片麻痺との二人三脚

孤独に甘えず、後ろ振り向かず、希望失わず、唯前進あるのみ!

麻痺上肢リハビリ、診療拒否以降6年、パワーリハ「マシン」2種類にすがる・・・!

2011-05-07 14:51:45 | 「パワーリハビリ」

 東日本大震災発生以来58日目、朝日新聞大見出し、「浜岡原発 全停止へ首相の要請受け入れ、中部電  防潮堤新設まで、菅首相は6日、東海地震の想定震源地である静岡県御前崎市にある中部電力の浜岡原発について、すべての原子炉を停止するように要請した。
 停止期間は2~3年後の完成を目指す防潮堤新設までとなる見通しだ。
 
「衣替え」の季節、早朝の「ひんやり」が感じられず、高温予想で半袖に、家人からは「風邪ひくよ」と注意を受ける。
 本日の天気概況では、兵庫県は日本海を東進する寒冷前線の影響で次第に雲が広がる予報に関わらず、高気圧に覆われ、気温はドンドン上がり、26.5℃まで上昇する。
         

 8:40分、ポラリス送迎車に迎えられ、ディサービスセンター小林にて、「パワーリハビリ」マシントレーニング、バイタルチエック受診テーブルでは、2週間ぶりに話好きなKさんと同席。
 話題は主治医の件、06年の医療法改正以来、「市立病院」・「公立病院」にて、健診・施薬は利用が出来なくなり、住居近辺のクリニックにて、診断を仰ぎ、薬を調整して貰っている。
 その結果、ご主人が通院されるクリニックでは、症状を訴える度に、薬の種類が多くなり、管理する奥さんの手間が増大する。
 薬の副作用も怖く、入院時の市立病院担当医師に相談すると笑いながら、医師は患者から症状を訴えられると薬を処方するのが常識ですと返答があった。
 街の診療機関「クリニック」の先生と患者の信頼関係が成立して、初めて、全面的に健康診断を受診、定期的なMRIは紹介書を頂いて、大型病院で受診する。
 私も含め、「脳卒中」後遺症患者に多い「高次脳機能障害」を治療するクリニックは近辺に見当たらず、数少ない大学病院に頼らざるを得ない現状を嘆く。
           

 9:30分、オリエンテーション開始、本日のリーダーはKさん、話題は5/8「母の日」プレゼント、スタッフを含め、本日出席の女性は全員、当日のプレゼントに知恵を絞って居られる。
 日頃の生活様式から「バック」・「衣類」・「財布」・「小銭入れ」等を対象にするが贈っても勿体ないとタンスに仕舞わられるので消耗品にする人もある。
 「母」の在住場所で贈り物が変わる話は「嫁・姑」の関係で微妙に変化するのが面白い。
 
「モノ」が溢れる今日、花束・花鉢も種々の店舗を廻って選択される方もあって、女性らしい心の配りように感心する。
 亡き母は「花より団子」、甘い物が好物な人で美味い銘菓を送ったら喜んでくれたことを懐かしく思い出す。

            

 9:50分、6機種9種類マシントレーニング開始、6年前、PT(理学療法)・OT(作業療法)・ST(言語療法)受診が不可能に・・・、「脳卒中」発症後180日経過患者は全て、介護保険適用となり、リハビリテーションは「パワーリハビリ」のみに依存する。
 9種類のマシンの中で、麻痺上肢機能回復対象マシンは「マルチフアンクション」&「チエストプレス」の2機種。医学界でも機能が全廃した上肢・下肢の機能回復訓練では上肢は困難と言われ続けているが訓練しないと益々硬直が進み、歪な形に変形する恐れがある。
 「マルチフアンクション」“両手引き”は椅子に座り、麻痺手でグリップを握り、右手の力を借りて、肩甲骨を挟むように引いては戻す。マシン操作で握力の回復と肩甲骨筋の柔軟性が期待される。
                 

 「チエストプレス」“両手上げ”は同じく麻痺手で左上方のグリップを握り、右手の力を借りて上げては戻す。
 「チエスト」胸の筋肉を広げ、左上腕二頭筋を鍛えるのに役立つ。