温和な気候に感謝の日々、北海道と東北は日本海側を中心に雪が降るでしょう。
東北では夕方にかけて風が非常に強く、暴風に警戒が必要です。北陸は午後は雪がやんでくるでしょう。
関東から九州と沖縄は晴れる見込みです。最高気温は北海道と東北、北陸はきのうより10度前後低い所が多く、厳しい寒さでしょう。
関東から西は3月から4月並みの見込みです。(チーム森田)
総務省が31日発表した昨年12月の完全失業率(季節調整値)は、前月より0.3ポイント改善して3.7%に縮小した。2007年12月以来、6年ぶりの低い水準。
一方、厚生労働省が同日発表した12月の有効求人倍率(季節調整値)も0.03ポイント上昇して1.03へと上昇、3カ月続けて改善した。双方とも急ピッチで雇用情勢の改善を示している。(産経新聞)
9:00鍼灸院「もくの木の森」片麻痺ケアに訪れる、午前中来院患者は固定化傾向、男性2~3人・女性3~4人が開業8時から、ひと時に集中すること無く、来院されているようで待機時間が無いのが嬉しい。
鍼灸師院長W氏に案内され、シングルベッドへ仰向き姿勢で物理療法を受診。
自宅の柔らかいベッドでは両肩が沈まないが当院の硬いベッドでは脊椎が真っ直ぐ伸ばされ、連なる頸椎も引き伸ばされ、関連する両肩は沈み込み、両手は体側に沿って伸展することで硬直のとれた自然な体位を保持する事になる。
自然な体位を保持する10分間は、片麻痺を忘れ伸びのびと温熱・電磁波治療を受診。
誘発睡眠状態に陥る頃、W先生のマッサージ・ストレッチ手技が始まる、一週間の間に硬直した左右の上肢・下肢の筋肉ケアに、約30分恍惚の時間を過ごす。
仰向き姿勢・うつ伏せ姿勢であれ、月曜日のN先生と異なって、歯を喰いしばって我慢することが無いので心身を自由に任せ、硬直筋肉開放ケア施術を堪能する。
マッサージ・ストレッチの手技を終えてから「鍼」・「お灸」治療、この点も鍼灸から始められるN先生と施術法が真逆、いずれにしても最近は「肩凝り」・「硬直筋肉」で睡眠に支障をきたすことは無く、両先生の治療効果に感謝の日々。
11:00 自然と温泉のつどい場「かぶとやま荘」へ湯治に訪れる、入口受付自動販売機にてチケット(200円)購入、26/2~/3の開場予定表(原則木曜日休館)を戴く。
浴槽内移動・衣服の着脱には、人より三倍は時間を要する私は、貴重品・コート・帽子・ズボンは施錠ロッッカーに収めた後は、脱衣場のシングル籐椅子にドッシリと座ってゆっくり脱衣していく。
足の装具と衣服は持参袋に入れて、邪魔にならないよう脱衣場の隅に置かせて貰い、シャワー室に人影の有無を確認してから「ヨチヨチ」歩きで浴槽タイルに細心の注意しながら移動歩行する。
頭髪・全身を隈なく洗ってから片麻痺患者には嬉しいスロープを伝わって入浴、「足浴」⇒「腰浴」⇒「全身浴」を愉しむ。
入浴客は4~5人、カラオケ好き常連客のお話では、山口町に往年の有名歌手「岡晴夫館」が在って、よく歌いに行くという話から「昔の歌は良かった!」と歌謡曲想い出話が盛り上がっていった。
ビックリしたのは浴槽内で文庫本に読み耽っている壮年男子、全身浴で首までスッポリ浸かって巧みにページを繰りながらの読書姿に感嘆する。
12:30分 体の芯まで温まった全身をゆっくり覚ますべく1階図書室に入って書庫を閲覧中に、新潮選書 白洲正子著「私の百人一首」を見つけ、受付で借用手続きを取って30分り、静かな整頓された庭が見える図書室で読む。
大好きな、「春過ぎて夏来にけらし白妙の 衣ほすてふあまのかぐ山」・・・・著者は、”かぐ山は古来より信仰された神山であったから、しぜん歌の調べも荘重になったのだと思う。少なくもただの風景を詠んだのではなく、新鮮な山を象徴する白と、言葉には現われていない若葉の緑が背景になって、この上なく爽やかな印象を与える”とあった。
一首ごとに、著者自らの発見の驚きと喜びが解説された「私の百人一首」に得難い感銘を頂戴する。