片麻痺との二人三脚

孤独に甘えず、後ろ振り向かず、希望失わず、唯前進あるのみ!

”美しい音色”はいかにして生み出されるのか・・・11本目の映画!

2018-09-21 13:21:54 | 「映画・演劇」

兵庫県では、21日昼過ぎから22日明け方まで急な強い雨や落雷に注意してください。近畿地方は、前線や湿った空気の影響で、中部や南部では雨の降っている所があります。(tenki・jp)

資源エネルギー庁が20日発表したレギュラーガソリンの店頭価格(18日時点)は、全国平均で前週より60銭高い1リットル当たり153円70銭だった。3週連続の値上がりで、2014年12月8日時点の調査以来3年9カ月ぶりの高値水準。150円を超えるのは17週連続。(フジテレビ系FNN)

退院後、社会復帰一環プランには①ディケア・ディサービス②宝塚福祉コミュニティプラザ③シネ・ピピア映画鑑賞④絆の家「ほっこり庵」⑤趣味の会(絵手紙・日本画・詩吟)、プラザコム訪問への実現。
ぷらざこむ1・
ほっこり庵訪問で②、④を叶え、本日はピピアめふ5階シネピピア映画鑑賞を目指す。

天候は時雨模様、ピピアめふ5階は降雨に関係なく、安心して出掛ける。
アート映画特集から選択したのは、苦難を乗り越え60代で世界に見出された奇跡のピアニスト日活ドキュメント「フジコ・ヘミングの時間」。
10時開場前のロビーは、ご婦人客で賑やかなお喋りに溢れ、フジコ・ヘミングの音色に魅せられた熟女フアンの期待感で熱気が感じられる。

1時間55分の上映時間は、パリ・NY・ブエノスアイレス・ベルリン・東京・京都と年60回ワールドコンサート会場へ案内され、観客スタンディングオベーションと同じ気分で演奏に聴き入る。
10代で将来を嘱望された天才ピアニストは、国籍を、さらに聴力を失い、約束されていた輝かしい未来と決別するが、教師をしながらピアノを弾くことは辞めなかった。
日本人の母とスウェーデン人の父のもとにベルリンで生まれ、戦中戦後の日本で「ガイジン」と差別されながら育ち、波乱に満ちた半生を経て、テレビのドキュメンタリー番組を機にブレイクした時、既に60代。
以後、フジコ・ヘミングは世界を魅了し続けている。

感想
♦日々の生活を過ごし、思索に耽る経験が演奏に響くと語るシーンに平凡な一般人と変わらぬ印象
♦毎日4時間の練習にプロの厳しさと高齢になってもヨーロッパ観衆に愛される因を感じる。
♦ピアノは持ち運びが不可能なので現場に行ってから困ることがあると言いながら古くなった母が使っていた70年前のピアノを修理し東京の自宅に運び込む
♦左耳張力は40パーセント、指揮者の指示に従えず、自分の感情に任せ楽譜を離れ高低を演奏する事もある。
♦「ラ・カンパネラ」の圧巻の演奏シーンには自然に涙が流れ感動・感激に全身が振るいだす。
♦「犬」「猫」との同居で有名なピアニストが留守中の応対に関心、ペットショップに預託するのでなく国内・外共に親しくする音楽関係者が喜んで預かっていて、ベルリンでの愛犬再会シーンに泣かされた。
♦ベジタリアンの彼女は来客に手料理をご馳走し、結構お酒を飲み、煙草を愛煙する姿に長寿する確信を抱く。
♦男優として活躍する弟「ウルフ」が巻末に紹介され、仲の良い二人に家族愛が印象付けられ、ホッと安心する。

 


避暑地にシネマ最適、”もっと生きる”老夫婦の佇まい

2018-07-15 12:58:55 | 「映画・演劇」

連休2日目のきょう(15日:日曜)も広い範囲で、うだるような暑さが続くでしょう。なお、昼過ぎ以降は次第に大気の状態が不安定になり、所々でにわか雨や雷雨がある見込みです。特に関東甲信は雨雲が発達しやすく、短時間にザッと激しい雨の降る所もあるでしょう。(tenki・jp)

セブン‐イレブンの一部店舗で7月17日より、注ぎたての生ビールを楽しめる「ビールサーバー」が導入されることが分かりました。Sサイズが税込み100円、Mサイズが税込み190円。(ねとらぼ)

真夏日続きに加えて熱低夜の寝苦しさ、未だスッキリしない咽喉炎症、朝食後クーラ-に当たって読書に耽るも清涼感スッキリ収まり切れない。
インターネットでめふピピア映画案内調べると、12:10 売布”シネ・ピピア”日活 沖田修一監督・脚色 主演者:山崎勉、樹木希林、加瀬亮、青木崇高、きたろう、林与一等日本映画を支える実力者たちが勢ぞろい の”「モリ」のいる場所”上映予定。

5階ロビーは、中高年ご婦人で溢れ返り、チケット№39にて入館すると最後部の非常席確保して落ち着く。

グループ仲間・ご夫婦・母娘らしき連れ姿が姿が多く、皆さん貸与の毛布を足元に巻いて準備万端のご様子だった。

没後四〇年 画家熊谷守一”描く喜び 生きる喜び”エピソード交え淡々と描く、その姿だけで感動が心に広がっていく。

『モリのいる場所』は、 30年ほとんど家を出る事なく庭の生命を描き続け、97歳で亡くなるまで生涯現役だった画家の熊谷守一を主人公に、晩年のある1日をフィクションで描いた作品。

(解説)
30年間もの間、ほとんど家の外へ出ることなく庭の生命を見つめ描き続けたという熊谷守一=モリのエピソードをベースに、晩年のある1日を、「モヒカン故郷に帰る」「横道世之介」の沖田修一監督がフィクションとしてユーモラスに描いていく。

昭和49年の東京・池袋。守一が暮らす家の庭には草木が生い茂り、たくさんの虫や猫が住み着いていた。それら生き物たちは守一の描く絵のモデルであり、じっと庭の生命たちを眺めることが、30年以上にわたる守一の日課であった。
そして妻の秀子との2人で暮らす家には毎日のように来客が訪れる。守一を撮影することに情熱を傾ける若い写真家、守一に看板を描いてもらいたい温泉旅館の主人、隣に暮らす佐伯さん夫婦、近所の人々、さらには得体の知れない男まで。老若男女が集う熊谷家の茶の間はその日も、いつものようににぎやかだった。

感想
☆何の予備知識無しに観たのが良かった、実生活で話が全く無くなった老夫婦暮し、淡々と一日を過ごしているが何かの変化を設け、見付け感動する大切さを学んだ。
☆偶々主人公が壁に沿って散歩を試みると少女とバッタリ、ビックリして自宅に逃げ帰るユーモラス風景に大笑い。キット主人公はボウボウの髪、着物の姿を観られたことが恥ずかしかったのでしょう。
☆庭に座る場所、寝転ぶ場所、観察する場所を設けていた老画伯にすれば贅沢な居場所に恵まれ、何物にも代え難い最高の場所だったのですね。
☆一言も嫌味を言わない苦労の妻は、毎日「行ってらっしゃい」「お帰りなさい」と迎えるだけ。老夫婦の微妙な間隔を大事に保って居られる
☆冒頭シーン美術館にて、貫禄ある大家が杖で指して「これは子供の絵か?」、恐らく画家の熊谷守一の作品と想わせ、生計のやりくりに大変苦労した奥さんの気苦労をさりげなく表現されていた。
☆二人共通の趣味は囲碁、机いっぱいに広げた盤で勝負は展開するもどうやら奥さんの方が強く、勝ち負けに拘らないのが心地よく観られる。

 


久しぶりロードショー、滑稽な江戸侍№10

2018-05-29 15:36:55 | 「映画・演劇」

 

しばらく日本の南の海上に梅雨前線が停滞。前線上を低気圧が東進して、あす30日は次第に前線の活動が活発になる。このため、1日(金)までは、広く曇りや雨の天気が続く。まだ梅雨に入っていない所でも梅雨のような天気に。(tenki・jp)

高級ブランド牛肉「神戸ビーフ」が28日、神戸中央卸売市場(神戸市)で1キロ当たり8024円(税込み)を付け、過去最高値を記録した。2020年の東京五輪・パラリンピック大会に向け、冷凍在庫を拡大させていることも価格を押し上げたという。(時事通信) 

 

10:00 野上4丁目にS氏を迎え、中津浜通り南下、約2年ぶりに西宮北口「西宮ガーデンズ」へ向かう。

一旦解散したシニアシネマの会、シネ・ピピア にて観映会を催していたが封切映画観賞欲が高まり、大阪市春日出からのA氏と10時半西宮ガーデンズTOHOシネマズ西宮OS 5階ロビーにて落ち合う。

午前中の上映映画は
①友罪 YUZAI/JAPANESE
②恋は雨上がりのようにAfter the Rain Japanese
③妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ
④ゲティ家の身代金 洋画 
⑤松竹映画「のみとり侍」の5本。

 

予備知識の無い3人、邦画の仰々しい題名には近寄り難く、滑稽なネーミングの「のみとり侍」に決定する。
1階フードコートへ降り、テラステーブルに席を占め「イズミヤ」購入の海鮮寿司で早い目の昼食をいただく。

11:35分TOHOシネマズ西宮OS通路一番奥のスクリーン№7入場、客席の入りは三分の一程度。

あらすじ:越後長岡藩士として出世コースを邁進する小林寛之進(阿部寛)は、ある失言から、藩主・忠精(松重豊)の逆鱗に触れ、左遷されてしまう。その左遷先は、猫の"蚤とり"を生業とする貧乏長屋。そこには、旦那の甚兵衛(風間杜夫)と女房のお鈴(大竹しのぶ)、貧しい子供たちに読み書きを教える友之介(斎藤工)が暮らしていた。戸惑う寛之進の初めての猫の"蚤とり"客は、亡き妻・千鶴に瓜二つの女・おみね(寺島しのぶ)!この運命的な出会いに胸高鳴る寛之進であったが、彼女から浴びせられたのが、この一言。「この、下手クソが!!!!」

猫の“蚤とり”とは、女性に“愛”をご奉仕する裏稼業であったのだ。

●キャストが魅力的、すごくコミカルと思いきや、なかなか難しいお話でした。
女優さんの濡れ場は迫力あって凄いですね。大竹・寺島さんは素晴らしいです。

●ヒロノシンが藩の汚職に気づいていたからなのだが、寛之進の左遷先は「猫の蚤とり」春をひさぐ男稼業だった・・・ところから始まる物語で、前半の展開はかなり面白い

●江戸時代の人情溢れる長屋風景に惹かれる。貧しい子供たちに読み書きを教える友之介(斎藤工)が一人暮らし、ひもじさに耐えかねて猫に与えるエサを摘まんで食中毒を起こし、子どもを含めて長屋中が看病する地域助け合いに感動する。

●友之介(斎藤工)が亡き父の遺言で大事に保存していた形見の名刀は鈍刀、遺言書の日付がデタラメ、中盤から艶笑噺からどんどん脱線してしまう。

ご婦人と一緒に観賞する映画ではないが後期高齢者には元気を与える濡れ場シーンにドギマギしながら噴き出して仕舞う。


フエス出演前「詩吟稽古」、男性陣”連吟”

2018-05-22 15:54:25 | 「映画・演劇」

きょう22日、本州付近は高気圧に覆われて、晴れている所が多くなっています。気温は正午現在、北海道や東北でも25度を超えている所があり、秋田や盛岡は6日ぶりに夏日となっています。気温はまるで夏ですが、各地とも乾いた空気に包まれており、最小湿度は30%前後の所が多くなっています。(tenki・jp)

大阪みやげの「豚まん」で名高い「551蓬莱」。新幹線に乗り込む前に買い求めるお客が引きも切らず、JR新大阪駅の売店には行列が絶えない。(ITmedia ビジネスオンライン) 

 

10:

10:30分 ボランティアの広場「ぷらざこむ1」入館、(公財)プラザ・コム 受付設置の会議室予約モニターにてVグループ”視障協”毎月第2・3・4火曜日「詩吟教室」、絵手紙教室 毎月第2火曜日「みそか」両グループの6月・7月会議室予約を行う。

15人前後収容会議室 22・23は人気集中の為、先陣狙って月末・月初は努めて会議室予約モニターに向かう。

市内の東西公民館の会議室予約は月に1回、抽選箱に投函して公平に決められていくシステム、集中する会議室は予め当事者間で調整されると聞いているが抽選会その為に一日が無駄になる事と比べればボランティアの広場「ぷらざこむ1」登録グループは、無料にして日々事前予約可能は非常に恵まれている。

午後は13:00 宝塚視力障碍者協会文化講座「詩吟教室」出席、ボランティア講師N先生から、5月27日(日)「こむ1会」第4回フエスティバル”詩吟教室”出演に際し、曲目と組み合わせを発表される。

曲目はNHK大河ドラマ「西郷どん」ヒットに彩加って西郷南洲シリーズとなる。

曲目は 1)西道仙作「♪城山」2)西郷南洲作「♪逸題」3)西郷南洲作「♪偶感」4)西郷南洲作「♪月照墓前の作」。

出演順番は

【1】「♪月照墓前の作」連吟出演者 男性3人

2】「♪逸題」連吟出演者女性2人

【3】「♪偶感」連吟出演者女性2人

【4】「♪城山」合吟全員。

講師N先生より「♪月照墓前の作」連吟出演者 男性3人の一人にご指名いただく。

稽古は、音階1本で講師N先生の先導に従って4曲合吟後、出演順番で各グループ毎に詠吟発表を行って本番に備える。


8本目 日中合作映画、スケール壮大さは抜群

2018-04-17 16:13:54 | 「映画・演劇」

19日(木)から22日(日)にかけて全国的に晴れて、日に日に気温が上がります。週末は全国のアメダス地点のおよそ半数で夏日となり、真夏日の所も。熱中症など体調管理にお気を付け下さい。(tenki・jp)

まるか食品のロングセラー「ペヤングソースやきそば」。
そんな商品の匂いがするゲートが、東名高速道路の下り線サービスエリア「EXPASA足柄」(静岡県小山町)に登場しました。いったい何の目的で作ったのか? 取材しました。(withnews) 

9:30 山本東公民館入館、2階楽屋室に於けるパソコンシニアエンジョイクラブ「パソシエ」楽ちんクラス午前の部に出席。
3月体調を崩されたボランティア講師Kさん久しぶりにお元気な微笑み姿を見せていたき受講生5人「ホッ」と安堵する。

本日は、歩行訓練を兼ねた午前中のリハビリと笑って居られたがお休み中に始まったWindows10セキュリティ 不安だった更新プログラムのダウンロロードについて明快にご説明いただく。
5人中に更新プログラムのダウンロード終えたのは小生一人(windows7)、一斉に始まるのでなくマイクロソフトアプリ使用頻度から選択されると伺い納得する。

Microsoft Security Essentials は、Windows 7 用の無料のマルウェア対策ソリューションで、ウイルス、スパイウェア、およびその他のマルウェア (悪意のあるソフトウェア) から保護できます。

 総合的な保護 は、スパイウェア、ウイルス、ワーム、トロイの木馬、およびその他のマルウェアから PC を防護できます。Windows 7大規模のダウンロードは済むが小規模更新は今後もあると忠告いただいたのは何より、表出の際はためらうことなく取り組みたい。

後12:35分ピピアめふ5階シネ・ピピアにて今年8本目の映画、2017年製作日中合作映画”空海ーKUKAI-美しき王妃の謎”観賞。

留学のために渡った若き日の空海が、詩人・白楽天とともに唐の都長安を揺るがす巨大な謎に迫る姿を描いた歴史スペクタクル大作。

夢枕獏の小説『沙門空海唐の国にて鬼と宴す』をチェン・カイコー監督が映画化。
主人公の空海を海外作品初挑戦となる染谷将太が演じ、空海の相棒となる白楽天を中国の人気俳優ホアン・シュアン、物語の鍵を握る楊貴妃を台湾出身のチャン・ロンロンが演じるほか、日本から阿部寛、松坂慶子らが参加している。

幻想に次ぐ幻想シーン展開は歴史ファンタジーミステリーの世界に誘い込まれ、幻想主人公の黒猫大活躍も見物、都長安のセットの壮大さに魅せられる。

日中歴史上の人物「空海」「阿倍仲麻呂」「安禄山」「李白」「白居易」「楊貴妃」が登場、史実通りの脚色もあるがスケールの壮大さは流石大国「中国」を彷彿とさせる。

巨額の製作費が投じられた日中共同製作映画、空前絶後のビッグプロジェクトを指揮した巨匠チェン・カイコー監督、日本国内向きと思うが中国国内の評判が気にかかる。 ストーリーはフィクション性が強いものの、中国映画らしい豪華絢爛な映像表現はみものでした。


人・動物救った感動の実話、今年5本目映画!

2018-03-06 15:31:34 | 「映画・演劇」

昨日(5日)は広く雨が降りましたが、南風が吹き込み、関東や北陸以西では気温は高めでした。今日(6日)は日差しが戻っていますが、一転して、北よりの風に変わり、正午の気温は昨日より大幅に低くなっています。(tenki・jp)

2017年の青森県の外国人延べ宿泊者数は23万9150人で、宮城県を抜いて初めて東北1位となった。海外で人気の北海道と組み合わせた旅行商品がけん引し、中国や台湾で好評な輸出リンゴによる高い認知度が後押しした。(河北新報) 

9:00 山本東公民館入館、2階楽屋室に於けるパソコンシニアエンジョィクラブ「パソシエ」楽ちんクラス午前の部に出席。

昨夜緊急連絡で通知いただいたボランティアK講師の体調崩された件で善後策を検討する。
新春から猛威をふるっているインフルエンザに感染されたご様子、緊急連絡を受けたNさんの話では「病院見舞いはお断り」、当該病院も外来見舞は禁止の告知をされている。
3月(3/6・3/13・3/20)の教室は自習(講師から電送済み資料参考)を確認、お見舞いの件は「へとへとクラス」Nさん、「楽ちんクラス」Oさんに一任とする。

自習生は、互いに助け合って、春にはお元気な姿でカムバックされるK講師を願って、いただいた宿題に取り組むとする。

10:30 阪急電車「売布駅」ピピア売布5階シネ・ピピアにて今年5本目の映画 ユダヤ人300名を動物園に匿い、その命を救った感動実話「ユダヤ人を救った動物園」を鑑賞
【ストーリー】
1939年、ポーランドのワルシャワ。夫婦でワルシャワ動物園を営み、愛する動物に囲まれて生活していたヤンとアントニーナは、ナチスドイツの侵攻に大きな不安を抱いていた。
ヤンは、ナチスドイツがユダヤ人を弾圧するのを見て、アントニーナに動物園を彼らのための隠れ家にすると告げる。強制居住区域に暮らすユダヤ人たちを救い出しては動物園にかくまう彼らだったが、次第にナチスドイツの警戒は厳しさを増し彼らにも危険が迫る。

☆アントニーナの日課は毎朝自転車で動物園内を見回る、このシーンが素晴らしい、「像」「カバ」「シマウマ」に声を掛けながら食べ物を与える。出産後の気が荒く小象を踏みつけようとする雌象に立ち向かう迫力映像は、スリル満点で良く撮れていた。

☆宝塚動物園を見慣れた我々世代には、ヨーロッパ最大の規模を誇るポーランドワルシャワ動物園だけでも見応えは十分にある。
ナチス兵士に撃ち殺されたバッフアロー、その巨体は穴を掘って埋めてやる園内従業員、日頃から動物の命を大切にしてきたことが伺える。

☆ゲットーの残飯で豚を飼育する代わりに珍獣の出産を目論んで近づいたナチス動物博士、実話はと思わないが脚色は非常に面白い。園内に満ち込んだ巨大バッフアロ-に掛け合わせようとする実写シーンは物凄い。

☆アントニーナに目を付けたナチス動物博士はその場に彼女を呼び出し、セクハラまがいの行為。じっと耐える彼女は人と動物の為と一途の健気な勇気に感動してくる。

☆それを目撃するヤン、地下に匿うユダヤ人のための妻の行為と理解しつつも嫉妬に耐えられず、妻に嫌ごとを言ってしまう。

☆地下室の条件は、夜ピアノ演奏を聴いて居間に集まって談笑、昼は息を殺して静かに過ごす。ゲットーでドイツ兵に暴行された少女は居間の談笑に加え、与えられた子豚で笑みを取り戻していく。過去のナチス残虐映画より救われる内容は観る人の心に和を与えてくれる。

☆1945年1月 ナチスドイツを敗走せしめたソ連軍のポーランド進駐は多くを語られていなかったがワルシャワ人口は6%という字幕にその後数年間の辛苦が偲ばれる。

☆地下室の秘密を知ったナチス動物博士、居間を含め火炎放射器で焼き払うがアントニーナーとその息子には報復を加えずピストルの空砲で去って行く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


心揺さぶる新ミステリー、2017秀映画(NO4)

2018-02-23 15:48:30 | 「映画・演劇」

前線を伴った低気圧が北海道に近づくでしょう。北海道や東北は雪が降り、ふぶく所がありそうです。北陸や山陰も雨や雷雨がありそうです。関東、東海から四国、山陽、九州は大体晴れる見込みです。最高気温は全国的にきのうより高くなるでしょう。(tenki・jp)

3月に創業100年を迎えるパナソニックが今夏までに、創業者の松下幸之助を紹介する施設を中国・北京に新設することが分かった。日本の大企業として戦後初めて中国に製造拠点を設け、現地の近代化に貢献した経緯があり、著書は中国語に訳されて書店に並ぶ。(毎日新聞) 

8:30分 暖かい陽光に包まれ、アヴェルデマンション階段を杖にすがって上り詰め、1週間ぶりに予約済み整骨・鍼灸院「むくの木の森」片麻痺硬直治療に訪れる。本日一番患者、受付スタッフの案内で幅狭青ベッドに仰向き姿勢、背中が固い感触が円背姿勢に矯正力を与え、治療約60分間の安楽姿勢を保つ。

鍼灸師は院長W氏、プロ野球キャンプ情報が伝わる中「阪神タイガース」についての情報交換。金本監督 必勝ローテーション 能見にも当確を出し「メッセ、秋山、能見というのは決まっている」、ドラフト2位の高橋遥人投手(22=亜大)の株が上昇を続けている等話は尽きない。仰向き向き姿勢・うつ伏せ姿勢のストレッチ・マッサージ・指圧手技受診後、鍼灸治療受診。
両足は冷え込み防止のため、防寒サポーター着用、先生に毎回靴下・サポーター脱着の手間をお掛けし申し訳なく思う。
鍼灸受診後10分間、腹部・足首に電源盤を装着しての安楽姿勢がたまらなく快適気分に導いてくれる。

「むくの木の森」受診後、2軒西隣「広石医院」高血圧診察に訪れる。高血圧管理手帳を提示し血圧測定受診、「ちょっと高いですね」144-74の診断。先生の診察では、暖かくなると血圧は下がると思いますが先週と同じ薬を2週間処方致します。

帰途、宝塚ゴルフ場前、コンビニ「フアミリマート」立ち寄り大休止、日光をガラス越しに全身に受けながら日向ぼっこ、読書、コーヒーを楽しむ。

午後は12:40分、ピピアめふ5階シネ・ピピアにて、今年4本目は、2017年秀作フランス映画「婚約者の友人」観賞。

 第一次大戦の傷跡が色濃く残るドイツの田舎町で、身寄りのないアンナは、亡き婚約者フランツの両親と暮らしていた。ある日フランツの墓で見かけた、見知らぬ男が訊ねてくる。アドリアンと名乗るこのフランス人は、フランツが戦前パリに留学していたときの友人だという。彼がためらいがちに語るフランツの思い出に、癒される家族たち。だがその気持ちがアンナのなかで次第に恋愛感情に変わる頃、アドリアンの秘密が明かされる。

 モノクロの映像も新鮮に映る、1911年時代ものだからと全編をモノクロで通すのではなく、ヒロインの心情に従ってときおりカラーに変化させると暗いイメージが一変。アンナがアドリアンと散歩をしながら語り合うとき、洞窟を抜けて湖に出るとともに、あたかも彼らが新世界に足を踏み入れたかのように色彩がふたりを包む。 フランスを客観的に捕らえるシーン、パリを訪れたアンナが、レストランでフランス人が国家を合唱するのに遭遇する場面さりげなく国粋主義への批判が滲む。ドイツシーンでは息子を亡くした親父さんばかりバーに集まって愚痴をこぼし、憎いフランスに仇討と息巻く。若きフランツもアドリアンも、そしてもちろんアンナも、戦争がなければその運命はまったく変わっていただろう。そんな思いをミステリーのなかに託し、あくまで上品に、情感豊かに描き出している作品。終了後座席に在って5分余り余情に浸る佳作品だった。 


最高のセンス、”お国柄”アルゼンチン映画

2018-02-03 16:07:09 | 「映画・演劇」

きょう(3日)の東京都心は寒さが少し緩みました。雲が多いながらも、時折日差しが届き、気温も上がっています。きょう(3日)正午現在の気温は6.9度。また、正午までの最高気温は7.8度で厳しい寒さが緩みました。あす(4日)は「立春」。暦の上では春ですね。あすの関東は、きょうよりもさらに気温が上がりそうです。(tenki・jp)
移動時間がもったいない? 東京と羽田空港を結ぶような短距離路線から、東京~博多間約1100kmという夜行の長距離路線まで、高速バスは日本全国を結んでいます。本数で見てみると、昼間に走る「昼行高速バス」が圧倒的に多いものの、300kmを超えるような長距離となると、夜行の割合が増加します。(乗りものニュース) 

8:30 金・土曜連続予約の鍼灸院「むくの木の森」にて左片麻痺硬直治療受診、五日分の疲労を癒すにはストレッチ・マッサージ・鍼灸は最高の漢方治療。
全身施術受診後、顔面・頭部を含む麻痺左上肢・下肢に「鍼」「お灸」の院長独自の手技を受けてから10分間の安楽姿勢は何物にも代えがたい至福のひと時。

10:00 開店早々のEDION宝塚店入館、エプソンー802Aインクカートリッジ6色パックIC6CL50(7,344円)と写真が入ったカラー文書用にA4スーパーフアイン紙(100枚入り)1,134円購入。
店内歩行は疲れるのでレジカウンター椅子に座って便宜を図っていただく。毎回の接客サービスで有難い対応であるが店内放送の騒音には高次脳機能障碍者は耐え難い苛立ち症状となる。

12:10 ピピアめふ5階シネ・ピピアにて2016ヴェネチア国際映画祭主演男優賞賞作品アルゼンチン映画「笑う故郷」(№3)観賞、ノーベル文学賞作家の帰還をきっかけに起こる珍騒動を描く人間ドラマ。
久しぶりに故郷に戻った主人公と地元の人々との交流が、思いがけない方向に進む様子を描写する。オスカル・マルティネスの圧倒的な演技と緻密に入り組ん だドラマ構成。可笑しくて、哀しくて…笑うに笑えず、泣くに泣けない人間模様!
♦冒頭のノーベル賞受賞スピーチから異色、国王陛下を前に観衆は息をのんでシーンと静まり返る。グッドタイミングで爽やかな拍手、さざ波のように広がっていき、スンタデイングオーベーションはこれから展開する故郷の南米パワーを予想させる


♦題名とは全く異なる展開、受賞後5年秘書が受領した各国・各団体の招待を独特の人生観で断る主人公が故郷の招待に心を動かす。
それも一人で行くと決意段階からの脚色は綿密で、泣き・笑い・哀感・色と欲が絡んでくる。
♦スペイン~アルゼンチン空港着、首に迎えのカードを着けた大柄の運転手、故郷迄7時間のドライブスタート。途中でパンク、両人共携帯電話の所持無し、終始スマホも登場しない。
♦訪ねてくる田舎の人、・破綻寸前友人夫婦(夫人は幼馴染)・大道芸人・身障者の息子に電動車椅子をせがむ男・奔放な若い女・絵画展での入賞を迫る土地の有力者・ホテル受付の若者・招待市長は政治的利用にひきずりこむ。
♦田舎の町サラス、活況は何処にも無く、閉ざされた店舗が目立つも説明はなく、視聴者の判断に委ねている。ご馳走が「ヤギの頭」、肉の塊に食らいつく地元の友人。近づいた友人も本性を現し、唯一幼馴染が心配して身を守ってくれる
脚色がユニーク、主人公を含む俳優の演技が素晴らしい、芸術を理解するふりをする友人は「嫉妬」から本性を現すが演技は抜群に良かった。
♦青春時代を過ごした田舎町、相変わらずの旧友たちとの想い出話。帰郷して心地よい驚きと秘密の喜びも味わったが彼を取り巻く事態は思いも寄らぬ方向にブレ始める。


映画事始め”麒麟の舌の記憶”、東宝壮大な愛!

2018-01-12 16:24:03 | 「映画・演劇」

今年のセンター試験は雪と寒さによる交通機関の乱れと体調管理に意ください。14日日曜日にかけて非常に強い寒気が居座り、日本海側を中心に断続的に雪が降る予想です。日中も厳しい寒さで、降る雪はさらに積もりそうです。 (tenki・jp)

昨年秋以降の台風や天候不良の影響で、葉物を中心に野菜の価格が高騰している。農林水産省の価格動向調査によると、全国平均の小売価格はハクサイやレタスを中心に平年の2倍超。九州の青果店では「記憶にないぐらい値上がりし、平年の3倍超」という。寒波が九州に襲来しているだけに、消費者からは「鍋料理が高級料理になってしまった」と恨み節も聞こえる。(西日本新聞) 

 

8:30分 北風は弱いが冷え込みが一段と厳しい早朝、逆瀬台1丁目アヴェルデマンション32階段登りきる。
厳寒を冒し単独で整骨・鍼灸院「むくの木の森」片麻痺硬直治療に訪れる事が出来る体力の継続に感謝し切り。

院長W氏のストレッチ治療は先週より過酷、機能失った片麻痺左上肢は寒さで一層硬直が進み、激痛に声が挙がる寸前で息を飲み込む。

隣のベッドでは近所に殺傷事件が発生ニュース、この付近も気楽に暮らせなくなったと患者さんの歎声が耳に入る。詳細に聞くと5日午前10時35分ごろ、逆瀬台6丁目の路上で、近くの住宅を介護用品 の訪問販売で訪ねていた団体職員の男性(50)が、6丁目に在住40代男性に突然包丁や金づちを 持って襲われ、もみ合いになって逮捕された。

W院長お得意の強烈指圧手技、仰臥姿勢の背中 僧帽筋~三角筋~肩甲骨筋~脊椎筋~大殿筋~中殿筋~腰椎筋のツボに全体重を親指に乗せての指圧は抜群、声も無く口中にツバキが溢れ、心地良さを満喫する。

2軒隣の主治医広石内科クリニックにて健康診断受診、昨年高血圧症状で薬を2週間分処方いただき、本日が新春初診断となる。
最近の血圧を聞かれ「上は144~149」、水銀血圧計で診断され「144ー72」依然高い傾向ですね。2週間分処方しますので再来診を督促される。高い傾向「血圧」とは、心臓の働きによって血液が血管を流れるときに、血管の壁にかかる力のことです。
血圧の値は、主に、心臓から送り出される血液の量である「心拍出量」と末梢血管での血液の流れにくさである「末梢血管抵抗」で決まります。

11:00 宝塚福祉コミュニティプラザ ボランティアの広場「ぷらざこむ1」入館、(公財)プラザ・コム受付カウンター設置、会議室予約モニターを使って宝塚視力障害者協会「詩吟教室」の1月~2月会議室22の予約を行う。

(公財)プラザ・コム事務所に入って金曜日当番受付ボランティアN氏と雑談、昨年末白内障手術で入院されたI氏その後の消息、二人共通テーマの「終の棲家」等で盛り上がる。

寛ぎは”日向ぼっこ”に最適な飲食コーナー、南面ウッドデッキ越しに差し込む日光に当たりながらコーヒーと読書を楽しむ。

午後は、ぴぴあめふ5階「シネ・ピピア」にて、新春映画初めに東宝映画”麒麟の舌の記憶”「ラストレシピ」鑑賞。
『おくりびと』などの滝田洋二郎監督と『母と暮せば』などの二宮和也が初タッグを組み、幻のレシピを追い求める男の姿を描く感動作。
“麒麟の舌”と呼ばれる究極の味覚を持つ料理人が、戦時下の混乱の中で消失した伝説の“料理全席”を追い求めるうちに、約70年前のある謎に迫る姿を描写する。

鑑賞感想
●新春に新鮮な食欲が湧く、なんと言っても美味しそうな料理の数々が見どころ。
●一度味わった料理の味は決して忘れない二宮。過去の料理の再現を職としてたが、ある日高額の依頼が舞い込む。戦時中の国家ぐるみプロジェクトのレシピを復活させよというもの。
●満州軍人の暴発天皇毒殺ストーリー脚色は戴けないがメニューを考案する過程は見どころあり
●1930年代満州で中華・満州・日本料理人が味を追求する姿は良く描かれていた。唯 脚色が広がりしたところが難、一度食べた味を記憶し再現できる絶対味覚 麒麟の舌は非常に面白い。


映画始めは”アニメ”、心弾むフアンタジー

2018-01-06 18:57:12 | 「映画・演劇」

あすは北海道や東北の日本海側の雪も朝までにやむ所が多い見込みです。北海道や東北の太平洋側は晴れ間が広がるでしょう。関東から中国、四国は大体晴れて、お出かけにも良さそうです。九州は雲が増えて夜は雨が降りだすでしょう。(tenki・jp) 

長寿化で「人生100年時代」が近づく中、高齢者向けの保険商品が増えている。保険会社は、将来蓄えが尽きて医療費が払えなくなる「長生きリスク」に備える保険商品を相次いで投入。先月には90歳からでも入れる終身医療保険が初めて登場した。(毎日新聞) 

8:30分 昨日に続いて左片麻痺硬直治療に整骨・鍼灸院「むくの木の森」にて院長W氏のストレッチ・マッサージ・鍼灸治療受診、コチコチに硬直の麻痺肩甲骨筋の緩和に麻痺左上肢の厳しい疼痛に耐えながら強制的に伸展手技を受診中に、元阪神監督「星野仙一氏」の訃報を聴き驚嘆する。共に阪神フアンの二人は、2003年に18年ぶりに優勝に導いた監督の情熱、勝負に命をかける迫力、若手育成の手腕等思い出しながら追悼が続く。

「うつ伏せ」姿勢を指示され、窮屈な姿勢で起き上がり、右手で肘をついて目算で胸当てクッションにガバッと上半身を伏せる。その瞬間は、麻痺左足は硬直湾曲に、麻痺左手は腹部で押さえつけられ痺れ・痛みが発生、おでこは枕に収まっているが全身が固まって悲鳴をあげたくなる気持ち。

それもW先生の脊椎筋に沿った強烈な指圧が始まると忽ち血流が流れ出し、快適な気分が徐々に伴ってくる。仰向き姿勢に戻って鍼は頭部・顔面から開始、うつ伏せ姿勢で味わった不安な気持ち、頭痛が霧が晴れるように拭われていく。

 

途、川面神社前駐車場に車を停め、宮の町理髪店「エアー」に立ち寄る。理髪3台は満席、待機の間はスポーツ新聞を愉しんでいるとマスターから席を詰めて欲しいと促され、入り口を見ると順番待ちのお客さんで溢れている。
正月明けの土曜日、子どもさん連れのパパ、サラリーマン風の青壮年等8~9人、うっかり曜日を考え無かった事を悔やむ。
高齢者は店側のかき入れ時期は外して暇な時を選ぶべきと反省仕切り。

12:

12:45分 ピピアめふ5階「シネピピア」にて30年度映画観賞始め、スタジオポノック第1回長編作品「メアリと魔女の花」を観る。『借りぐらしのアリエッティ』などの米林宏昌監督がスタジオジブリ退社後、プロデューサーの西村義明が設立したスタジオポノックで制作したアニメ。メアリー・スチュアートの児童文学を基に、魔女の国から盗み出された禁断の花を見つけた少女の冒険を描く。