片麻痺との二人三脚

孤独に甘えず、後ろ振り向かず、希望失わず、唯前進あるのみ!

キーボード・三味線に合せて、言語障害を吹き飛ばす大合唱・・?「私の人形はよいにんぎょ♪」

2009-05-31 17:38:02 | 「脳卒中」友の会

 宝塚「脳卒中」友の会第52回交流会、今回は趣向を変えて“ボランテイア三味線音楽グループ”の皆さんにご出演願いました。
 昨日の不安定な天候とは打って変わり、5月新緑の最終日曜日に相応しい青空が広がる。
 今日は伊丹市内の施設周りの音楽ボランテイアグループ「柳水会」の皆さんに来ていただき、楽器演奏と歌唱指導を御願いする。


 定刻14:00から本日のテーマ「飲酒とリハビリ」について色々な角度から意見を交換する。
 「脳卒中」発症の原因はアルコールと関係が無かったと医師に診断され、適量はOKといわれた人、家族から適量なら許可のお許しが出ているが自分ではコントロール出来ない方等様々な事情が浮き彫りになりました。
 皆さん適量の飲酒を好む人が多く、交流会も缶ビールつき弁当昼食会の開催を求める声があり、次回はお弁当・ビールを注文する事に決まる。


 14:30分から女性5人の三味線グループとキーボード演奏の男性リーダーが入場され、演奏会と合唱指導が始まる。
 「脳卒中」後遺症患者は何らかの言語障害症状に悩みながら日常生活を行っているので大きな声で唱和することはきっと効果がある事と思います。
 巧みなユーモアを交えながら指導される男性は80歳と聞き、びっくりする。
 掲示板に持参された歌詞を貼り付け。「私の人形」、「こいのぼり」、「背くらべ」、「赤いくつ」と順次三味線に合せて歌う。


 身振り、手振りで拍子を取る方、下手でも大きく口を開けて歌う人、口ずさんでいるだけの方、幼稚園じゃあるまいしと下を向いている人もあったがリーダーの冗談と巧みな誘いに乗ってボルテージーは上がって行きました。


土曜日は一日リハビリテーション、午前はマシントレーニング・午後は水中ウオーキング!

2009-05-30 18:23:35 | 「リハビリ」

 早朝から青空が広がるがラジオの天気予報では荒れる天候の模様が流れ、午後には雷・集中豪雨の警戒が阪神間一帯に出される。
 
木曜日流れた“パワーリハビリ”を取り返すべく、医療法人「オーロラ会」の筋肉トレーニングに汗を流す。
 休憩室の掲示板に高齢者・障害者には絶え間が無い、筋肉の強化が必要と呼び掛けられ、NHKのテレビ体操の励行が奨められている。
 「身体を前に倒す、後に倒す」、「脚を開く、脚を閉じる」等写真つきで具体的に紹介され、日常生活動作の維持にはエンドレスの運動が必要と理解できる。
 本日は麻痺側左上肢の機能回復に欠かせない「ローイングマルチフアンクション“両手引き”」にポイントを置いて集中する。
 引く前は脊椎を伸ばし、尾骶骨を基点に肩甲骨深層筋肉を意識して引く。

 午後は六甲連峰の上空が異様な曇り空が広がる中、尼崎「スポーツの森」へ出掛ける。
 週末の「スポレストプール」はフアミリー客が多く、パパが懸命に子供さん達にスイミングの指導に取り組んで居られる。
 
不思議に対象児はお嬢さんばかりで、お父さんはゴーグルをつけ、潜水を繰り返して娘の手足の動かし方の矯正コーチに無我夢中の姿に微笑が禁じられない。
 帰途少々雨が降るが“かぶと山”の上空は青空が広がるも逆瀬川は濁流が流れ、集中豪雨に見舞われた事を物語っている。


鶯が鳴く、豊かな里山の自然に触れ、手作りの山菜ご飯を頂き、満喫しました!

2009-05-29 16:48:40 | 「ぷらざこむ 1」

 絶好の天候に恵まれ、3月から企画、現地打合せも行った“西谷の里”『宝塚西谷の森公園』に於ける学習親睦会参加に9:00「ぷらざこむ1」に集合する。
 心配された天候も青空に覆われ、長袖では暑い位に気温は上昇する。
 「ぷらざこむ1」の市民運営を担う“無償ボランテイア・グループ”「利用者運営委員会」のメンバー25名が集まり、会費2,500円で運営委員の自家用車に分乗して、“兵庫県立ふるさとの公園”へ向かう。


 月に一回の会合で,顔を合わせるだけでは親睦も,理解も深まらないと「学習小委員会」の提案で、綿密な事前調査と打合せの結果、初めて野外調理の親睦会となる。
 数グループに別れ、第一班は現地へ直行して炊飯・惣菜・デザートの準備、第二班は蕨・ぜんまいの山菜採り、第三班は「夢プラザ」の見学とお買い物を楽しむ。
 
「夢プラザ」は係員に案内され建築後、100数拾年を経た和風建築日本間の畳・襖・欄間に懐かしい嘆声の声があがり、風通しの良い部屋で昼寝がしたいと希望の声がありました。
 
11:00「西の谷」管理棟に集合して、薪で炊飯する調理担当組みと森林で構成された散策道の周遊組みに再度分かれて行動する。
 
杖歩行の仲間A氏とリハビリを兼ね、農村風景のダラダラ上り道を快い風に吹かれ、ゆっくり歩くと森林から鶯の鳴き声が聞こえ、自然に溶け込んでいく気持ちになる。

 山菜の炊き込みご飯、鯖缶のホイル焼き、具沢山の豚汁を前にして冷たいビールで乾杯は12:30分、テーブルには山菜野菜サラダ・苺・片栗粉団子が大皿に盛られ、野趣に満ちた野外パーテイが始まる。
 
現地のお手伝いもさることながら女性会員のご努力で里山のご馳走を堪能する。
 デザートの後はK氏のハーモニカ伴奏に合せて「♯・・夏も近づく八十八夜・・♪」と全員で歌い、身も心も軽くなる。


患者が患者を支援する“セルフヘルプグループ”脳卒中「友の会」、今日は[将棋会]

2009-05-28 16:33:29 | 「脳卒中」友の会

 曇り空から小雨が降る木曜日の午前、“すみれが丘”のサウステラス一番館在住、友の会仲間のD氏宅を訪れる。
 毎週木曜日、此方では将棋好きのD氏に同じ仲間の将棋熟達者のO氏が指導と対局する楽しみを求めて来宅されます。
 何らかの形で脳に傷がついた者同士が“右脳”を使って駒を進めるのはリハビリテーションに繋がり、お二人は毎週対局を続けて居られます。
 今日は共通の友人S氏も加わりり、DVD上映会を兼ね、弁当昼食会を開かさせて頂く。


 
セルフヘルプグループは、お互い助け合いの精神で奥様のお手数を掛けない為、O氏が“宝塚阪急”から弁当を購入して来られ、お茶で戴きながらDVDを鑑賞する。
 将棋の対局が始まるとビギナーの私には駒の並べ方、駒の動かし方、駒を成る、詰み等に付いて質問しながら観戦させて貰うと結構面白いものです。
 O氏は戦歴が永く余裕を持って指して居られるので嫌がらずに答えてくれて勉強になる。


 駒に「王将」と「玉将」があって上位者が王将、下位者が玉将を取るルール等、初めて聞くことばかりで大変面白い。
 5分から10分で局面が変わり詰みになるのは相当に上位者の実力が優れていると傍観者には判断が出来る。
 「飛車が死んだ」「銀が危ない」と声が飛ぶが“待った”をかけないで勝負はドンドン進行する。


友の会「日帰り旅行」、改装中の大阪駅陸橋を踏破して弁天町『大阪交通博物館』へ・・・!

2009-05-27 16:37:59 | 「脳卒中」友の会

 宝塚「脳卒中」友の会5月の日帰り旅行は少々の不便は覚悟の上、大阪市港区弁天町『大阪交通科学博物館』へ足を延ばしました。
 高気圧が張り出し天候にも恵まれ、10:00宝塚駅5人集合、10:30西宮北口駅にて二人が加わり、特急にて梅田へ直行する。
 別グループ三人がJR宝塚線で直行している事情から、何時も利用する普通電車では遅れると思い、特急電車にすると空いた席が少なく、ウロウロしていると善意の乗客数人の方が席を譲って頂き、全員7人は着席する事が出来てほっとする。
 到着後、阪急からJRへの連絡通路は両社共に大改装中で我々障害者には迷路の状態、幸い参加のO氏ご夫妻の奥様が最近利用されたと伺い、先導して頂く。


 梅田駅中2階からJR方面への連絡通路を辿ると陸橋が大改装中で仮設階段の登り、降りを数回繰り返して環状線へ到着する。
 
久しぶりの大阪駅南側は大ビルディングの建設中で鉄枠の骨組みが空高く聳え立っていた。
 弁天町駅前の「交通博物館」に到着は11:30分、先着組みと合わせて10人の仲間が勢揃いする。


 楽しみにしていた0系新幹線電車、キハ81型ディゼルカー、7100形蒸気機関車「義経号」をみて記念写真を撮り、それぞれ鉄道のおいたち、鉄道とくらし、列車運行と車両の仕組み等を見学する。
 昼食は京都駅に停車中の食堂車に乗り込んで生ビールと駅弁を美味しく頂く。
 昼食時に個々の帰途ルートを確認して団体行動はこの時点で解散して、グループ毎叉は個人での自由行動とする。


更なる活動を目指し、プロジエクト助成金申請Vグループのプレゼンテーション(発表)の見学

2009-05-26 18:11:16 | 「ボランテイア グループ」

高気圧が張り出し、此処二、三日の肌寒さが遠ざかり外気温も20℃を超える。
 社会福祉協議会に登録するボランテイア174団体の内、今期プロジエクト助成申請(継続事業20万~新規事業30万)を行った4つのグループが二次選考の場としてプレゼンテーション(発表)を「ぷらざこむ1」2階会議室にて9:00から行う予定、写真撮影と見学に出席しました。


 174団体の内、登録会員一人につき1,000円の運営費助成を受けるのが97グループ、他に開発・新規プロジエクトを企画するVグループは申請を行い、書類審査を合格して、本日配分委員(174グループから選ばれた委員)の前で発表を行う。
 プレゼンテーションは、グループが助成金を利用して実施したい活動や、その活動が必要な“思い”を発表する場で一般公開(要約筆記・手話通訳付き)となっています。


 第1番はプロジエクターを使って“松尾湿原の植生調査と自然学習の場として整備する事業”の説明。
 第2番は“てんかん”を隠さずに暮らせる社会へ向けて音楽を楽しみながら啓発運動を展開するお二人は大スクリーンを使用して昨年のコンサートを紹介され、啓発事業に必要な器材の購入を訴えられる。
 3番目は唯一、手書きの資料をチームワークで不登校・引きこもり支援事業に“ほっこりスペース・カフエ”『ぽ』の開催費用の助成を提案されました。
 最後は発達障害子ども達の特性の理解と適切な配慮について周囲に働きかける冊子作りの新規事業の立ち上げに承認を求められました。
 他のボランテイアグループの活動を知る良い機会を与えて頂きました。


財団プラザ・コムの目指すもの、高齢者・障害者・子どもが健常者と共に活動できる場所作り!

2009-05-25 17:50:55 | 「ぷらざこむ 1」

 インフルエンザ蔓延予防の為、一週間閉鎖していた福祉コミュニテイプラザ「ぷらざこむ1」が開業する。


 
玄関の張り紙には「ご来館の皆さんへ」・・・“新型インフルエンザ拡大予防にご協力下さい”とあり、①発熱や咳等の症状のある方は利用を避けて下さい②マスク着用・手洗いの励行・嗽の励行を御願いしますとポスターに大書され、エタノール系消毒液が置かれていました。
 しかし、在館中の方。来館者もマスク着用は少なく、インフルエンザ騒動も下火になった事を感じる。
 1階活動スペースは“ミーティングに熱中するグループ”、“PCを持ち込んで床下の電源・LANケーブルに接続して操作練習に励むグループ”、“持込み材料を使用して手芸に夢中な女性達”等で活気を取り戻す。
 6/18、20開催予定「交流会」の内容を検討する「交流会小委員会」が開催され、出席する。


 ボランテイアグループが無料で自由に会議室が使用出来る「ぷらざこむ1」に登録している124グループに案内状を送付して、開催する交流会を意義ある且つ活動拠点として位置づける内容に導くべく審議される。
 人件費ゼロで運営される“財団法人プラザ・コム”の目指すものは1、障害者・高齢者・子どもが健常者と共に話し合い、活動を共に行い、安全で安心できる社会の実現をめざす、2、その為の活動拠点として「ぷらざこむ1」を位置づける。
 この主旨を理解して貰うには楽しく、グループゲームを交えながら皆さんから積極的に提案の出来る交流会にする為に具体的な面白い案が提案される。


公園に、プールに子どもの歓声が戻った日曜日!

2009-05-24 15:49:49 | 「リハビリ」

 寒気団を伴った低気圧の谷の通過で荒れる天候予想の日曜日、今週3回目の「リハビリテーション」プール水中ウオーキングに出掛ける。
 宝塚ゴルフ場北側のセルフ給油スタンドにてガソリンの補給、土曜・日曜日2円引きサービスの適用を受けて1ℓ113円にて満タンを入れる。


 
一時高騰した原油相場が落ち着いて、115円前後にて推移している事は毎日車に頼らざるを得ない左半身不随の私には嬉しいガソリン事情です。
 県道114号線に入る武庫川沿い左に見える「末広公園」は早朝から曇り空の中、ボール投げ・ボール蹴りに興じる子どもたちの歓声が聞こえて平常に戻りつつある街の様子が伺える。
 園内の周遊通路は清々しい早朝ウオーキングに中高年の皆さんが胸を張って、手を振って歩いて居られる姿の中に仲間のS氏の勇姿を見かけてリハビリパワーをいただく。


 
プール来場者は流石に常連の高齢者は少なく、親子連れが圧倒的に多く、早くから受付周辺は喧騒状態が目立ちます。
 25メートルプール内の「フアミリーコース」はお父さんに連れられた子どもさんが一週間の閉じ篭りを発散する勢いで遊泳に夢中の有様で左半身不随の体では危険を感じて近づけない。
 潜水して歩行コースに入ると初めて高齢の方がウオーキングされているのに出会い、二人安心してリハビリ歩行をゆっくり楽しむ。


嬉しい25日開館ニュース、で訪れたボランテイアの広場「ぷらざこむ1」

2009-05-23 18:05:48 | 「ボランテイア グループ」

「感染、収まる傾向」と大阪府が発表したニュースを受けて福祉コミュニテイプラザ「ぷらざこむ1」25日から開業の嬉しいニュースを聞いて訪れる。
 宝塚大橋から176号線へ到る道路は週末も重なり、この一週間に見られなかった多くの自動車が集中している。
 新型の豚インフルエンザが神戸市で確認されてから23日で一週間、兵庫県の一部小・中・高等学校で休校が解除されるテレビニュースが街を明るくしている感がある。


 ボランテイアの広場「ぷらざこむ1」の駐車場でサッカーボールに興ずる数人の子どもを見ると大丈夫かと思うより、不思議に「良かった」と安心する。


 この5日間閉館はしていたが館内で業務している社会福祉協議会ボランテイア活動センター職員さんは連日の出勤、建物を管理する財団法人プラザ・コムも連日理事長・ボランテイアさんのご出勤で大変ご苦労様な事です。
 正面北側の通用口から入場、数人の顔馴染みのボランテイアさんも来館され、来週オープンに向けて種々の準備に取り掛かって居られます。
 「祭り」が終了して一週間後のインフルエンザ騒ぎで“宝塚福祉コミュニテイプラザ”のブログで各ボランテイアグループの祭り当日の活動写真を紹介するPC作業が遅れていたので取り掛かる。
 写真を数枚取り込み、コメントをつけて紹介する、18日付けから毎日1件のブログ作成を行い、本日の23日分を入力して完了する。


インフルエンザ予防でレジ店員さん、お客さんもマスクの「スーパー万代」

2009-05-22 17:22:54 | 「ファミリー」

 昨夜吹き荒れた低気圧の通過は雨を伴うが予報に反して曇り空で朝を迎える。
 インフルエンザ蔓延予防の為、閉館したボランテイアの広場「ぷらざこむ1」は業務停止5日目、毎日出掛ける居場所を失い、25日からの再開が待ち遠しい日々です。
 今にも雨が降り出しそうな午前、買い物に車を出して欲しい要望の家内と二人、ショッピングに出掛ける。

 この期間は外出を控えて自宅退去を要望する行政当局ですが生鮮食料品だけはスーパーへ買い物に行かざるを得ない二人世帯です。
 左半身不随になってから家事一般では全く役に立たない自分ですが車の運転だけは貢献できる唯一の才能と自負しています。


 新型インフルエンザの感染拡大で消費低迷が危惧される中、外出せずに生鮮食品などを宅配してもらう「ネットスーパー」の人気拡大と新聞で報道されているが二人家族では求める量も少ないので近隣スーパーへ出掛ける事になる。
 店内は「大均一祭」セールのポスターが賑々しく吊り下げられ、調理食品258円均一・弁当惣菜258円均一等、タイミング良く各コーナーでリーズナブルな値段で纏め買いを奨励する商魂の逞しさに感心する。


 買い物客も半数ぐらいがマスクの着用が見受けられるが流石に児童連れの親子は見られず、学校の方針が守られている事が伺える。
 レジチエッカーの店員さんは全員がマスク姿で応対され、勘定後は両掌を重ねて「有難う御座います」と丁寧なサービスに感嘆する。