片麻痺との二人三脚

孤独に甘えず、後ろ振り向かず、希望失わず、唯前進あるのみ!

1年に8,000キロ弱、地球を4周強の走行、愛車の車検は127,000円

2009-01-31 17:48:43 | 「ぷらざこむ 1」

低気圧の通過で北風が強く冷たい雨が降る荒れた天候の、31日土曜日午後から「ぷらざこむ1」へボランティア出勤して土曜日受付ボランティアのY氏にお別れの挨拶を行う。
 Y氏は来月近江八幡市に転居され、3年に及ぶ“ぷらざこむ1”の「利用者会」「プラザ・コム受付担当」のボランティアも今日が最終日となられる。
 
月末第5土曜日は降雨のせいもあり会議室・一階活動スペース共に利用者が少なく閑散とした状態。
 「利用者運営委員会」の電子メールをチエック、「学習小委員会」から届いているメールから2/3の会議用資料を出席人員分を印刷する。
 併せて2/3出席委員に会議確認のメールを送信する。
 
帰途176号線沿い旭町「トヨタカローラ」に立ち寄り、今週整備した愛車車検の精算を行う。
 
7年間の走行距離は55,675キロ、年間平均走行は8,000キロ弱、走破した距離は地球を4周強の記録。
 
7ケ月に及ぶ「脳梗塞」入院・リハビリ後、退院してから5年間の走行は約30,000キロ、坂道の多い立地から現在の移動手段には車は欠かせない存在です。
 当所、片麻痺からの落ち着かない姿勢と片手運転の特種装備の不慣れから交差点通過が怖く、夜間のヘッドライト走行は恐怖心で麻痺側上肢・下肢が硬くなったことを思い出すと現在の安全にして落ち着いた境遇は本当に有り難く感謝です。
 車検経費は法定費用が60,000円、整備・手続き代行費用が67,000円、合計127,000円。


バックアップを基礎から学んだ、“自立心”を促す障害者「パソコン教室」

2009-01-30 17:00:47 | 「パソコン教室」

西から気圧の谷の移動で午後から雨模様の中、2ケ月に1回の“安倉障害者支援センター”に於ける障害者パソコン教室「書類作成講座」に出席する。
 本日の参加者9人、内女性は7人で皆さん明るく勉学心の高い方ばかりでデジカメ・メールの交換・ブログの作成等に取組まれ、常にPC操作の向上に熱心で大いに刺激されます。
 支援センターの入り口、ガラスドアーに張り出されたポスターに「障害者が地域で安心して暮らせるように!」とあり、キーワードは①自立心②社会資源③地域の共感の三つ・・・。
 自立心の育成は本人の向上心を刺激する各種の講座開催も大切な事でパソコン教室は脳に対する刺激が最適な手段と思う。
 今日もK氏・W氏の二人のボランティアさんが講師のY先生を支援され、個々の操作を側面から手伝われ2時間の講座がスムースに流れる。
 
本日の講座料は500円、戴いた資料は「データーのバックアップとメンテナンス」、過去3年間データー(デジカメ画像・各V活動資料・講座資料等)の保存はは周囲の人に教わりながら記録してきた。
 記録メディアCD-R/RW・USBに保存してきたが基礎的に勉強するの初めての体験です。
 大切なデーターは日頃からコピーを取って他のところへ保存し、いつでも復元できるように備える作業を<バックアップ>と知り、今後定期的なバックアップを行いメンテナンスを継続していく機会となりました。


良書に出会える楽しみ、デイサービスセンター「小林文庫」

2009-01-29 18:13:23 | 「パワーリハビリ」

(社団法人)オーロラ会デイサービスセンター小林の送迎バス車中談、F氏が自ら大正6年生まれ91歳と名乗られ、「長寿の秘訣」はと聞くと「運です」と返事が返って来た。
 同氏は椎間板ヘルニヤで背中が曲がる障害を持たれるも良い先生と出会い他で奨められた手術を止め、先生指導の運動療法で寝たきりにならずに済んだと云われていました。
 10人兄弟で病弱だった自分が一人長寿を保っているのは「運」が良かっただけ、障害を抱えながらも日々大事に過ごしたお陰ですと話された言葉は印象的でした。
 「パワーリハビリ」の前後に楽しむ読書が魅力のデイサービスセンター小林「文庫」、先々週見つけたのは2006年本屋大賞受賞作品、リリーフランキー著書「東京タワー」“オカンとボクと時々オトン”、読み始めると平易な文章、特に上手い平仮名使いで九州筑豊に於ける人情味溢れる街の人に育まれ、母一人子一人の腕白時代の下町生活と小学校・中学校・高校の破天荒な学生生活が面白おかしく描かれ夢中になる。
 
後半は東京タワー近くの住居に母を呼び寄せ仲間との面白い共同生活、母の闘病生活から辛い永のお別れが涙を誘い、久しぶりに読書で涙を流す。
 読み終えると悲しい気持ちより“じわりじわり”大きな暖かい気持ちに包まれ生きる力をいただきました。


3月上旬の暖かさに嬉しく業務の効率も上がる「ぷらざこむ1」館内

2009-01-28 16:45:58 | 「ぷらざこむ 1」

高気圧の張り出しと共に気温は上昇、3月上旬の天候となり、コートを脱いで片手に持つような青空が広がる陽気な冬日和となる。
 “社会福祉協議会ボランティア活動センター”の掲示板には1/16の宝塚総合防災訓練に参加したボランティアグループ(手話グループ“すくらむ”、セルフヘルプ“難聴の会”、利用者運営委員会、民生委員の会等)の活動状況が詳細な写真で紹介されています。
 
訓練開始前のプラカードを持った集合写真、バケツリレーに参加するグループ、救援物資の搬入を応援する男性団、災害避難者に扮して避難する人々、家屋倒壊で骨折して担架で運ばれる重傷者等14年前の悲惨な災害を思い出すと共に助け合った「あの日」を忘れないで防災の大切さを教えてくれています。
 1階のフリースペースは1時間単位使用可のパソコンに向う人、近づくイベントに備えてプログラムの作成に夢中な方、4人から6人のグループで打合せに懸命な小集団、高齢者へPC支援するグループなど暖かい陽気に浮かれて効率的に使用されています。
 ホームページ「宝塚福祉コミュニティプラザ」内のブログ「ぷらざこむのアルバム」に今月のVグループ活動紹介に1/15の「利用者運営委員会」、1/16の「総合防災訓練」、1/24の「こむの音楽会」を取り上げて写真と活動記事を入れて投稿を完了する。


豊かな里山の自然を残した「宝塚西谷の森公園」

2009-01-27 17:38:50 | 「ぷらざこむ 1」

「ぷらざこむ1」の自主管理を担うボランティアグループ「利用者運営委員会」のメンバーと共に6月予定の親睦会の現地打合せと下見を兼ねて西谷へ車を走らせる。
 9:00「ぷらざこむ1」集合、5人の仲間が2台の車に分乗,
長尾トンネルを経由して北部に残る里山の自然を活かした「西谷ふれあい夢プラザ」、「宝塚西谷の森公園」、「宝塚自然の家」を順次訪れる。
 5月10日のボランティア「祭り」終了後、打ち上げ会を兼ねて27名のボランティア委員に声を掛ける親睦会を企画する。
 場所選びに宝塚の北部で近年「遊ぶ・学ぶ・食べる」のキャッチフレーズで県・市・NPOが一体となって開発された三施設を学習とレジャーを兼ねて取り上げる。
 
「夢プラザ」は地域利用施設、児童館、農産物販売所を備えた複合施設、“夢市場”は西谷産野菜等の直売や地域特産品の販売で人気を呼んでいます。
 「宝塚西谷の森公園」は池周辺の自然観察が楽しめる<東の谷>、農村風景を再現した<西の谷>とあり、展望台からは三田市内・神戸北区・六甲山系が見渡せる絶景の地です。
 昨年7月開所以来延べ20,000人の人が訪れハイキング・田んぼや畑・果樹園で農業体験を楽しまれています。
 「宝塚自然の家」は広大な敷地にアスレチック・星空観察・うどん打ち・バーベキュー等が大自然の中で日帰りにより楽しめる施設です。
 宝塚の北部という立地は峠を二つ越える遠距離に在りながら里山地域は大自然が一杯に溢れる魅力あるスポットです。


地域で「宝塚の聖天さん」と慕われる真言宗“了徳密院”に詣でる

2009-01-26 13:55:36 | 「リハビリ」
愛車スパシオ3回目の車検整備を受ける。
 健常者時代は3回目の車検時には新車に乗り換えをしてきたが『脳梗塞』後遺症にて1種1級の身体障害者になってからハンドル周りに右手のみで操作可能な特殊器具を装着してからは走行10万kを目指して車検整備にだす。
 外気温3℃の10:00頃、年始詣でが出来なかった近所の通称「宝塚の聖天さん」で慕われる東寺真言宗『了徳密院』へ初詣でと歩行訓練に出掛ける。
 連日の冷え込みで麻痺側左足は筋肉が「キンキン」に硬直しているのが感じられるも坂道を登り、肢体障害者には歩行難儀な右に傾く舗装陸橋道路を渡り、足元を確認して車に注意しながら降って行く。
 大正8年建立の当院は当時一寒村であった良元村の支多々川流域の開発として地元大庄屋さんと檀信徒さんが建立されたと石碑に刻まれています。
 阪神大震災にて壊滅的な大打撃を受けられるも平成11年に見事復興され夫婦和合・子宝の神として地域の方の参拝客で賑わっています。
 因みに宝塚の地名は「聖天さん」建立と共にこの近辺の「宝の塚」が由来したと伝われています。
 本殿に参拝して“氣”が清々するのは静寂な環境と歓喜天の明るさのお陰と感謝して帰途は近道の階段を登る。

「スエヒロのすき焼き食べたい」、「箕面の滝迄歩きたい」等今年の抱負

2009-01-25 18:08:55 | 「脳卒中」友の会

2ケ月ぶりの宝塚「脳卒中」友の会“交流会”が14:00より「ぷらざこむ1」にて開催され21名の仲間が元気な顔を見せてくれました。
 新春は第48回目の親睦会、初めに年末の忘年会・新年の新年会を企画したK幹事が経過報告、新年会は1/19 18:00、6人が参加してJR宝塚駅裏側「カトレヤ」で楽しく盛り上がり、1次会20:00終了後有志で2次会に向うも到着先でY氏が階段から転落され、タクシーを呼んで帰宅されたが近日の電話では入院されたと聞き心配していると報告されました。
 
出席者全員は打撲・骨折を想像して危惧しているところへ少し顔を腫らしたY氏が遅れて会場に姿をみせて皆さんから感嘆の声と共に拍手が沸き起こり、新年は幸運なスタートを切りました。
 CT・MRI・レントゲンを撮るも何処も異常が見当たらずラッキーでしたとはご本人の言葉です。
 続いてO氏から「阪神大震災の恐怖と家族・友人の絆」のテーマで手記にされた文章を読み上げられ、14年経過しても風化させてはならない悲惨な出来事に思いを新たにしました。
 
今日のテーマ「今年の抱負」は・・・「毎年の鳥羽旅行」、「阪急電車の一駅を歩く」、「交差点一信号で渡りたい」、「子犬の散歩」、「日記を書く」、「嫁さんなしの自立」、「クロールで25m泳ぎたい」等積極的な希望が発表され、今年もリハビリに向けて皆さんの意欲が伺えました。


強い寒気に関わらず「弦楽合奏」に100数十人集まる

2009-01-24 18:04:40 | 「ボランテイア グループ」

強い寒気団の接近で最低気温は氷点下、最高気温6℃に震え上がった土曜日,14:00昼頃粉雪の舞う中、「ぷらざこむ1」3階フリールームにて開催された2009年“ニューイヤーコンサート”に100数拾人の観客が詰め掛けられました。
 
高齢者・障害者を含む一般顧客に無料で3ケ月に一回優秀なV音楽グループを招いて披露する第35回「こむの音楽会」は弦楽演奏<沙羅・アンサブル>が登場。
 相愛大学でヴァイオリン、オーケストラを共に学んだ仲間が<沙羅>と名付け、少年院・障害者施設でボランティア活動に励んでおられます。
 
弦楽合奏は勇壮な「威風堂々」から始まり会場を沸かし、『四季より・・春』、軽快な「ラ・クンパルシータ」、懐かしい映画主題歌「慕情」と楽器演奏の素晴しい音色に会場の観客は手足で調子をとりながら楽しんでおられました。
 ~ごいっしょに歌いましょう~は「早春賦」“はるは なのみの かぜのさむさや・・”、『春』“はるのうららの すみだがわ のぼりくだりの”の歌がアンサンブルの先導に声を合わせて会場全員が歌い盛り上がる。
  『脳梗塞』の後遺症から息継ぎが上手く出来ずに歌う事が出来なかったが最近は皆さんと一緒に合唱出来る事になったのも嬉しい事です。
 最終は<指揮体験コーナー>、弦楽演奏「ラデッキー行進曲」に合わせる指揮者を観客席から選び、子どもさん、ご婦人、おじさんが飛び出し、大笑い・大拍手の波で会場は興奮に包まれました。


疼痛を伴う麻痺左手屈筋を逆捻り後は首から肩から全身に“バイブレーション”

2009-01-23 12:10:21 | 「リハビリ」
早朝8:15分、町内の「Y整骨院」施術後、引き続き「T医院」のリハビリ科受診。
 寒気団を伴う冬型気圧配置は底冷えを伴い麻痺側上肢・下肢が硬直して頗る調子がよくない。
 毎冬の事ながら強い「痙性」は続き、緩和を求めて接骨院で硬直した左手屈曲筋のマッサージと逆捻りの施術を受ける。
 「脳梗塞」のダメージにて右脳の運動領域で死滅した細胞から指示の届かない筋肉は硬直するばかり、冷え込みと歩行運動すると抱え込むように左手が吊りあがってくる。
 肘の付け根から伸びる長い屈筋は「尺側手根屈筋」と呼ばれ、この硬直筋肉が禍して手が挙がらない・曲がらないの麻痺障害を起こしている。
 指先までの入念な“もみ”マッサージの後、脂汗が滲むような疼痛を伴う正常に戻す逆捻りが始まり、思わず「うなり声」を出す。
 先生からは施術後又は翌日に痛む事があれば申し出下さいと云われていますが全く痛みが発生しないので療法としては間違いが無いと確信しています。
 10:00同町内の『T医院』リハビリテーション科を受診、物理療法が主力の当院は麻痺側左肩・左膝を温める「マイクロウエーブ」、高電圧を通電してイオン化量を増やす「ハッピーライフ」、首から肩への“もみ”「バイブレーションマッサージ」を各10分間受療する。
 手技施術を受けた受けた後の体には首から肩、腰下肢へのバイブレーションは全身に爽快感をもたらし“きもちいい”解放感を与えてくれます。

リラックスして楽しくエクササイズに取組む「パワーリハビリ」

2009-01-22 18:16:02 | 「パワーリハビリ」

今月2回目のオーロラ会「パワーリハビリ」,新春は新年会・防災訓練等で欠席が多く今日はマイペースで楽しく気持ちがいい90分を目指す。
 準備体操の始まる前、スタッフ・利用者との談笑は「定額給付金」に話しが及び、皆さん大半の意見は支給が見えてきたので早く交付して欲しい。
 対象消費については年末から節約ムードで家計を締めてきているので家族で揃って外食をしたい希望が多く、肯ける話しばかりで随分参考になりました。
 新たな気分で6機種9種類のマシンは筋力増進ではなく、使わなくなって衰えた筋肉を動かし、神経と筋肉の協調を目標に「ゆったり」取組む。
 特に「脳梗塞」で死滅した右脳神経の回線復帰を意識して「鍛える」でなく、マシンを『使う』つもりで始める。
 股関節を開閉する「ヒップアブダクション」、動作では中殿筋と長内転筋という股関節の外側の筋肉を使う。
 外側の筋肉を使うには背中のボードにもたれると効率的に作用しないので脊椎筋を伸ばし尾骶骨を起点にして左右に開くのがポイントになる。
 体幹を曲げる動作「トーソーフレクション」では股関節を曲げ伸ばしする筋肉や脊柱起立筋・腹直筋が目を覚まし便秘に貢献します。
 麻痺側上肢の機能回復に貢献する、グリップを握って腕を後ろに引く「ローイング」は肩から背中にかけての菱形筋・広背筋・三角筋・上腕二頭筋が使われ曲がっていた背中が伸びてくる。
 ジムのマシンなら黙々と無言で行うが此処では大きな声のカウントと笑顔で取組めるのが嬉しい。