未明から降り出した降雨、早朝も降り続き気温は下がる、きょうは全国的に風が強く、春の嵐となっています。 東京では昼前に最大瞬間風速273メートルの非常に強い風が吹く中、ソメイヨシノの開花が発表されました。
近畿や東海は昼過ぎまで雨で、風が強いため横殴りの雨になる全国概況。
今日の兵庫県は前線や寒気の影響で南部は晴れますが北部では雲が広がりやすく、昼前まで雨や雪が降り、雷も伴う天気予報。
8:45分、激しく雨が降る中、ポラリス小型送迎車に迎えられ、同乗者H氏・F氏とディサービスセンター小林へ、昨日の南風が冷たい風に一変、トレーニングセンター正面からの風に震える。
バイタルチエック時(血圧113-73、体温36.4度C)にいただいた熱い日本茶で体が温まる。
テーブルの話題は昨日開幕したプロ野球セ・パ開幕戦、08年から開幕戦4連勝中の阪神が、関本の3ランで一時は逆転に成功した。
昨夜のテレビはここで放映中止、先発の能見は7回を8安打3失点、8回は榎田が抑えたが9回に抑えの藤川が一死三塁で代打ラミレスに左前打を許し、同点とされた。
9:30分、オリエンテーション、本日配布された「ポラリス通信」2012年3月vol17には、”パワーリハで元気になりましょう”「避難生活を余儀なくされた高齢者は、閉じこもりにより生活不活発になり、歩くことができなくなる恐れもあって、このような高齢者に元気になってもらう実行支援と考えPDS多賀城開設」とあった。
東日本大震災被災地支援には、経済団体、医療業界、介護支援団体から多種多様な支援が継続されているが「身体の動き」と「精神的な活力」を高めるハードとソフトを蓄積している「ポラリスディサービスセンター」が開業されることは大いに意義あることと、歓迎される。
10:00 マシントレ開始、激しい春の嵐の中、送迎車に迎えられ、筋肉運動の出来る幸せを自覚し、「声出し”カウンテイング”」を目標に、No.1「レッグエクステンション”両足伸ばし”」から始まる。
脳梗塞後遺症で左上下肢機能全廃となった左足は外へ向かって曲がっていたが「パワーリハ」の励行で左右両足は負荷の掛かった器具にスムーズに添えられ、イチ 2,3,4とゆっくり持ち上げ、5,6,7,8とゆっくりおろす。
30回の運動が。動きの改善や筋肉の柔軟性向上につながっている。
No.2「トソーフレクション”腹筋づくり”」、声出しは横隔膜の上下運動に極まるが、腹筋強化を確認できるのがこのマシン。
ニー 2、3,4 でゆっくり24.5キロのウエイトを押し込み、ゆっくりと5,6、7,8で戻してくる。
腹筋が固くなっている状態を右手で確認しながら40回続ける。
このマシンのみ、前面に等身大の鏡がセットされ、全身を映しながら体幹の歪を訂正することは重要なポイント。
No.3「チエストプレス”両手上げ”」、「左肩関節軟骨摩耗」の疼痛も暖かさの回復と鍼灸のお蔭で治まり、痛みを伴わず、麻痺左手でグリップを握り、右手のリードで、サン 2,3,4とゆっくりあげて、ゆっくりと5,6,7,8で下ろしてくる。
この運動動作で麻痺左肩関節に筋肉がついてくる事を祈る気持ちで30回、高い所のモノを取る動作の改善につながると教わるが、来冬の厳寒時に疼痛の再発を防ぐべく、動かして筋肉の強化に努める。
9機種12種類のマシントレ終了は11:50分、本日の利用者では最終者、110分に渡る運動動作に満足する。
全時間器械に取り組んでいたわけではないが、待ち時間は空気クッションを使用して骨盤強化体操又は起立して麻痺左手の柔軟体操に取り組んでいるので使用エネルギーとして相当な量に達していると推察される。
※新潮文庫 上橋 菜穂子著「狐笛のかなた」読む