片麻痺との二人三脚

孤独に甘えず、後ろ振り向かず、希望失わず、唯前進あるのみ!

低気圧の通過で時雨れるが晴れ間が戻り<桜満開>!

2008-03-31 17:13:06 | 「ぷらざこむ 1」

日曜日の日中、振り続いた冷たい雨は一晩中降り続き、夢の中で開花した桜が心配される。
 ボランティア・グループ「こむ・コム塾」は4月1日に初の「総会」を控え、午前中役員6名集合して準備作成された資料の纏めを行う。
 昨年ボランティア登録を行い、会員47名が講師・賛助会員のご指導を頂き、PC操作の修練に励んだ結果、老人福祉センター「フレミラ」PCクラブのサポートに加え、登録ボランティアグループからPC操作を必要とする事務処理の依頼も増加、20年度は尚、一層の飛躍が求められています。
 「ぷらざこむ1」北側の老木桜が昼前の時雨後の晴れ間を待って、満開に開花して来館する人の目を楽しませてくれています。
 左片麻痺の私は両手で資料を纏め、ホッチキスで留める作業などは不可能な為、会計報告と予算の担当印を捺印しただけで皆さんにお任せする。
 
後遺症「高次脳機能障害」を持つ私に会計を任せて頂いたことは「生き方」を見直す機会に繋がり、感謝の気持ちで一杯です。


「脳卒中友の会」発足5年目の総会に18人出席

2008-03-30 21:52:32 | 「脳卒中」友の会
花冷えの雨が降る日曜日午後2時、発足5年目を迎える宝塚「脳卒中」友の会20年度総会に集まった仲間は18名。
 私も含め、片麻痺の皆さんは傘もさせない中を様々な手段を使って参加して頂き本当に有り難い事です。
 初めに役員の改選を行い、2年間会長を務めていただいたK氏が転宅の為退かれ、改めてA氏に就任していただく。
 初代から3人目の会長、出席者全員の承認を頂き就任の挨拶後、時期副会長のY氏の提案で初代のH氏、2代目のK氏は名誉顧問に就任頂き、今後も会の運営にアドバイス戴く事になる。
 19年度会計報告は62,619円、会計監査のY氏から報告があり、全員一致で承認される。
 19年度の活動は交流会10回、延べ出席人員180名、延べ活動時間は360時間でした。
 日帰り旅行は6回、延べ参加人員は29名、活動時間は145時間でした。

スタッフの“ひとこと”アドバイスが嬉しい<パワーリハビリ>!

2008-03-29 18:19:40 | 「パワーリハビリ」
一斉開花に向う桜便りに逆行するように風が冷たい週末、明日の日曜日は雨模様の天気予報に気落ちのする土曜日、近くの公園の桜を眺めながら(医療法人)オーロラ会<パワーリハビリ>にて筋肉トレーニングに取り組む。
 送迎車の中、到着後の話題は開幕戦に於ける阪神タイガースの逆転勝利、主軸の金本・今岡の打撃好調が今シーズンの優勝期待に一層盛り上がる。
 関西景気の上昇はタイガースの勝率アップと正比例して飛躍的に伸びていくことを期待したい。
 何時もより早く9:15分から9種類の筋トレ開始、一番は「レッグエクステンション」、体の冷えも災いしているのか麻痺足の伸びが悪い。
 30回から40回の回数をこなしているとスタッフのK氏から両足を伸ばした時に尚一層伸ばす気持ちで踏ん張るようにひとことアドバイスを頂き、気持ちを切り替えることが出来た。
 神経と筋肉の協調運動といわれる<パワーリハビリ>は唯漫然と取り組んでいたのでは効果が期待できないので側で見ているスタッフの励ましアドバイスは大きな効果を与えてくれます。

“大きく、滑らかに”と手ほどき受ける「書道教室」!

2008-03-28 18:00:42 | 「趣味の集い」

低気圧と寒気の影響で雲間の多いお天気も昼近くは晴れ間も広がってくる。
 
ボランティアの広場「ぷらざこむ1」ガーデニング広場の早咲きピンク色の桜花が満開、南側の「ソメイヨシノ」が4分咲きの模様で将に春爛漫も近日中という昨今です。
 少々風が冷たく感じる昼食前、ボランティアグループ「お花畑」の皆さんが精魂こめて手入れされる花壇に沿って歩行訓練を兼ね散歩を楽しむ。
 楽しむとは言葉の遊び、本音は苦行そのもの、杖を頼りに左半身不随の体では歩くたびに麻痺側の左足が硬直して、その分エネルギーの消耗が激しく、疲れも早く、一向に楽にならない。
 愚痴をこぼしても改善には役立たないのでひたすら暇があれば歩行に挑戦続ける。
 それが麻痺後遺症患者の宿命と諦め、前向きに捉えて行くしか他に方法が見つからない現実です。
 午後は一階活動スペースにてボランティアO先生ご指導の「米谷婦人クラブ」書道教室にて小筆(こふで)の毛筆指導を頂く。
 
今日は先生から筆の入り、止め、抜き等が出来てきて、独特の字ながら書けているので今後は“大きめに滑らかに”筆を走らすようにご忠告を頂戴する。


<パワーリハビリ>大切なのは「フオーム」と「タイミング」!

2008-03-27 18:26:03 | 「パワーリハビリ」

昨日、(医療法人)オーロラ会<パワーリハビリ>利用者と理事長出席のスタッフとの「業務改善委員会」に出席した際、院長が強調されたことは<パワーリハ>の目的は普段使われていない筋群を呼び起こし神経と筋肉が強調した行動をとることにあります。
 <パワーリハビリ>の大切なことは「フオーム」と「タイミング」と言われたことを思い起こし、木曜日の筋肉トレーニングに取り組む。
 
多種多様なニードから4時間ディサービスに通院されている利用者の中、私は少なくとも運動による快適さを求めてトレーニングする仲間の一人です。
 6器種9種類の中でも「ローリングマルチフアンクション」はフオームが適正でないと不活動筋が活動しないままに終了する事があると常々スタッフから聞いているので姿勢に留意して取り組む。
 「引く」「戻す」タイミングは往復運動を一定のリズムで行う。
 
「1、2、3、4」と4秒~5秒のタイミングで引っ張る動作をし、折り返し「5,6,7,8」と元に戻す。
 
麻痺側の肩甲骨の不随筋が「引っ張られ」ているのが写真から見ても明白に分り、麻痺側上肢の改善運動に適切な運動と納得出来ます。


シニア運転者法定講習を受け,改めて安全を守ろうとする強い気持ち!

2008-03-26 17:23:59 | 「リハビリ」

40数年ぶりに訪れた自動車教習所の質的サービス向上並びに懇切丁寧な応対に驚く。
 6月の誕生月に運転免許書の切り替えを控え、公安委員会から高齢者法定講習の案内を貰い、阪神自動車学院を選び、9:30分に桜が綻ぶ正門から指定教室に入室する。
 60年代の教習所体験の苦い想い出を引きずり、緊張して受講するも若い講師の笑顔と懇切な説明に引き込まれ、3時間の拘束も苦にならず受講できた。

 6人の高齢受講者の内、左麻痺身体障害者は私一人に関わらず、私のペースに合わせて進めて貰い、皆さんと会話も進み、「高次脳機能障害」リハビリも兼ねた勉強会として意義があった。
 初めの1時間はビデオを観て「安全運転」マナー勉強、2時間目は「運転実技」、私の為にハンドルにグリップをつけて頂き、<S字クランク>、「交差点」『踏み切り』等を交代に運転、最後の3時間目は「シュミレーション」、画面のついた器械の前に座り、信号の点滅に従って瞬間のブレーキ踏みスピード、障害物を避けるハンドルさばきを行う。
 運転不適当と判断する資料にするものでは無いと承知しているが緊張は否めない。
 自分のハンディは両手でハンドルが握れないのでそのマイナスは明確に数字で証明された。
 綜合的な結果は(2)クラス(注意を要する)、特に状況判断が低下している、交差点では安全を確認して運転操作に移る習慣をつけるように適性検査表に記されていました。


片手しか使えない片麻痺患者には便利なPC固定キー機能

2008-03-25 18:14:35 | 「パソコン教室」

4月1日に「こむ・コム塾」初の総会を控え、資料作りも追い込みとなる。
 先週、作成した19年度会計報告並びに20年度会計予算は、元帳のエクセルをコピーしてワードに貼り付けた事が災いして行・列内の文字・数字の移動・修正の自由な操作が不可能となり、本日15:00賛助会員のM氏に応援を求めサポートして頂く。
 
項目内の立文字・横文字の配列、行・列の拡張等を教わり、提出書類の様式としては立派な形式に完成して安堵する。
 女性会員指導に熱心で懇切丁寧なM氏は右手しか使えない私の為に資料完成後、両手操作に匹敵する特別操作方法を指導をして頂く。
 本日のご指導の「裏技」は、私のような左片麻痺患者はマウスを持つとそれ以外のキー操作は出来ません、それを可能にする固定キー機能の操作を伝授頂く。
 スタート→コントロールパネル→「ユーザー補助のオプシヨン」⇒<固定キー機能を使う>・・・この操作では一度使うと解除されるので持続的使用方法の設定を指導していただく。
 この機能を使うとキーを押してから手を離してもそれが生きていて、マウスをその後で使うと、あたかもそのキーを押した状態でマウス操作が可能になりました。
 今まで挙がらない左手を肩に力を入れて引き上げ、辛うじて人差し指で操作したことが不要になり、有り難く、一層パソコン生活が楽しくなります。


週明け一番に19年度「グループ活動実績報告書」3グループ分提出完了!

2008-03-24 17:55:02 | 「ボランテイア グループ」

一晩中降り続いた雨もあがり、心配された甲子園選抜高校野球3日目も試合運営に影響が無く、春日和に恵まれ三試合の熱戦が行われた。
 今日は一日掛けても社会福祉協議会ボランティア活動センター並びに(財団)プラザ・コムへの3グループ提出書類を完了するべく開業9時に予約を取り、受付カウンターに駆けつける。
 「こむ・コム塾」<おでかけたい>『脳卒中友の会』3ボランティア・グループの19年度活動報告・会計報告については詳細に確認を行い、持参するもミス記入が指摘され、書き直しに手間取る。
 提出書類は全てPC入力用フオーマットを使用しているので書き直しはパソコンで入力訂正、プリントアウトしてお昼に手続きが完了する。
 
午後は(財団)プラザ・コムへ20年度会議室利用申請用紙の提出に取り掛かる。
 フオーマット記入項目は容易なれど1年間で何回、誰の為に、何時間ボランティア活動を行ったか数字に表現して提出する事が求められ計算に苦慮する。
 <おでかけたい>の場合は19年度は高齢者・障害者に9回の日帰り旅行を行い、参加者は延べ151人、延べ活動時間は911時間、延べ支援者54人として報告する。
 「こむ・コム塾」はフレミラのPCクラブサポート、『脳卒中友の会』については交流会を取り上げ数字化して届ける。


「ぷらざこむ1」3階、<よっといで春だよ!紙芝居>に集まった子ども達

2008-03-23 18:44:29 | 「ボランテイア グループ」

朝からの雨予想も夕方になり大助かりの紙芝居サークル“ちょうちょ”主催『よっといで春だよ!紙芝居』、午前の部・午後の部と2回講演が行われ、良い子達が集まり大喜びでした。
 
「ぷらざこむ1」の3階フリースペースにて紙芝居を通して対面・対話のある交流を目標に地域活動をしている宝塚紙芝居サークル「ちょうちょ」の半年に一回の大イベントが開催され親子連れで大賑わい、前列敷きこみカーペットには幼児が座り込み次から次へ演じられる紙芝居に夢中の様子です。
 作り、演じる面白さ、楽しさに幼児が引き付けられ、「テレビ」を観る時の表情と明らかに異なる笑顔・歓声に魅せらました。
 大人の観客も童心に帰り、紙芝居の伝統作品、オリジナル作品、地域の伝承作品「豪摂寺の亀姫」「介助犬シンシア」等に大笑いしたり、感激したり、楽しいひと時を過ごしました。
 
今回は近隣市の紙芝居仲間も加わって、「影絵紙芝居」“千の風になって”が披露され大喝采を浴びました。


ホテルのロビーを想わせる大阪市「エイジングセンター」に驚く

2008-03-22 17:56:53 | 「ボランテイア グループ」

春は選抜高校野球と伴に言われるように絶好の行楽日和の週末土曜日、9時社協Y氏を「ぷらざこむ」前で拾い、大阪天満橋の「大阪市いきいきエイジングセンター」へ,阪神高速道路を走り「北浜IC」で降り、10時の打合せ会議に出席する。
 2月、「要介護者のボランティア」について“シルバーボランティア研究会”で検討されたフォーラムが4/19に「障害があっても高齢者がボランティア出来るってホント?」のタイトルで開催されることが決まり、会場の下見と細目の検討会議が7人のメンバーで行われる。
 当センターは南森町高層高級マンション「ジーニス大阪」の北側に併設され、入り口のロビーはホテルの雰囲気を想わせる仕様、大阪市民の高齢者は「健康づくり」から各種「文化コース」の講座に申し込み、文字どうり「いきいき」とライフワークを楽しむシスティムが用意されています。
 4月19日のSV研究会は「広げよう要介護高齢者のボランティア」をテーマに掲げ、基調講演<定年後の生きがい作りとボランティア活動>、シンポジウム<要介護高齢者のボランティア参加のヒント教えます!>がプログラムとして組み立てられています。