片麻痺との二人三脚

孤独に甘えず、後ろ振り向かず、希望失わず、唯前進あるのみ!

「病院でボランティアをするということ」の研究発表があった高齢・障害者も互いに支援する「SV研究会」

2010-02-28 15:40:09 | 「ボランテイア グループ」


 昨夜から冷え込みがきつくなり、完全な「寒の戻り」となった月末28日、再びセーターは真冬用の厚い防寒用に切り替える。
 昨夜激しく降った雨は幸いに上がり、9:00「ぷらざこむ1」玄関前に駐車して、近隣在住の社会福祉協議会 長尾地区センターのY氏を拾って大阪市北区の労働会館「エルおおさか」に向かう。
 高齢・障害者も互いに助け合って地域・施設で豊かに“生きていく”高齢社会の実現を目指す「シルバーボランティア研究会」の2月度研究発表会が10:00「エルおおさか南館」で開催される。
 阪神高速線から北浜ICを目指すが「塚本」から工事中停滞に引っ掛かり、一車線走行で20分余り遅れて、会場に入る。
 本日のテーマは「病院ボランティア」、社会福祉法人 済生会兵庫県病院の現場で活動されるMSW(メデイカル ソーシャル ワーカー)Tさんが「病院でボランティアをすること 受け入れること」について日々の体験から述べられる。
 現在のVさんは5人、全てボランティア活動センターの紹介で来院され、見守り、車椅子移動、レクリエーション、散歩の付き添い等を自由にさせてもらって喜んで居られる。
 Vをして良かった事は生活にメリハリがついた、人の役に立つ事が喜びと感じるようになった。
 K先生の病院関係者への「病院でボランティアをすること」のインタビュー情報では①Vがどのような人だと嬉しいか⇒準備から後片付けまでして くれる方
   ②Vがどのような人だと困るのか⇒Vメンバーのお披露目会になる方、こうしよう ああしようと要求が多く、職員に要求する方
   ③Vに求める内容⇒車椅子移送、付き添い、歌・遊びに参加、修理と清掃、会話のお相手、外来の案内等が紹介された。
 出席者の質疑応答の後、12:00に終了する。
 施設であれ、病院であれボランテイアの都合の良い時間に行かせていただき、個人の資質に応じたお仕事をさせて貰い、相手に喜んでいただき、本人が『生き甲斐』を体験するボランティアは現代の地域福祉に求められる大きな課題解決に繋がることと思う。


『脳梗塞』後遺症で諦めていた歌、聴衆の前で歌えた「故郷“ふるさと”」

2010-02-27 17:08:07 | 「リハビリ」


 タイトルは大袈裟な「ジョイントコンサート」、出演者は元少年少女合唱団のコンサートが安倉南身体障害者支援センターにて行われ出演する。
 ジョイントと名付けられた意味は本格的なシニアボランテイアコーラス「テンエコー」と身体障害者グループ「安倉コーラス教室」が一緒に開催することで命名された。
 7年前に発症した「脳梗塞」の後遺症で左半身不随がもたらした顔面半分麻痺の弊害は咽喉の麻痺、唇の痺れ、舌の麻痺、鼻の吸気不足等を招き、言語も不十分なのに再び歌を唄う事は不可能と諦めていた。
 しかし1年前に思い切って入会した身体障害者文化教室「発声術グループ」、「コーラスグループ」のお陰で腹式呼吸を習い、読話の勉強・詩の朗読・発声練習で不完全ながら声を出し、歌を唄うことがボツボツ可能になってきた。
 

 今日の聴衆は通所の身体障害児、コーラス教室の仲間、シニアグループ「テンエコー」の皆さんに加えてお世話頂く、障害者支援センタースタッフの皆さんです。
 スタッフ手作りカラー刷りのA4版プログラムも用意され、ボランティア先生方の上手な引き立てとアットホームな気分に嬉しく昂揚して来る。
 早速、Y先生のタクトとピアノ演奏で全員合唱の春・夏・秋・冬の歌を何時もの時間を無駄にしない威勢の良いピッチで練習に入り、全員咽喉の調整を行う。
 第一部はトーンチャイムを使って全員合唱で♪早春賦、♪野ばらを楽しくメロディ奏を行う。
 気分もハイになり、声も滑らかになったところで全員合唱は1、♪春よこい 2、♪海 3、♪俵はごろごろメランコリー 4、♪雪 5、♪星に願いを(手話)と5曲を巧みなY先生のリードで最高に盛り上がっていく。
 第三部は独唱、一番バッターは女性Rさん♪新雪を良い声で歌われ、盛大な拍手をいただく。
 3人続いて女性陣の後は男性、私と同じ半身不随のK氏が椅子から立ち上がり杖無しでピアノの側に立たれ、♪若者たちを見事に歌われる。
 続いて左半身不随H氏が同じく杖をピアノの側に立て掛け、難しい♪エーデルワイスを英語・日本語で楽しく歌われる。
 私は6番目、椅子に杖を置き、前に立ち氏名・曲名を発表すると先生がマイクを持たれ、ピアノ伴奏から唄いだしを導かれ、♯故郷「♪うさぎおいし かのやま こぶなつりし かのかわ・・・」と大きな声で歌い終え、満足感に満たされ、気分がスッキリしました。


生来の悪筆が修正できず、「抜き・撥ねに」苦心する“習字教室”

2010-02-26 16:49:34 | 「趣味の集い」

 

 前線を伴った低気圧が西日本を通過、昨夜未明からの雨は一日中かなり激しく降り続く。
 8:15分、傘を指しての車道移動に於ける転倒を怖れ、フード付きの雨合羽を羽織り、月に一回の散髪に出掛ける。
 尼宝線を横断して県道安倉伊丹線の駐車禁止路線に停車、23日に警察から戴いた標章を前面ガラスに呈示して、降りしきる雨の中、フードをスッポリ被り開店早々の店舗に飛び込む。

 幸い入店二人目で直ちに整髪に取り掛かり、マスターの冬季オリンピックの批評を聞きながら、時間のロスが無くサッパリする。
 午後は降雨の中、家内と二人連れ添って「ぷらざこむ1」の活動スペースにて行われる「米谷習字教室」に出掛ける。
 ボランテイア活動センター事務所に設置された小型テレビの前に数人の人が群がり、フイギュアスケート女子のフリー に釘付けの有様。
 五輪ショートプログラム史上初のトリプルアクセルで2位につけていた「浅田真央」フリーでは2度のトリプルアクセルに成功したものの3回転ジャンプで乱れ、周辺の人から悲鳴があがった。
 14:00「手習い教室」、ボランテイアのO先生から本日の行書お手本をいただき、心を沈めて手習いを始める。
 窮屈ながら硬直した麻痺側左手を机の左側に置いて姿勢を正し、筆を持った右手の手首を滑らかに動かす事を意識する。
 長年、自己流で書いてきた金釘流毛筆に加え、「脳梗塞」後遺症の左半身不随が禍して姿勢の崩れが、毛筆の動かし方に微妙に悪影響を及ぼしている。
 先生から教わる筆先を半紙に入れて軽妙に「トン ツー」と動かす事がマスター出来ていない。
 手首もさることながら肩で筆を引くようにと教わるがその領域には達し得ない。
 字の体裁作りに一番大事な「撥ね」と「抜き」、この二つの使い分けが出来ていない、字の太さが途中で変わり、仕上げは抜くところが「ハネ」となり、締まりの無い字体に終わっている。


ほのぼのと心が暖かくなった鶴瓶・小百合の松竹映画「おとうと」

2010-02-25 16:46:16 | 「趣味の集い」


 セーターを着ていても暖かい、「春到来」?に浮き浮きした気分になる25日、「映画仲間」の4人揃って、西宮ガーデンズ「TOHOシネマズ」にて2月の映画会を行う。
 仲間を拾って逆瀬台⇒野上5丁目⇒御殿山⇒すみれが丘と車を移動、4人揃っての5階駐車場到着時は10:30分。
 本日の上映映画と時間を調べると笑いと涙の山田洋次監督、笑福亭鶴瓶・吉永小百合主演「おとうと」が11:50分、早速マイルカードを提出して4人分を購入して少々時間は早いが昼食に4階へ降りる。
 11時開店の回転寿司「大起」の前で丸椅子に座り、開店を待つ。
 偶々隣に座られたご婦人がチケットを持参されていたのでお聞きすると今週は「人間失格」を観て、先週は「おとうと」を観て感動されたとお話されていました。
 因みにお歳を伺うと86歳、毎週お一人で昼食と映画を楽しんで居られると聞き、幸せな長寿世界の一端を垣間見た気持ちです。
 映画は東京の郊外で夫亡き後薬局を営み一人娘を育て堅実に生きてきた姉と大阪で何かと問題ばかりを起こしてきた弟の再会と別れを優しく、ホノボノと描きあげた笑いと涙の物語。
 厳格な兄に小林稔侍、絶妙な雰囲気で義母を演じる加藤治子、仲の良い地元商店街の自転車屋の大将に笹野高史と個性的な名脇役が主演二人を盛り上げている。
 現代を生きる家族に寄り添いながら社会が抱える問題、家族・看取り・ターミナルケア・コミュニテイに取り組みスクリーンに優しさと温かみを添えている。
 我々と同じ年代に生まれ育った姉と弟の切りようにも切れない家族の絆を切々に謳いあげ、家族とは・人生とは・別れとは何かをスクリーンを通して観客一人ひとりに訴えかける人が恋しくなる佳作でした。


健康維持を祈願して,『宝塚神社』にて毎年恒例のお祓いを受ける

2010-02-24 11:44:51 | 「リハビリ」


 全国的に晴れ上がり、春を想わせる穏やかな陽気に満ちた一日の始まり、10:00 地元の鎮守さん 宝塚神社にて、家内と二人揃って毎年恒例の健康祈願の御祓いを授かる。
 二桁の外気温に恵まれ、コート無しで出掛ける。
 神社付近は10年後の完成を目指す阪急電車軌道を地下で潜る小林~千種を結ぶ県道工事が始まり、警備員の誘導で狭い生活道路を経て、急坂を登り境内『手水舎』に到る。
 『脳梗塞』発症から約7年、肉体的には不便ながら杖歩行を行い、精神的にはストレスに悩みながら周囲の励ましや癒しのケアを受けながら幸せな日々を生きている事に感謝しています。
 神社詣では毎月一日又は1年に1回のお祓いを受け、依然として心の中に蠢動する『不平不満」、「慢心」、「傲慢」、「僻み」、『妬み』、「愚痴」を鎮める事を自分に悟らせる機会にさせていただいています。
 
 予約済みのお祓い申し込みは社務所で住所・氏名・生年月日を所定の申込用紙に記入して提出する。
 祈祷式は神官が太鼓を鳴らすことから始まり、まず神官が本殿に礼拝、神道の儀式が始まり、二人は本殿前の二つ折りの小さな椅子に腰を下ろす。
 神官が頭を垂れている二人の頭上を棒に白い紙がついた払い串で御祓いを受け、続いて爽やかな鈴の音色で心を静めていただく。
 神主に招かれ神前で二礼二拍手一礼、拍手は麻痺左手を上げて右手で叩く、真似事でご容赦いただく。
 玉串奏奠に誘われ、杖無しで進み、神殿前の机の上の榊の枝に紙垂をつけた玉串を切り口を神殿に向けてご奉納を行う。
 一連の儀式が終了して「撤撰」(供え物のスルメ、お札、絵馬等)を頂戴して、晴れやかな気分で帰宅する。


駐車禁止除外標章は指定車から本人が使用中の車両に変更されていた!

2010-02-23 17:45:08 | 「リハビリ」

 

 乾燥注意報・花粉情報が聞かれる候になり、今日は春一番の風が吹いたような暖かい一日でした。
 8:30分、Y整骨院に出掛ける際は外気温9℃、午後、17:00「パソシエPC研究会」からの帰途は15℃とコート無しで過ごせる陽気に嬉しい気分に満喫しました。
 今日の接骨院治療は先生からうつ伏せ姿勢を指示され、昨日は布団の上でうつ伏せを数回体験している事が役に立ち、スタッフの手を借りず、仰臥からうつ伏せになり、胸の下に斜形マットを差し込んで貰い、オデコには小型枕を当てがって貰うと窮屈な姿勢が非常に楽になる。
 約10分頚椎・脊椎をほぐし、腰椎は肘を使って圧迫されると疼痛を凌駕して心地良い気分に浸る。
 23日午後は、駐車禁止除外指定車標章の交付指定日に該当するので宝塚警察署に住民票・旧指定書・印鑑を持って出頭する。
 窓口の係員は先週申請手続きを受付けいただいた署員、必要書類を提出すると微笑とともに先週の方ですねと言われて安心する。
 頂戴した標章は以前より小型化され、番号・発行日の下に身体障害者使用中と大書の上、「この標章の交付を受けた本人が現に使用中の車両」と明記されていた。
 ご説明をいただくと自分の車 、ビスタ兵庫2900以外でもこの標章が有効になり、旅先でレンターカーを借りて、駐車禁止ゾーンに停車しても有効されると伺う。
 但し①交差点とその場から5㍍以内の場所、
   ②横断歩道とその端から前後5㍍以内の場所
   ③踏切とその端から前後10㍍以内の場所
①~③の場所停車は標章を掲示していても駐車違反になります


日帰り旅行、3月は「京都御苑」、5月は「奈良民俗博物館」と上期の日程が決まる“おでかけたい”

2010-02-22 17:19:11 | 「ボランテイア グループ」

 昨日に続いて暖かい週明けの月曜日、今暫らくは寒暖の差は奈良の「お水取り」が終了するまでは覚悟しなければならないシーズンです。
 9:30分予約済み「整体」の先生が来宅され、仰臥姿勢とうつ伏せで上肢・下肢の整体施術を受ける。
 上向きでは左・右下肢の膝裏伸ばし、左右踵の調整、続いて上肢のほぐしは左右の肩甲骨挙筋の下に手を入れて揉み解していかれる
 うつ伏せ姿勢を指示されるとひっくり返るのが大変、右肘を立て半分起き上がり、麻痺側の手を巻き込まない様にバタンと倒れるようにうつ伏せに、頭を真っ直ぐにして脊椎・腰椎の矯正施術を合計45分余り受診する。
 「整体」受診の楽しみは術後の安静を求められ、30分余り、そのままの仰臥姿勢でウトウト居眠りにつくことが出来ることです。
 午後は「ぷらざこむ1」にて高齢者・障害者へ日帰り旅行を支援するVグループ「おでかけたい」の22年度上期の日程を決めるミーテイングが開かれ出席する。
 自家用車を提供する6人のボランテイア仲間が集まり、先ず3月から6月の日程調整を始める。
 それぞれが関与する地域ボランテイアイベントの日程、並びにご家族との外出イベントも重なり、難しい調整ながらボランテイアを優先にされ、4ケ月分は決定する。
 次は日帰り行き先案の調整、既に京阪神近郊では55回も日帰り旅行を実施しているので選定が限られてくる。
 皆さんが近郊行楽地のパンフレット、新聞記事に紹介された日帰り旅行先、インターネットで調べた自然風景の名所等を持ち寄られ検討、楽しい夢が広がる。

 決まった上半期は①3月25日(木)京都御苑の枝垂れ桜②4月26日(月)総会、慰安にVグループ「おあやざ」の一人芝居③5月25日(火)奈良県立民俗博物館④6月15日(火)伊丹工場見学“キューピーオープンキッチン”に決定する。

脳血管性障害患者は「認知症」の20%を占める・・・?

2010-02-21 17:21:13 | 「脳卒中」友の会

 

 日中は二桁前後の暖かさに恵まれた日曜日、14:00 “セルフヘルプグループ”宝塚「脳卒中」友の会 第59回交流会に15人の仲間が集まる。
 それぞれ車椅子・電車・介護タクシー・自家用車を使ってボランテイアの広場「ぷらざこむ1」23会議室に1ケ月ぶりに集り、リハビリテーションを中心とした近況報告をしながら会話が広がっていく。
 開会初め、新春元旦に鳥取在住94歳のご母堂が逝去されたF氏に、1/31の交流会で出席会員から寸志を集めた弔慰金「お供え」を副会長O氏から手渡される。
 車椅子F氏の話では元旦から猛吹雪となり、2泊した鳥取駅前ホテルから車椅子でのお通夜・告別式参加は大変苦労されたご様子です。
 リハビリ近況報告は半身不随の後遺症がもたらす腰痛、姿勢の歪み、関節の硬化、筋肉痛を緩和する各種マッサージに話しが盛り上がる。
 Y氏は毎週、整骨院にて30分3,000円のマッサージ、A氏は半年に1回1時間5,000円「技工士」の手技受診、Y氏は毎週30分3,500円の整体を受診している。
 いずれも国民健康保険の取扱いがなく、自費治療となるので経費が嵩み、必要なリハビリながら回数が制限される。
 3人3用なれど共通点は生涯麻痺は完治しないが現在の状態を悪化させないように半身不随体の手入れには揉む・ほぐす・伸ばすは必須治療と認識しています。
 
NHKで放映された「認知症フオーラム」を取上げ、配布した資料で『脳血管障害』をもつ後遺症患者は『認知症』患者の20%を占めるデーターに改めて日常生活に於ける脳のリハビリテーションの必要性を討論する。
 
「脳卒中」にて神経細胞が死んで、脳の働きが低下、ダメージを受けたところが記憶に関する部分だと認知症になる。
症状では家族の名前が思い出せないほど記憶力が低下しても判断力が保たれていることもある。
 また、感情がうまくコントロールできなくなって、ささいなことで怒ったり、泣き出したり等意識の低下が見られます。
 防止策としては脳の活性化訓練、活性化すれば進行を遅らせたり、機能を回復させることが出来るといわれます。
 具体的には・音読や計算・音楽療法・芸術療法・回想法などが有効とされます。
 今後「友の会」も唱歌合唱・早口言葉・音読に挑戦することに賛同をいただき終了する。


麻痺股関節の外転・内転が稼動する、「ヒップアブダクション・アダクション」

2010-02-20 14:48:12 | 「パワーリハビリ」


 早朝の気温は2℃前後に冷え込むが東高西低の冬型の気圧配置が次第に緩み、高気圧に覆われ、曇り空の中から晴れ間が見えてくる週末となる。
 8:50分、送迎の(財団法人)オーロラ会 ポラリス軽乗用車に乗り、デイサービスセンター小林に向かう。
 今冬の厳しい寒さの中、寒さをこらえ血行良くする整体・接骨院に通うも手足になお残る「冷え」を改善するには血流を促進して新陳代謝を改善するマシントレーニングに優るものは無い。
 看護師さんのバイタルチエックは血圧(127-73)、体温は36,5度・・・奨められた生姜紅茶の常備飲用並びに筋肉運動のお陰で常時35度台の体温が平均36.5度を保持できるようになった事に喜んでいます。

 準備体操のテレビが放映される壁際の右に新しい色紙が掲示され、「あきらめるなら明日でもいい つづけるのなら今日からがいい」とあった。
 左上肢・下肢機能全廃を告げられて丸6年、あきらめないで辛いリハビリを続け、苦しいながら辛うじて歩行が可能な事は周囲のご支援と、継続している事に他無いと思い感謝する。
 6機種9種類のメニューの中でも歩行に直接貢献する「ヒップアブダクション・アダクション」は念入りに取組むマシン、歩行に必要な股関節の動き改善は日常生活では得られるモノでなく、このマシンに座って両脚を開く、閉じる筋肉運動で麻痺側股関節を滑らかにする。
 固定された両脚をゆっくり開く事で股関節の外転を伴い、筋肉は中殿筋が使用される。
 逆にゆっくり閉じる事で股関節が内転して、長内転筋が使用され歩行に必要な筋が強化されます。股関節が滑らかに稼動する事で長足装具の用途が活かされ、困難を伴うが辛うじて歩行が可能な現在に感謝です。


走行6万k、愛車スパシオ パンク寸前の“法定定期点検”

2010-02-19 17:23:02 | 「ファミリー」


 2/2002に登録した愛車スパシオ “ステーションワゴン”は走行距離63,737キロ、先週トヨタカローラ宝塚から法定12ケ月の定期点検の案内を頂き、15:00、営業所に車を入れる。
 殆ど毎日運転している左半身不随の私には愛車は社会との接点には欠かせない文明の利器として大きな存在です。
 走行中、万が一パンク、故障を起こした場合は身体障害者には絶望状態に落ち込む危険もあるのでこの8年間、費用が嵩んでも点検は確実に受けてきた
 最近、ガソリン補給の度に給油スタンドのスタッフからタイヤの溝に亀裂が見られるので取替えを奨められていた事も気に掛り、詳細な総合点検を御願いする
 176号線の一等地に位置するこの営業所はテクノショップも併設しているので仕上がるまではショールームにて読書しながら待機出来る利点があり、気に入っている。

 今日も大岡昇平著「レイテ戦記」第一巻を持参する。
 読書中に係員が見積書を持って相談に来られ、撮られた後部タイヤの写真を見ると空気圧が抜け、パンク寸前の状態を告げられ、驚く。
 運転中は異常を感じなかったが国道走行中にパンクしていたら自分一人では手の施しようは無く、今日は運良く定期点検に救われたと感謝する。
 タイヤ交換以外に若干のオイル漏れがありジョイント取替え、オイル漏れ修利の必要性を言われるが係員から急を要する必要性も無いとの話で次回に持ち越す。
 16:30分に仕上がり納品請求書を見ると定期点検ブレーキ調整11,000円、タイヤ4輪取替え43,000円、オイル交換・エアコンフイルタ、バッテリー取替え12,000円 合計66,000円の支払い。
 1年後には車検が控えており、新車を買うか、10万キロを目指すか決断する時期がやって来る。