片麻痺との二人三脚

孤独に甘えず、後ろ振り向かず、希望失わず、唯前進あるのみ!

連休を前にして着々進む「福祉コミュニティ・プラザ」祭りの準備!

2008-04-30 17:36:54 | 「ぷらざこむ 1」

豊岡で30.5度を記録した、気温上昇の月末30日福祉コミュニティ・プラザ「ぷらざこむ1」の正面ガーデニング広場は各種の花が咲き揃い、華やかな装いに包まれています。
 先生に引率された保育園児が手入れされた花が一杯の花壇に沿った、中央広場の芝生で歓声を挙げ、走り回って遊ぶ姿は微笑ましく、此処「売布地域」の恵まれた安全な環境が地域の皆さんに喜ばれていることを物語っています。

 「ぷらざこむ1」館内は5月3日からの連休を前に5/11「福祉コミュニティプラザ」祭りの準備に事務局のメンバーは“FM宝塚”事前案内放送の打合せ、ポスターの作成、会場案内の作製、当日の備品確認等に大忙しの様子。
 約1ケ月のブランクではお手伝いする事が分らず、説明いただくにも大変なので前日・当日の予定表を戴き、自分の役割を確認する。


麻痺側左手握力「13.5kg.」にアップ!

2008-04-29 14:34:02 | 「パワーリハビリ」

北日本から西日本まで、高気圧に覆われ、気温も高く、絶好の天候に恵まれた祝日「みどりの日」、(医療法人)オーロラ会のパワーリハビリは14回目(3ケ月に一回)の体力測定日。
 「関西リハビリテーション病院」にて3週間の左上肢機能訓練を受診した直後の上肢・下肢機能アップを数字的に測定可能な機会と捉え、真摯に挑戦する。
 一定のコースを歩き、スピードを計測する「Time up&go」は左足装具新調の為、馴染まないせいか、12秒台が13秒にダウンする。
 開眼片足立ちは「2分間」挑戦を奨められ、余裕を持ってクリアー出来る。
 片麻痺も利き足の右が残されたので機能全廃の左を支えることが出来る為、辛うじて歩くことが出来る事に感謝です。
 椅子に座って立ち上がり、腰を降ろす動作を2分間内で何回行うかのテストも前回14回が12回に減少、左装具の足裏が爪先まで補う型に変更されてので急に立ち上がりに体重をかけることが困難になる。
 
握力テスト、右は毎回40kg.を突破、麻痺側左手は指が少々開くようになったので握力計のグリップに掌が掛かり、新記録「13.5kg.」を記録する。


『明石焼』を食べに<友の会>仲間5人西明石へ日帰り旅行

2008-04-28 19:18:00 | 「脳卒中」友の会

春の食欲にそそられ、脳卒中「友の会」五人の仲間と連れ立って、明石「魚棚商店街」へ明石焼を食べに出掛ける。
 寒冷期は控えていた日帰り旅行を4月より再開、第1回は3年連続恒例になった明石へ向け、10時宝塚を出発する。
 阪急「宝塚駅」→「西宮北口」⇒<山陽電車>神戸高速駅→「明石駅」・・・車中は阪急電車沿線の新緑、山陽電車は瀬戸内海・明石大橋を楽しみながら歓談に夢中になる。
 3年前は商店街の店舗でビール「明石焼」をいただき、満腹したつもりが二人の仲間は物足りないと寿司屋を探して出掛け、交差点のベンチで待っていたが寒くなり、先に帰ってしまった思い出話が盛り上がる。
 
「魚棚」商店街は混雑という状態でなく助かるが自転車が双方向から来るので危険防止で再三立ち止まる。
 
両脇の店舗は試食販売が多く、「蛸」「子持ちいか」等を摘みながら買い物を楽しむ。
 昼食は昨年食べた「蛸めし」「穴子天麩羅」の美味しかったお店を訪ね、順番を待って生ビールで定食を戴く。
 帰途は商店街を引き返し、此処も順番を待つ「明石焼」店舗の前で椅子にかけてから入店する。
 「おやつ」代わりにいただく熱つ・熱つの明石焼きは別腹に収まる感じ。


後遺症に悩む患者「駆け込み寺」の<脳卒中>友の会交流会!

2008-04-27 18:26:17 | 「脳卒中」友の会

新緑が輝く良い季節到来、朝食後、宝塚ゴルフ場東側の平坦な桜道コースで新装具をつけて歩行訓練を行い、家内に姿勢・足の運び等をチエックして貰う。
 
ゴルフ場内の樹木・桜並木の新芽が吹き出し、新緑の息吹を全身に感じながら約200m.コースを往復する。
 PT(理学療法士)に指摘された麻痺側足の踏み出し、体重移動後上へ伸び上がるように右足の誘導を図り、左右安定した腰の振りに留意して歩く。
 家内の批評は踵の踏み出しが安定してきて綺麗な歩行姿勢になってきた、自分も疲れが少なくなった感じがする。
 午後は14:00から宝塚「脳卒中」友の会第41回交流会に16人に仲間が集まる。
 今日は遠路大阪市東住吉区桑津からA氏ご夫妻が出席、ご息女が結婚され宝塚に在住、脳卒中「友の会」の存在を知られ、「脳卒中」後遺症に悩む車椅子生活の父上を連れてこられ、リハビリ生活の参考意見を求められた。
仲間が各々自己紹介を兼ねて発症経過、闘病生活、その後のリハビリ治療の苦労と立ち直りの経過をそれぞれが発表する。
 皆さん共通の忠告は麻痺症の克服は飽くことない日々の自己リハビリ、先ず車椅子から降りることが先決とアドバイスされる。


「前期高齢者」後半にさしかかった中学「同窓生仲間」の集い

2008-04-26 17:50:27 | 「小・中・高・大学時代」
連日の朝の冷え込みに着衣の選定に困惑、今朝は長袖の下着に、長袖のポロシャツを選び、上着にジャケットを羽織り、福祉コミュニティプラザ「ぷらざこむ1」へ出掛ける。
 (財団)プラザ・コムのマスコット「Tinaちゃん」が久しぶりの対面に喜んでくれ、飛びついてくれたのは嬉しかった。
 3週間ぶりに机上の書類を整理、未整理のデジカメ撮影写真の取り込み並びに各グループ別のフオルダに収納する。
 今日は併設レストラン「パーチエ」にて恒例の4ケ月に一回の、宝塚在住「S中学」同窓生の昼食会、毎回送迎する荒牧在住O氏の自宅に出向き、6人の仲間が12時半にテーブルを囲む。
 ビール乾杯後、開口一番「毎日何してんや・・・」、他人の日々の過ごし方が気になり、各々近況発表、次に中学入学から高校への転校話しから、友人の消息に及び最後は健康についてが多く・・・「先日、ゴルフ場の昼食で生ビールを飲み、帰途ジムでトレーニングを終え、帰宅途中に貧血で倒れ、救急車で運ばれた」『頻尿で検査したところ前立腺癌の疑い、体力がついたら手術の予定』等深刻な話が此処では明るく、人ごとのように話が展開する。

「胸は期待に膨らむ」、左半身不随から3機種目の短下肢<タマラック>装具仕上がる!

2008-04-25 17:53:44 | 「リハビリ」

帰宅後、昨夜からの冷え込みに震え上がり,下衣も長袖に着替え、風邪の防止に努める。
 病院の空調は乾燥し勝ちが欠点ながら温度管理は完璧なので寒さを感じないのでその点は居心地の良い所。
 退院翌日は早速外来通院、「脳梗塞」後遺症の左半身不随後、作製した左足装具、3機種目が今日完成の予定。
 右脳運動神経が死滅した結果、麻痺状態の左下肢は「踵」「足首」「爪先」が全く機能しないので完全装具に頼らざるを得ない。
 過去作製二つの装具は足首が曲がらない固定装具であったが今回はドクター・理学療法士の推薦で足首の曲がる短肢装具<タマラック>で採寸・石膏固めを行い、作製していただく。
 
いずれの場合も完成時は今後の歩行が楽になることを期待して胸がワクワクする。
 指定時間の13:30分ドクター・理学療法士7~8名集合、本日は<CI療法>の権威者Dドクターも参加されていて一層緊張する。
 
注目の中館内を3周、着用心地を問われ、以前使用の装具よりスムースに歩行できる感覚を申し上げる。
 更に歩幅を広げ、小幅に歩行とか指示され歩き、今後の注意点を聞かせていただく。その後、担当PTから40分、歩行のポイントを平行棒の中で全身像をみながら教わる。
 要約項目は左足を小さく踵から出し、上に伸び上がるように左に体重を移動、「ドタバタしない」「体が崩れない」ことを留意する。


麻痺側上肢機能訓練<CI療法>3週間入院費用は「70,950円」

2008-04-24 13:31:55 | 「リハビリ」

3週間と限定された入院リハビリであったが明日は退院となると心が躍り、今朝も6時前に起き出し身辺の整理に取り掛かる。
 朝食後、リハビリ中にお知り合いになった方々にお別れの挨拶を済ませ、読書を楽しませて頂いた「さくら文庫」に池宮著“平家”を返却して受付の方にお礼申し上げる。
 
当院は18:00から警備会社の派遣社員が夜間管理に勤務される。
 
曜日でメンバーが入れ替わるが皆さん親切で「パソコン室」利用は19:00までの決まりなれど30分の延長を認めて貰いお世話になりました。
 10:00 家内来院、1階受付事務所にて入院費「70,950円」支払いを済ませ、担当ドクターの経過報告を伺う為、部屋にて待機する。
 退院に際し、担当ドクターからの経過報告があるのも<関西リハビリテーション病院>が初めての体験でした。
 
過去2回入院した病院と比較すれば当院は掲げられている理念どうり患者が主役というシーンがしばしば見受けられた。
 他病院との大きな相違点はドクターを含めて挨拶が素晴しい、患者に対応するにはチームで対処、頻繁に家族を含めて情報交換を行い、退院には経過報告と今後のリハビリ方針について的確なアドバイスが行われる。


ドクターから<CI療法>受診可否、ボーダーラインぎりぎりであったと承る

2008-04-23 09:34:21 | 「リハビリ」

ドクターから「貴方は合格スレスレでした」と言われ、今回<CI療法>受診機会に恵まれた幸運を改めて実感する。
 評価測定の最終日は担当ドクターM先生の麻痺左上肢可動域診断、束縛式運動誘導法の適応最低基準はインターネットに紹介されていたように麻痺側の手を保持、手首がある角度まで曲がり、前腕関節を使い掌を表・裏に返せる、親指と人差し指で丸印が出来る、後ろに手が廻せる等が適用条件であった。
 H19/6来院、M先生の合格基準テスト面接で指示される麻痺側動作の大半が出来なかったが受診を熱望した気持ちを買って頂き、了承頂いた。
 先生の一言は唯本人の「ヤル気」のみを買っていただいた事と改めて幸運を理解する。
 今回の作業療法を受診した内容は4年前の7ケ月に渡るリハビリOT作業で教わったことばかりなのに退院後は疼痛を感じる面白くない作業療法とは距離を置き、歩行訓練ばかりに集中したマイナスが今回のOT受診で明瞭になる。
 
先生の可動域機能診断、指示される動作を50項目ばかり反復する。
 CI療法チエック50項目機能動作は事前6点が12点に、次は掌を表・裏に、指の1指から順に曲げる、親指と小指の触れたり等高度にして微妙な指・手の動きが求められる。
 事前は66/34点が今回は66/42点と評価点数はアップする。
 最終評価は肘が安定し、維持が可能となった結果、辛うじて口元まで手が添えられるようになった。


麻痺上肢機能回復<CI療法>効果測定は15項目の作業操作のビデオ撮り

2008-04-22 09:47:30 | 「リハビリ」

4/21(月)9:00 何時もの様に自主トレーニングを始めて1時間後、M先生の伝言で午後の評価測定に備え、安静にして過ごすく様、指示があり、自室に戻り読書・昼寝をして寛ぐ。
 15:30分、OT M先生「ゴールドフインガー」の巧みなマッサージで「ほぐし」「緩め」を20分間受診。
 筋肉が弛緩されたところで
ビデオ撮影の15項目の作業に取り組む、1作業は2分間、終了すると膝に両手を揃え待機の姿勢、不可能な場合でも2分間操作を継続することが前提条件でした。
 2週以前<CI療法>開始前に同じ作業動作を行ったことを思い出す。
 初めは簡単なことから机の前・横に座り、麻痺の左手を肘から机上に置き、続いて机上の箱の上に置く。
 狙いは肘を上手く使っているかどうかをチエックする測定と判断する。
 次からは難易度が高まっていく①机上のボールペンをつまみ指定の高さ迄持ち上げる②大クリップをつまみ机上の箱の上に置く③トランプ3枚を裏返す④3個のサイコロを積み重ねる⑤缶入りジュースを口元まで運ぶ⑥椅子の上の1kg.の把手がついた袋を持ち上げ机上に置く⑦カギをつまんで鍵穴に入れて廻す等・・・2回目の体験ながら緊張で手順を誤ったり、簡単と思ったことが初めに失敗して混乱するなど自己採点でも評価は芳しくない。
 終了後先生の感想は缶入りジュースを口元まで運べたことでした。大胸筋・肩甲骨筋が若干緩んできたことを評価され、帰宅後も「ほぐす」「伸ばす」「緩める」の自己柔軟体操の励行を奨められる。


「脳梗塞」発症後4年10ケ月で左半身不随「受容」に到った<CI療法>受診入院

2008-04-21 10:30:07 | 「リハビリ」

「関西リハビリテーション病院」<CI療法>受診最終、第三週の週明け月曜日を迎え、春一番の好天気に恵まれ、気分も最高で午後の評価測定を待つ。
 21
日間の麻痺側左上肢の機能回復訓練が目標であったが4年10ケ月ぶりの入院生活は闘病・リハビリ退院後の日常生活を振り返る良い機会になりました。
 不便ながら装具着用、杖を頼りの外出が可能となり、日々、目的先の恵まれた居場所を与えられ、社会復帰の第一歩を踏み出す事が出来ました。
 「生きがい」を求めていく私に接触される人々は親切に応対頂きながら、左半身不随からくる「悔しさ」「恨み」「ひがみ」「やきもち」等の“業の深さ”から反発したり、僻んだり、逃げ込んでいたことが反省される、振り返り入院生活でした。
 「脳卒中』後遺症に悩む悲惨な急性期の患者さんと一緒の同室生活、リハビリ治療を体験して自分の甘さ、傲慢さ、恵まれている現状に気がつき、少し素直な気持ちになった感じがします。
 発症する前の心身ともに健康な体と毎年の人間ドッグ受診で過剰に健康自信を持ってきた反動が大きく「何故、自分だけが・・・」に責めさいなめられ、「欝症」に罹る長い低迷を脱して以降も、社会復帰を目指しながら日夜自分との戦いが続いた日々でした。
 この度の入院体験で左半身不随を精神的に「受容」出来る自分に成長したことは大きな成果でした。