」にはお客さんが集い、音楽・手品・コーラス等に大きな拍手で応えて居られました。野外のテント内では「お餅つき」・「焼き鳥」・「焼きそば」・「一銭焼き」に行列が出来る盛況で、雨を吹き飛ばすボランティアパワー炸裂の様子です。

一日ズレて欲しかった土曜日の好天気

2010-05-22 13:39:03 | イベント
 概ね本州付近は高気圧に覆われて晴れる、早朝のボヤーッと霞んだ曇り空は大陸の黄砂の影響と天気ニュースで流れている。
 前線が近づく西日本は天気が下り坂、夕方以降は日本海側から降り出し、夜は太平洋側でも雨となる最悪の予想となる。
 明日の「祭り」に備え、10:00から事務局会議、ネットニュースでは明日は低気圧が朝鮮半島に進み、それから伸びる前線が東海地方に進み、雨は70%の確率という
 従って明日は降雨予想の元で館外で展開される「飲食・屋台」、「ガーデニング広場」の子ども遊び催し並びに物品販売の場所を「ぷらざこむ1」・「フレミラ」館内に移行する話が中心になる。
 既に各館1F~3F共に物品販売・体験コーナー・ステージ・紹介等に参加表明のボランティアグループが場所を確保しているので事務局で決定するわけにいかず変更段取りは難航する
 先方との調整は女性スタッフが引き受けて頂き、凡その変更レイアウトが決められ、次に13:00から予定する多数のVグループから応援をいただいて、会場設営に伴う什器の移動、搬入について打ち合わせが進行する。
 「祭り」はイベントが二つの建物を使用して挙行される性格上、初回から雨天決行で行ってきたが今回で2回目の雨天決行となる見込みです。
 久しぶりに昼食は受付ボランティアのT氏と「パーチエ」にて好物のカレーライスを伴に戴く。
 T氏はI銀行OBだけに経済事情に詳しく、最近の低迷する株式市況について、種々の情報を聞かせて貰う。
 定刻、3階フリールームには百数十名の応援ボランティアが各部門毎に明示されたポスター看板前に集合、事務局の女性スタッフの司会で開会。
 明日の受付・駐車場・警備・スタンプラリーについて担当者から説明があり、各部門毎のリーダーを確認して什器の移動・搬入に取り掛かる。
 肉体的な作業に不向きな私は作業進行を階毎にデジカメに収め、事後の参考に保存する。
 毎回参加するVグループが多く、手馴れた順序で什器の移動が進み、搬入器具で設置・飾り付けがドンドン進んでいく。
 1時間後には1階に100人収容の見事なステージが完成する。

ランティアぐ