片麻痺との二人三脚

孤独に甘えず、後ろ振り向かず、希望失わず、唯前進あるのみ!

街路樹 花みづき・満作が美しい「中津浜線」、「股関節」強化マシンは“これのみ”!

2011-05-05 15:01:56 | 「パワーリハビリ」

東日本大震災発生以来56日目、朝日新聞2面記事見出し、「原発避難  無力だった防災計画」、3/11役場の通信途絶 受け入れ態勢後手3/12無線指示混乱「西へ逃げよ」大渋滞、国内史上最悪の原子力災害となった福島第1原発の事故、自治体が作った防災計画の想定をはるかに超えていた。
 情報不足、交通渋滞、
住民全員がいっせいに避難する現場は混乱を極めた。
 GW「近場」が大盛況の報道に「ホット」する、「USJ」・「須磨海浜水族館」・「太秦映画村」は近隣府県の家族連れで大賑わい、家内が妹と出掛けた「大阪ステーションシティ」は「JR大阪三越伊勢丹」と専門店街「ルクア」の開店で50万人近い客が押し掛け、近づくことも不可能で3番街で昼食を摂った。
 南北に巨大商業ビルを従えた「大阪駅」、大阪の顔「北」が大きく変容しつつある。
 北陸以西は高気圧に覆われ、晴れ上がり、気温も二桁台に、各高速自動車道は上り線で渋滞が起こっている。
 東北大震災以来、ゴールデンウィークを契機に復興需要が少しづつ、喚起されていく徴候が感じられる。

            

 8:40 ポラリス大型送迎車に迎えられ、逆瀬台~南口~中筋を経て、中津浜線へ、街路樹の最盛期は過ぎたが新緑と重なりあって、「花みづき」・「満作」が美しい、天候に恵まれた「子供の日」。
 運転スタッフに伺うと「支那満作」の名称、マンサクとは「まず咲く」とのことで春が近づくと、枯れた木の中に4枚の細い花弁をつけた黄色い花が咲くそうです。
 今は花が落ちて赤い葉が盛りを示し、「花みづき」と綺麗なコントラストを見せて、眼を楽しませてくれる。

             
 到着したディサービスセンター小林のテーブル上には可憐な花「小手毬コデマリ」が3鉢、「野の草の図鑑」と共に置かれ、花の好きな利用者・スタッフのお蔭で、気分が癒され、且つ、花の勉強に喜ぶ。
 早速、図鑑で調べると「バラ科」、小さな5弁の花が半球状に集まり、それがあたかも一つの花であるように見え、いみじくも小さな手毬とは上手く命名したものです。
 9:30分、オリエンテーション、本日のリーダーはK氏、お話は「葵祭り」、5/4下鴨神社で行われ、テレビに放映された「斎王代」が身を清める「禊ぎの儀」の解釈、葵祭は5/3の「流鏑馬神事」、5/4の斎王代女人列から、5/15京都御所を出発した行列は下鴨神社を経て、上加茂神社へ詣でる「加茂祭」にてクライマックスを迎える。 平安朝時代から続く儀式は宮中の儀式だけは省かれ、「路頭の儀」・「社頭の儀」が春を演出する。
 鎌倉、室町時代は衰え、元禄時代に再興、東京遷都で中止されるも、明治中期に復活して今日に至る。
 
5/15 総勢500名に及ぶ平安貴族行列は牛馬に至るまで「葵アオイ」の葉で飾られ、葵祭の由縁と初めて聴き、知識が深まる。
 「アオイ」は山の清流に自生、小さな花を咲かせるが保存が効かないので当日に1万本当たりを準備すると伺い、三大祭りの一つの歴史の深淵さと文化が偲ばれる。
                  

 9:50分、マシントレーニング開始、本日の重要マシンは「ヒップアダクション・アブダクション“股間節の開閉”」、「脳卒中」後遺症に伴う、上肢・下肢機能全廃は運動神経機能が断たれ、股関節を動かす事が不能になると、お風呂に入るとき、湯船を跨ぐことが叶わず、機械入浴のお世話になる事になるので、毎回真剣に取り組む。
 
初めの両足を開く運動は、閉じた膝を開く意識で「イチ ニー サン シー」でゆっくり股関節を開き、「サン シー ゴー」で閉じていく。
 
開いた両足を閉じる際はマシンの力を借りて、左右に最大限開脚、お相撲さんの股割を真似て、ギリギリまで開き、数分間伸びている筋肉の感触を楽しんで、閉じ込んでいく。