パワーリハビリを始める前のバイタルチエック、「血圧」「体温」を看護師が測定、健常時から低めの血圧が「脳梗塞」後、一層低い状態が継続している。9:15分に自働測定血圧計で計ると「最高血圧98」、看護師が首を傾げて、5分後、水銀計の手動血圧計で計測「97」と変化が無く、10分余りのベッド安静となる。3年前、03,6,13深夜「脳梗塞」で倒れ、救急車の隊員が測定した際は「155」、入院中も毎日の測定は低めで推移していた。控え室の隅のカーテンが引かれたベッドに横になるといい気持ちでウトウトする。10分後の水銀計の測定では「上107、下77」に落ち着く、此処では高齢者・虚弱者が多いので「100」以下は運動を禁止しています。今日は休みが多く、余裕をもって器具に取り組めると思っていたのが開始が遅れ、12;30の終了する。主治医森先生、低血圧は長寿の人に多いと言われ、心配する事は無いと診断されている。
8月30日（水曜日）ボランテイアの広場「ぷらざこむ１」は夏休みの宿題に取り組む学生さんが三々五々、一階活動スペースにて勉学する姿が目立ちました。毎週水曜日は友人との昼食会、今日は友人他に所用あり、一人「パーチエ」で好物のカレーライスを食べ、9月分の「カーボランテイア」のパソコン入力に取り組む。福祉輸送サービスも10月から「道路運送法」取締りの対象になり、有償ボランテイアサービスは9月でもって最後となる。毎月130～150件のニードに支援をしてきたボランテイアの皆さんご苦労さんでしたが利用者の中には通院困難、経費負担増で家計に影響を及ぼす事が心配されます。
「森クリニック」最高技術の人気ある鍼灸K先生の早朝予約を求めて8:30分に並ぶも12番目で外れる。顔馴染に聞くと7:00に順番待ちが出来ていると聞き、諦めざるを得ない。受付で聞くと新任の若い男性S鍼灸師評判がいいと伺い、6人目の予約を入れて、物理療法から受診開始する。左片麻痺になってから姿勢が前のめりになり腰が曲がる傾向なので首の牽引で脊椎の矯正を図る。10:30に鍼灸開始、左上肢・左下肢を丹念にほぐしてから鍼を打ち始める、手先・足先の指も硬直を伸ばしながら鍼を打ち、更に腹部横隔膜、右横に寝て背中、頭頂の百会と丁寧な治療に満足する。過去の経験から初対面先生の鍼は痛みを感じるがS先生は安心して体を委ね、眠気を感じるほどであった。K先生には退院後随分御世話になり「痛み」「頭痛」「不眠」の改善に不思議な力を随分戴いた。今後は毎週火曜日はS先生の鍼灸に御世話になる事とする。
今春4月に診療報酬改定で「脳卆中」発症後180日経過患者がPT運動療法から除外されてから敬遠していた「森クリック」、５ケ月振り診療に訪れる。気功の先生から麻痺側の筋肉は絶えず弛緩するように指示され、猛暑も下り坂の月末から週三回の受診を目標に通院する事にする。久しぶりの9時受付は以前に優る混雑、お目当ての鍼灸・マッサージ先生指名の為、早朝から利用者殺到に驚く。物理療法は①頚椎の歪を矯正する「首の牽引」②麻痺側の上肢・下肢にマイクロ波を照射する「マイクロウエーブ」③麻痺側の筋肉に刺激を与える「電気干渉波」の3種類、根本的な治療に繋がらない対処療法と思われるが硬直する筋肉を少しでも弛緩するために年内頑張ってみる。本日の治療費630円。
脳梗塞で倒れ、口惜しい事は歩行困難もさることながら、緻密な思考が困難になり数字が苦手になった事です。発症、3年前安静時に入った時、OT（作業療法士）が脳機能テストに際し「長谷川式痴呆認知テスト」を使用、数字の引き算を試みさせられた、「100」から「8」を引き、更にその数字から「8」を引いていく、次々と引き算を行なうものであった。先生、ストップウオッチ片手に始められたが「屈辱感」・「あせり」で芳しくない成績であったと記憶している。１ケ月前の朝日新聞日曜版に世界的流行の「数独」紹介記事と例題が掲載され、関心を持っていたところ盆で里帰りした長女が土産に持参してくれたのが「脳が活性化するナンプレ」、基本ルールは簡単ながら数字が頭に入らず初回はメモに記入しながら悪戦苦闘し、解答に40分～50分要する。その後、毎日1問取り組み、今日の日曜日はメモ無しで30分を切る位いに進歩してくる。
拘束4時間のパワーリハビリ「デイサービスセンター小林」を利用される仲間は目的が明確で自立意欲が旺盛、且つ皆さん明るいのが特徴、今春、介護保険改正の結果、介護度１．要支援の人が主流となったことも一因していると思われる。ご夫婦で参加されるN夫妻、常に微笑みの絶えない魅力的な奥様、来館もご主人を先に・・・、後に付き添うようにされ、朝の挨拶を欠かされることは無い方です。Uさんは、83歳まで自動車を運転されていた活発な奥さん、膝関節症の痛みだけが悩みの種、機種の変わる都度、スタッフに何処の筋肉が強化されるか質問、御主人は6時間のデイサービスに出掛けておられるが以前、一緒に同じデイセンターに行かれた時、自宅と同じ様に命令口調で指示されたのが嫌で此処を選んだと言われていました。今日はご主人留守番、昼食に「チラシ寿司」を調理して来たと言われていました。
「ぷらざこむ１」にてボランテイア・グループの指導で受講している講座は①「サポ・パソコン教室」②「みそか絵手紙教室」③「米谷書道教室」の三講座、書道はグループ登録をされていないので毎第2・４金曜日は1階活動スペースの空いているテーブルを利用している。8月最終の25日は、夏休み明けで１ケ月ぶりの手習いとなる。予習してきた作品をO先生から個人指導で添書して頂く、筆先の流れは良くなったが字の勢い、バランスの欠陥を指摘され、先生、直接手を取って丁寧に教えてもらう。手首の柔軟性に欠け、筆を固く握りしめ過ぎ、毛筆の持っている反発力を利用していない事に気が付く。練習目標、縦・横・左右斜めの筆使いを時間をかけて自分の物にする事が最大の課題と納得する。
8月も下旬になるが、自宅付近の散歩には陽射しが厳しい、午前中の「パワーリハビリ」を終え、遅い昼食後、避暑コースとしてお気に入りの市内唯一の百貨店「宝塚阪急」に出かける。B２の駐車場、身障者専用に車を入れ、エレベーターにて2階へ、正面入り口の「催しコーナー」は毎週入れ替わるので楽しみの一つ、今週は鶴橋市場の天ぷら屋が揚げたての商品で人気を呼び、大混雑の様子。交錯する場所は、行き交う人との通行で迷惑を掛けてはと遠慮して、人通りの少ない通路を選択する。宝塚阪急の利点は要所に座り心地のいい椅子が設置されていて、疲れると休憩を取り店内の様子を眺めるのも興がある。残念なことは「J-CREW」が退店してから、店内は婦人服一色になり紳士物が一切姿を消した事です。
「ぷらざこむ」9:30から入館、専用パソコンに向かい、9月で最終となる「カーボランテイア」入力作業12:00、友人3人と「パーチエ」にて昼食、＜ヌードル定食＞そば・天麩羅・じやこ御飯、食後のコーヒーを楽しみ、60分余りの歓談を過す。
2週間ぶりのボランテイア・グループ「サポ・パソコン教室」、ワードの基本操作を学ぶ・・・入力した文章の修飾を本とインジェクターの両手法を使って指導頂く。今まで、自己流の「ワープロ」手法を駆使、A4用紙を使用、数行ごとに修整を行い、段落はカーソルの移動でEnterを押して文章の作成を行なってきた。 K先生、アシスタント・ボランテイ方々の懇切丁寧なご指導でルーラーを使用した段落の左下げ方法を取得できた事は大きな収穫でした。インデントマーカーの字下げインデントの使用を知り得た事は今後の形式に沿った文章作りに繋がる事でしょう。今一つ、最大の効果は文章作りに当たって、一気に文作成、後に体裁のいい文に修飾を加えることとする。
