秋色深める雲行きの早朝、今日は、本州付近は高気圧に覆われて、秋晴れとなっていますが、西から前線が延び、九州や四国では雨が降り始めています。低気圧から延びる寒冷前線が日本付近を通過するため、本州付近は前線が通過するタイミングで雨脚が強まりそうです。(tenki・jp)
日本が中国と競ってきたインドネシアの高速鉄道は、中国が建設することが決まった。今回が初の本格的な国外進出となる中国のインフラ産業が今後、日本の大きなライバルになるのは確実だ。(毎日新聞)
9:30分「絆、JP」送迎車に迎えられ、鹿塩1丁目特定非営利事業法人「絆」が運営する居宅介護支援事業ディサービスセンター「きずな」到着、先着済み1週間ぶり再会Kさん(93歳)、Kさん(84歳)と挨拶交わす。
読書好きKさん(93歳)からは、平凡社新書 井上亮著忘れられた島々「南洋諸島の現代史」を貸していただく。
通史的に描かれた内容は、西太平洋の広大な海域に点在する600を超える島々。日本は太平洋戦争に敗れるまでの約30年間、現在ミクロネシアと呼ばれる、この「南洋群島」を事実上の領土として支配した。楽園といわれた島々は太平洋戦争で玉砕・集団自決の悲劇の舞台となった。
昨日、「詩吟教室」で共に学んだKさん(84歳)からは吟詩時の姿勢についてアドバイス戴く、フルに横隔膜を使う姿勢は起立が望ましいが座った場合は椅子の端に腰を降ろし尾骨を立て歌うように教えられる。
持参を要望されていたスタッフTさんに印鑑を渡し、受領した用紙は「通所介護(5時間以上7時間未満)契約書」。1日当たりの利用料金9,334円、入浴加算534円、昼食費(おやつ含む)700円、合計10,568円(自己負担含む)。
お茶時間は、朝日新聞オピニオン耕論 ”変調する中国経済”に注目。
中国経済はデフレ状態、デフレを抑える為に積極財政と金融緩和を続ける必要がある。株式市場は正常な機能を失っている。中央銀行は国務院(内閣に相当)の判断が最終決定になるので非常に複雑。
不要な誤解を避けるためには、もっと意思疎通に努力が必要。
10:30分、西洋式バス入浴、伸び伸びと体をリラックスさせ、朝風呂の快感を心ゆくまで楽しむ。贅沢な楽しみは湯船の中でタオルが使える事、泡立ては必要ないが全身を拭うことで麻痺硬直筋肉も緩和され、入浴効果は抜群。
脱衣所で汗を引いてから隣のベッドにて安息休憩、20分余りウトウトしてから仰向き姿勢でスタッフに爪を切って貰う。
寝たままの爪切りは安楽そのもの、全く恐怖感無く進むのが嬉しい。
爪切り後は、麻痺左手の伸展マッサージ、麻痺指の伸展運動を施していただき、大満足で終了する。
12:00昼食の献立は・トンカツ・三度豆胡麻和え・チリメン法蓮草和え・野菜サラダ・具沢山味噌汁・糠漬け・ご飯・・・・・・・毎食完食される皆さんの見事な健啖家ぶりには驚嘆、今日も最後まで残って食べきるのに苦労する。
食後、皆さんの話題は、明後日の相生ペーロン体験バス旅行. あいおいぺーろんまつりのペーロン競漕では、中国渡来のペーロン船に乗って漕ぎ競うが今回は地上に設置されたペーロン船に乗って舟漕ぎ体験が主力イベント。
14:00詩吟稽古、演目は「船中子規を聞く」、”♪八幡 山崎 春暮れんと欲し とけん 血に啼いて 落花 流る・・・・”利用出席者7名合吟で練習を繰り返す
講師N先生、詩の解説、「淀川を下り 八幡・山崎を通過すれば春も終わろうとしている、どこかで”ほととぎす”が血を吐くような声で啼いており、花は川面に散って静かに流れている。その一声は船の中にあると思われ、一声は水の中に求められんばかりに思われる。夜半の船中、旅の身の郷愁の思いをもってその声にききいる。