片麻痺との二人三脚

孤独に甘えず、後ろ振り向かず、希望失わず、唯前進あるのみ!

発声練習後、蛮声はりあげ高らかに唄う「荒城の月」、身障者文化教室「コーラス」

2012-02-29 12:16:12 | 「脳卒中」

 東日本大震災発災以来356日目、朝日新聞2面2段見出し、「汚染灰 仮置き3.5万トン7都県32ケ所 処分進まず、原発事故で自治体のごみ処理が行きず詰まっている。
 福島・茨城・千葉など7都県でごみ焼却場を運営する計32の市町と一部事務組合が、放射性セシウムで汚染された合計3万5千トン余りの焼却灰を処分できず、一時的に「仮置き」していることがわかった。
 汚染灰はいまも増え続け、一時保管所がパンクしかけている自治体もある。

 温かい気配の早朝、青空が広がりつつある、お昼ごろは近畿・東海・北陸の雪や雨は止んでいますが関東と東北南部では広く雪が降っており、関東の平野部では大雪となっています。
 今日の兵庫県は次第に高気圧に覆われるため、南部では昼過ぎから、北部では夕方から晴れてくる天気予報だ。
 
 9:00 ボランティアの広場「ぷらざこむ1」入館時は7度C、流石に館内は温かく、久しぶりにコートをハンガーに掛けて、デスクに落ち着く。
 早速に水曜日の(財団)プラザ・コム 受付ボランティアM氏が「熱あつ」のコーヒーを運んでいただき、有難く美味しく頂戴する。
 「脳卒中」後遺症の左半身不随の体ながら、社会との接点ともなる居場所に恵まれ、「触れ合う人たち」から親切な応対を頂戴する有り難さに感謝する。

               
 昨日、「宝塚広域ボランティア連絡会」にて参加が決まった宝塚市主催 東日本大震災3/11「追悼の式典」が開催される市役所1階市民ホールへ展示する活動紹介パネルの資料づくりに取り掛かる。
 昨年、3/11以降に立ち上げた「宝塚広域ボランティア連絡会」の第1~9回の運営委員会の議事録の印刷を求められ、第1~8まではA3用紙でプリントアウト、昨日の第9回は会議用速記ノートを広げて、作成する。
           

 他に、支援活動紹介写真展示に案内・説明のPOP・ポスター(女川町・南三陸町仮設住宅訪問、皆さんとの出会い!、私たち〝宝塚広域ボランティア連絡委員会”です 等)12~15種類の案内状をカラー印刷で作成して、事務局としての仕事は終える。

          

 午後は14:00安倉南障害者支援センター文化講座「コーラス」に出席。1階正面事務所に昔馴染みの社会福祉協議会 課長Aさんを見つけご挨拶、10年前に高齢者・障害者への日帰り旅行を支援するVグループ立ち上げの際に「おでかけたい」と命名していただいた方です。
 この度び、ボランティア活動センター発刊の「みんなボランティア」に”おでかけたい”活動状況を掲載いただいた事を報告して、喜んでいただく。
               

 2階オルガン前フロアーに設置された椅子に集合した仲間は6人(男性は二人)、定刻に少々遅れて来られたエネルギッシュにして陽気な音楽大学卒のY先生、毎回の如く横隔膜を下げ「臍下丹田」を使っての発声練習、教科本は「美しい発声のドリル」No.1<あくびがでるよ アー ー ー>・・・息にポイントをおかず、横隔膜を下げるイメージを常に念頭にアー アー アーと続ける。
 No.2は<いぬのおなかがハ ハ ハ ハ>・・・口をいっぱいに開いてハ ハ ハ、先生が素晴らしい声で、笑顔はちきれんばかりに巧みにリードされるので全員揃って大きな発声を行う。

           

 体全体が熱く、口も滑らかになったところで簡易音楽器「トンチャイム」を使い、各自「ド レ ミ フア ソ ラ シ ド」を担当し、先生のリードに従ってチャイムを鳴らしながら童謡「雪・春の小川」を歌う。

 Y先生の指導魅力はスピード、同じ曲を2回繰り返すと次々と変わっていく、「かごめかごめ」・「ふるさと」・「夕焼け小焼け」と仲間の調子も向上、褒め上手のY先生「いいねイイネ」・「上手いウマイ」に乗せられて、練習は絶好調に達する。

 3時の休憩でお茶を飲んでからは男女に分かれて「銀座の恋の物語」、蛮声張り上げて「荒城の月」、低い声が出ないでついていけない「真夜中のギター」等を歌い、大満足で終了する。


アサ「宝塚広域ボランティア連絡委員会」第8回運営委員会、ヒル「こむ1会」第3回発起人委員会

2012-02-28 14:53:56 | 「趣味の集い」

 東日本大震災発災以来356日目、朝日新聞36面上段、いま伝えたい千人の声”「コミュニティ 一緒に泣いて笑いたい」お茶っこ?コーヒー?、岩手県釜石市箱崎町の山の中にあるプレハブの雑貨店。
 佐々木育子さん(59)がやって来た人に声をかける。
 漁港のそばで営んでいた民宿は流されたが、「みんなが集まれる場所に」と昨年8月、店を開けた。
 イスを並べ、無料でコーヒーや茶を出す。家族を失った人、家を失った人、無事だった人・・・。津波がコミュニティをばらばらにし、人々の間に線を引いてしまった。(東日本大震災発災 死亡15.853人 行方不明 3.282人

 今朝も厳しい冷え込み(氷点下)、この冬は寒気の緩みが弱く、昨年12月から今月までの3ケ月に渡って、「長引く寒さが顕著」の今冬、26年ぶり低温、北日本・東日本・西日本の3地域とも、月平均気温が平年より低い状況が続いたことが、気象庁のまとめで分かった。
 今日の兵庫県は、東シナ海に発生する低気圧の影響で昼過ぎから雲が広がり、南部では夜遅くには雨や雪の降る所がある。
 8:30分「ぷらざこむ1」へ出発時は3度C、麻痺左手は痙縮がキツク、鼻水が流れ、厳しい寒さに震えながら、「ぷらざこむ1」障害者専用駐車場に車を停める。
 冷たい館内は防寒コートを脱ぐ勇気に欠けるぐらいの雰囲気、半コート羽織ったままでデスクに座って、10:00会議室21Aにて開催される「宝塚広域ボランティア連絡委員会」第8回運営員会の資料作りに取り掛かる。
 机上のパソコンの電子メールを開き、「宝塚広域ボランティア連絡委員会」収益委員会委員長Kさんから添付で送信された添付資料<今後の活動予定>を外付けハードディスク「Riyou Landisk」こむ1会に名前をつけて保存の上、本日出席者分20枚(A4用紙)をプリントアウト。
 定刻、2階会議室23A集合会員は17名、司会U氏で議事進行が始まる。
   

 議題1、3.11明日へのスマイルみんなつながっている!3/11メモリアルについて(発表O氏)・・・・日時:3月11日(日)13時~16時会場:市役所1階市民ホール&河川敷 1部 追悼の式典 2部 被災地へのエール。主催:宝塚市、協力;TA*CO、市民ホールにてパネル展示「広V連」は9枚の割り当て、「絆」4.5枚、「広V連」は5枚を当日11時搬入・終了後撤去する。TA*CO提案の「ニコちゃんプリジエクト」には200人の動員が必要とされるので子どもさん連れで多数のご参加を求める。

 議題2、今後の活動予定(発表Kさん)①たこ焼きの屋台出店 日時:3月20日(祝)10:00~15:00(集合は9時) 主催:宝塚フアミリー劇場 場所:文化創造館と周辺公園 概要:「段ボールで作ろう!夢のまち」と題し、ダンボールを使った自由な製作、模擬店、バザー(Vグループ絆の東北物産販売)など、子ども連れで楽しめるイベント。被災地支援を行う「宝塚広域ボランティア連絡委員会」のパネル展示を行なって活動をPRしながら「たこ焼き」7ケ200円 200食完売を目指す。リーダー:Kさん 副リーダーOさん当日応援出来る方・・・K氏・U氏・U氏・O氏・Y氏・Y氏・M氏・Mさん・Kさん。②「私たちは忘れていないよ!」イベントの開催~発表Kさん・・・目的「もう一度支援の気持ちを高めるためと支援の気持ちと支援金を集める」。プログラムとして、△現地の方を招待して被災後1年の現状報告△希望応援隊に参加された方に参画を以来、交流を深め、今後の支援につなげる△趣旨に賛同する音楽グループの演奏△フレミラのサークルに作品の提供を呼びかけ「バザー」の開催等を骨子としてイベントの開催を5/27(日)に予定したい。提案に対して出席会員から▲登録グループに呼びかけてネットワークを広げる▲全てのグループに案内の呼びかけが必要▲被災現地の承諾は?▲集客方法は何に重きを置くのか▲支援金は何故必要なのか?▲行政・社協を巻き込んで大々的に企画すべき▲「広V連」は核になって他グループに参加を呼びかけるべき▲被災地はメモリアルを一周忌として捉えている派手なモノは自粛すべき▲毎年主催の「ボランティア祭り」の一環として開催しては?▲小さい仮設への支援を主力に▲「広V連」の役割は?原点へ戻るべき▲5月のイベントの目的は?▲現地への支援もいいが、こちらでできることはいっぱいある▲収益活動・支援活動は誰が決めているのか等意見が噴出、提案者から一人づつの意見を求められ、それぞれが開陳する。5/27開催については全員が賛成、司会者U氏から・支援は何をするのか・支援金は必要なのか・「広V連」の意味は・5月のイベントの目的は・・・を検討する会議を3月8日10:00に予定すると発表され、決定は次回に持ち越す。

  

 議題3、「宝塚広域ボランティア連絡委員会」のHP作成(提案N氏)・・・・当会の精神が不明なところももあるので具体的な目標などを入れて次回(3/27)に、観てもらって皆さんのご意見を伺いたい。次回を3月27日14:00開催と決めて終了する。
               
 午後は13:00「こむ1会」第3回発起人委員会、2/21午前・午後の全体会にて提議された問題を議事録から抜粋して、1項目ごとに審議、再度疑問を提案された時の発起人委員会の考え方を統一する、司会はMさん。①権限は・・・なし、②財団の意向に迎合するのか・・・ルールに従う、③イベントに駆り出すのか・・・実行委員会形式をとっている④これがボランティアと思うことが多い・・・土俵は財団が決めている、意見具申ができるようにしたい⑤問題発みんなで解決・・・良質の年貢を収めた
い。

                        

 90分に渡って審議を行なって、今後の予定は3/10の説明会は資料を「ボランティア通信」」、プロジエクターを使用しての説明はMさんに決めて終了する。


「僧帽筋・大胸筋の硬直」が疼痛の原因、医師の診断で受診の「鍼灸師」治療は高額医療

2012-02-27 12:54:26 | 「リハビリ」

 東日本大震災発災以来354日目、朝日新聞1面大見出し、「3.11〝 緊急事態” 14機成田・羽田着陸不可で燃料不足、昨年3月11日の東日本大震災の直後、成田・羽田の両空港に向かっていた航空機86機が、両空港が閉鎖されたために降りられなくなり、うち14機は燃料不足で「緊急事態宣言」を出していたことが国土交通省への取材で分かった。
 緊急事態宣言は機体やエンジンの故障や火災、燃料不足など緊迫した状況となった時、着陸の優先権を得るために出す。燃料不足で14機が緊急事態宣言を出したことに専門家は「世界的に例がないのではないか」と指摘する。
 ほとんどが大型の航空機で両空港がつかえなくなり、長い滑走路がある中部や関西等を目指した。
 このため、より多くの燃料消費を強いられることになった。

 冬型の気圧配置続き、厳しい寒さに。日本海側は断続的に雪で、太平洋側は晴れ間が広がる。
 日差しの割に気温はあまり上がりません
 最高気温は10度に届かない所がほとんどでしょう。季節風が強まり一段と寒き感じられる天気予報だ。
 

 先月から「左肩関節軟骨摩耗」からくる疼痛に悩んで、整形外科~鍼灸院~主治医と診療巡りして得た結論は「温めて動かす、治療院は整形外科ではなく「鍼灸院」、主として慢性的な疼痛(筋麻痺・関節拘縮・腰痛等)を主症とする疾患の治療は主治医の同意書があれば高額療養費の対象として鍼(はり)・灸(きゅう)の施術が受けられることが判明する。
 国民健康保険(私は高齢・障害者医療の対象)を利用した場合は自己負担が一定額を超えた場合は払い戻し、高齢・障害者医療の場合は月初めに初回・2回目に300円を支払うと、継続しての治療は無料になるが「鍼灸」は高額医療の対象となって、施術たびに300円支払って、一定額を超えると払い戻しされると説明される。
 本日は主治医の逆瀬台1丁目のH医院にて診察を受け、「筋マヒ」から来る疼痛を訴え、同意書をいただいて、接骨院に回るとする。

 幸い両院共にマンション「アヴェルデ」2階に位置するので半身不随者には至極便利な立地に恵まれている。
 9:30分訪れたマンション「アヴェルデ」2階から澄み切った青空に眺望する南に位置する「かぶと山」、南西の「六甲連峰」を眺め、久しぶりに気力があふれ出す感じ。 
     
            

    
 H医院は3人目で診察室に招じられ、主治医に先月末からの疼痛症状と宝塚市立病院整形科受診結果を報告して、鍼灸受診の同意書をお願いする。H先生も同じく「温めて動かせ」で、入浴中に麻痺上肢・下肢を十分に動かすようにアドバイスいただく。
               

 窓口で支払った診察費は360円、同意書の有効期間は3ケ月間、今後少なくとも年に3回、主治医の診断が不可欠だ。

                       

 接骨院「ぬくの木の森」に診察券の提出は二人目、上肢・下肢を温める「超音波水治療法」を10分受診後、ベッドに仰向けで腹部・足元に振動しながら温める電気治療器を乗せてもらい、更に10分間全身を温める。
                

 先週まで左肩がズキンズキンと痛み、仰向きができなかったがきょうは疼痛が全くなく、全身の血流がよくなり、ウトウト眠りに誘われる最高の気持ちに浸る。
 本日の鍼灸師O氏はストレッチを先に施術して、鍼(ハリ)を打ち電気を流される。
 マッサージを施しながら硬直筋肉を揉みほぐす、胸を触って「大胸筋」、首筋を指圧して「胸鎖乳突筋」、肩を押さえて「三角筋」、上肢をもみほぐして「上腕三頭筋」、手首を捻りながら「伸筋支帯」等の硬直を指摘され、此処の部分が伸筋されると痛みが緩和されると教えていただく。
 しばらくは一時的な痛みを辛抱しながら、疼痛予防に専念したい。

 


北風が寒い「真冬に戻った日曜日」、脳卒中友の会交流会に15人の仲間

2012-02-26 10:53:23 | 「リハビリ」

 東日本大震災発災以来351日目、朝日新聞1面3段見出し、「病院の3割入院長期化3県沿岸部、東日本大震災で大きな被害を受けた岩手・宮城・福島の3県沿岸部の3割の病院で、患者の平均入院期間が震災前より1割以上長くなっていることが、朝日新聞の調査で分かった。
 入院の長期化傾向は、病院や介護施設の復旧の遅れの他、自宅での看護・介護力の低下も影響している。
 また、医療の復旧格差があることも分かった。
 現在も診療制限がある病院は25病院(25.8%)あった。

 冷たい2月最後の日曜日は寒い北風が吹き荒れる、最高気温は北海道と東北はきのうと同じくらいできょうも真冬の寒さです
 関東から西はきのうより低く、10度に届かない所がほとんどでしょう。

 本日は「脳卒中」後遺症に悩む患者・家族の「互いに助け合い・支えあう」セルフヘルプグループ宝塚「脳卒中」友の会 第81回「交流会」がボランティアの広場「ぷらざこむ1」会議室24にて開催予定。
 私を含め皆さん半身不随の体では先ず参加することが大関門、阪急電車「売布駅」から176号線沿いの往復1キロの歩行する人、車を運転してくる人、奥様の運転で参加する方、介護タクシーで往復するご夫妻、自宅からタクシーで参加する会員等交通手段は様々なれど気候が温暖なことが参加条件となる。
 本日は北風が強く、日中最高温度は10度前後の悪条件では参加者の人数が危惧される。

             
 13:00 宝塚「脳卒中」友の会 会員の女性ボランティア講師Hさんが担当する文化講座「英会話教室」参加者は6人、本日のテーマは「第三人称単数現在”三単現”」のくり返しレッスン、講師によれば教えている中学生が三人称をマスターすると自信がでてきて、上達への道を歩み始めると言われ、徹底してヒアリングが行われる。

            

 主語 一人称~I→複数WE、二人称~You→You、三人称~Hi・She・It→THEY・・・例文「I Watch、Work、Wake To、Get Up、Play」を使って肯定文・否定文・疑問文のスピーチが講師から求められ、各自苦心惨憺。
 初級中学生の英語勉強とはいえ、高齢にして「脳細胞損失」のダメージを受けたメンバーは、後刻同じことを質問されても即座にフレーズが脳からの指令で口にすることが能わず、オタオタすることがおびただしい。
                 

 14:00 第81回「交流会」に出席した会員は、荒れた天気に関わらずに15名、本日のテーマは①現会員名簿の確認  ②「友の会」会則の検討、現会員名簿は22名、電話・携帯の確認して、訂正と追加を加え、身障手帳・介護度をそれぞれに伺って追加記入を行う。
 会員からの提案で「病歴」を追加、振り返ると「ゾーット」する病歴「脳内出血」・「脳梗塞」・「くも膜下出血」の区分を記入する。

             
 順番に注意すると1、「脳梗塞」 2、「脳内出血」 3、「くも膜下出血」の順、全国的なデーターは不明なれど当友の会では発症原因は「脳梗塞」が一番多い。
 ②「友の会」会則の検討は約9年前に作成したA4用紙二枚に及ぶ資料を皆さに配布して、読み上げ1~20条まで各項目ごとに意見を聞きながら修正・削除・追加を書き込んでいく。
 6条入会・・・役員に申し込むは削除、8条・・・事務局1名・会計1名を追加、②”設立当初・・・・・”は削除、(職務)⑤運営は役員協議ですすめる、第10条・・・総会は①②③をもって構成する、第19条・・・事務局を抹消して会計に修正。永年放置してきた会則だけに充分時間をかけて検討。

                

 最後の事業年度は”毎年4/1~3/31”に終わると明記されているから、今年の「総会」は3月25日に行うことを確認して終了する。

 


アサは「片麻痺関節軟骨摩耗」対処療法マシントレ、ヒルは広報委員「ぷらざこむ1通信」印刷作業

2012-02-25 13:43:49 | 「リハビリ」

 東日本大震災発災以来352日目、朝日新聞大見出し、「集団移転 4万戸計画被災3県 国想定の2倍に、東日本大震災の津波被害を受けた岩手・宮城・福島の3県の沿岸部で、高台や内陸などへの集団移転が27市町村で計画され、約4万戸が対象になっていることが朝日新聞の調べでわかった。
 国土交通省が当初、想定していた2万戸を大幅に上回り、8千億円と見込まれていた事業費も膨らむ可能性が出てきた。(東日本大震災 死亡15.853人  行方不明3.282人 警察庁発表24日現在

 また真冬に戻った寒さの週末土曜日、南から湿った空気が流れ込み、午前中は近畿や四国であめ。
 日本海側は午後から雨や雪が降る。昨日の陽気な天候で、開花がおくれていた梅がほころんできたと嬉しいニュースも戻り寒波で吹き飛んだ感じの2月最後の土曜日

                    

 8:45分小雨が降る中、ポラリス小型送迎車スタッフの傘に迎えられ、デイサービスセンター小林へ、筋肉トレーニングを目的とする「パワーリハビリテーション」に出かける。
 看護師Oさんのバイタルチエック(血圧133-77・体温36.1度C)、映画を趣味とするOさんとは同好の友、昨日観た「日本列島」の動物の家族の絆に話が及び、母親の子育ての懸命さと自立を促す冷酷な扱い方に共感、反面父親の役割は何だ?動物・人間も変わらない父の存在感の無さに同感する。
             

 「TOHOシネマズ」で収集された今春封切り予定のパンフレット20数枚をいただく、中から観たい映画を選択すると洋画では、鉄の女の涙「マーガレット・サッチャー」、正義を売った日「スーパーチューズデー」、邦画では”たとえ忘れてしまっても、きっと、愛だけが残る”「わが母の記」、器械と人の冒険の旅「おかえり、はやぶさ」・・・春の興行シーズンに懸ける各映画会社の意気込みが伺える。

             

 9:30分オリエンテーションが始まり、準備体操、NHKテレビ体操を終えると直ぐに「左麻痺関節軟骨摩耗」疼痛を防ぐ筋肉トレーニング前に患部を温める「ホットパック」治療を受ける。
 テーブル前の椅子に座って、左肩・腰・左下肢に「ホッパック」を塗布治療を受診、上半身が温かく、血流が良くなると眠気を催し、ウトウトしながら読売新聞朝刊に目を通す。
 15分間の温めで硬直筋肉が弛緩したところでマシン設置場所に戻り、スタッフの選ぶ機種からパワーリハビリテーションに取り組む。

           

 №1、「ローイングマルチフアンクション”両手引き運動”」、器械に向かい合うように腰を降ろし、左右の歪を訂正して貰って、麻痺左手でグリップを握り、マジックテープで固定していただく。
 右手でグリップを握って、左右のバランスを確認して両肩甲骨が背中で寄せられるイメージを描きながら、ゆっくり1.2,3,4、で引き、最高時点で10秒余り停めてか5,6,7,8、で元へ戻す。
 左麻痺関節を動かすように整形・鍼灸の先生から指導されているので良い効果が得られるように祈りながら30回挑む。

            

 №2「ホリゾンタルレッグプレス”水平両足押し”」、背中のクッションに体全部を委ねる気持ちでもたれ、麻痺左足を主力に1,2,3,4、で押し込み、終局で10秒停め、5,6,7,8、で戻す。
 歩行姿勢維持には必須のマシン、6機種の中では一番スマートで取りつきやすい器械、利用者何方も気にいったマシンと言われている。
             

 9種類のトレーニング終了は11:45分、利用の最終者、皆さんは昼食が始まっている。
 
本日のメニューは炊き込みオニギリ、きつねウドン、卯の花、鳴門若布酢の物、御うどんはシコシコした手打ちウドンで旨い、お出しが昆布・かつおで最後の一滴まで食べられる美味しさに満足する。

 午後は14:00、「ぷらざこむ1」広報小委員会の集合、2ケ月に1回、奇数月に発刊される「ぷらざこむ1通信」の印刷作業に4人の仲間があつまる。
           

 原稿は各自担当式で書いて、全体編集する方式であったが今号は今春発足を目指す「こむ1会」の紹介を主力記事とする為、広報小委員会委員長のMさんが引受けられ、シンプルに分かりやすい文章に巧みなイメージ写真を取り入れられた通信が出来上がる。

                

 必要枚数A3用紙、400枚は印刷室で、3人の方で器械印刷され仕上がる。
 毎回のことながら左半身不随者にはお手伝いする事も無く、今月号も仕上がってしまう


素晴らしい動物の家族愛が展開、生きものたちの物語「日本列島」No.4

2012-02-24 15:58:06 | 「映画・演劇」

 東日本大震災発災以来351日目、朝日新聞1面大見出し、「がれき受け入れ4都県本社調査 29道県検討なし、東日本大震災で発生した岩手・宮城両県のがれきの一部を全国で受け入れる政府の方針に対し、29道県が「具体的に検討している自治体がない」と朝日新聞の調査に回答した。
 知事が前向きな姿勢を表明しているのは9都府県にとどまる。
 
震災1年が近づいてもがれき処理への理解が進んでおらず、2014年3月末までの処理完了の政府目標が遅れる可能性がある。(東日本大震災 死亡15.853人 行方不明3.283人 警察庁発表23日現在)

 久しぶりに寒さを感じない起床時、西日本は次第に高気圧に覆われ、おおむね晴れる。
 日本海側の一部では午前中、雨や雲が残る。久々のたっぷりの日差しで気温が上がり、太平洋側を中心に今年一番の暖かさの所が多くなりました。

 本日は24年度2回目の「シニア映画の会」、8:40分出発時は8度C、野上4丁目のS氏宅から御殿山A氏宅へ、玄関先ではA氏が洗濯物を干す作業にご多忙中のご様子、先にすみれが丘のD氏マンションへ送迎の車を走らせる。
 後刻車中A氏の会話では毎日午前中、洗濯物はご主人の担当と伺い、他の三名は敬服して反省しきりの様子だ。
 自分を振り返ると半身不随後は家事手伝いが不能なため、買い物時、車運転を依頼された時は嫌な顔をしないで最優先にしているのみで、今後は自分で出来る範囲の家事応援を見つけたい気持ちになる。
                    

 阪急「西宮ガーデンズ」到着時は9:30分、「TOHOシネマズ」にて本日上映 映画名と時刻を調べると先月からD氏がリクエストしていた東宝初の”いっしょに生きている奇跡の島”ドキュメンタリー映画「日本列島」が11:30上映、四人の希望が一致してチケット購入。
             

 開演までの時間はB1地下街にて、コーヒーで談笑、5階からエレベーターで降り、アイスクリームケーキ「ゴールドストンE]2あまおう”に席を取る。
 
当店は名称どおりにアイスクリーム専門店、可愛い笑顔のスタッフにお腹を冷やすことは年寄りに悪いのでコーヒーをお願いするとセルフサービスの店舗に関わらずに席まで運んでいただき、おまけにアイスクリームを一口分紙コップでサービスしてくれ、親切なもてなしに高齢者四人すっかり嬉しい気分に浸る。
           

 「生きものたちの物語」NO,3劇場は30~40人の入り、流石に大ヒットと評判映画だけに顧客動員力未だ続いている。
 日本列島にみち溢れる生きもの”ヒグマ・ニホンサル・キタキツネ・アザラシ・ニホンシカ”等の家族が織り成す命の輝きに、2年半にわたる動物カメラマン密着撮影の自然の映像美が大スクリーンで展開、美しい四季・支えあう親子の姿に感動して身が震える。
            
 映画ナレーションに人気アイドルグループ「嵐」相葉雅紀がナビゲーターとして初挑戦、他に長澤まさみ・ゴリ・黒木瞳も登場、淡々とナレーションするだけでなくて、時折会話のような表現が面白く、且つ魅力いっぱいに画面に引きずり込まれる。
             


4月「菜の花じゅうたん」・5月「しゃくなげ」、「おでかけたい」上期日程決まる!

2012-02-23 14:29:59 | 「ボランテイア グループ」

 東日本大震災発災以来350日目、朝日新聞1面、「復旧予算使用半分だけ補正 6.7兆円 復興住宅はゼロ、東日本大震災の復旧費として、今年度第1次・2次補正予算で積まれた6.7兆円のお金が、昨年末時点で、半分しか使われていことがわかった。
 なかでも、道路や学校、被災者向けの公営住宅などのインフラ整備(公共事業)は、予算の二割に満たない額しか使っていなかった。
 自治体の人出が足りず、予算の申請ができなかったり、国の施策が被災地の現状と合っていなかったりすることが背景にある。(東日本大震災 死亡15.853人 行方不明 3.286人 警察庁22日現在)

 前線の影響で近畿、北陸は日中、四国、中国は昼まで雨。雷雨のところも、気温は平年並みか高めに推移する天気予報。8:30分 フード付き防水半コートを羽織って、「ぷらざこむ1」へ向かう際の外気温は9度C、少し暖かくなると正直なもので片麻痺硬直が弛緩され、日常生活がしのぎやすくなる。
 北側身体障害者用駐車場は昨晩の降雨で池のように水が張っていて、場所によれば靴毎、水に浸かる恐れもあって、慎重に駐車スペースを探す。
 入館時は暖房オフのせいか薄ら寒い感じで、半コートを着たままで執務に従事、先日整理整頓した引き出し式ロッカーに段ボール・化粧箱に収められた「広V連」・「祭り」用収容物を二段のロッカーに分納する。

 発生した廃棄書類・段ボール処理は(財団)プラザ・コムの本日受付ボランティアのT氏が引き受けていただき、駐車場窓際の足元・棚カウンターがスッキリ片付く。
 卓上パソコンを使用して、先21日の「こむ1会」全体説明会の議事録を作成、次回の予定日を記入して、会員皆さんに電子メール・FAXにて発信を終える。

                

 本日は10:00から高齢者・障害者の皆さんと日帰り旅行を楽しむVグループ「おでかけたい」の24年度上半期スケージュールの打ち合わせを行う。
 飲食スペースコーナーに集合したボランティア仲間は6名(新規加入1名)、皆さん自家用車を提供され、利用者と同一金額で参加、一日を楽しまれます。
 初めにU代表から新人ボランティア仲間の紹介があって、四月の総会で確認する事項について、皆さんの意見が求められた。
               

 ①新会員に視覚障害者入会の推薦 ②昨年度から増えた新会員二人(脳卒中後遺症患者、一人は高次脳機能障害者、今お一人は言語障害者) ③行事保険と車保険の違いを明確に了承④名簿の配布等・・・①は行事毎のボランティア参加仲間の人数で考慮、②身障者の日常に触れる機会が少ないのでこの機会に接触を保って、楽しく触れ合って欲しい③は4/20の総会で改めてみなさんに説明を行う ④は個人情報の開示を拒否する人もあって事前に確認を行なっておく。
                   

 日程と行き先は各自の都合と情報として仕入れてこられた観光地の魅力ポイントが照合され、24/4~/6までの日程と行き先が次々と決められる。

 ①3月23日(金)行き先:奈良県橿原市「藤原宮跡ふじわら きゅうせき」菜の花じゅうたん”見学・・・藤原京は飛鳥京の西北部、橿原市に所在する日本史上最初で最大の都城、ほぼ1km四方の広さで五つの花ゾーンで構成、季節毎に美しい花が咲き、色とりどりの花のじゅうたんが楽しめる、ここは大和三山の絶好のポイント。
 ②4月20日(金)行き先:遅咲きの桜見物→「ぷらざこむ1」総会(アトラクションにひまわり座出演)・・・宝塚市内の遅咲き桜を愛でて、会議室23にて、レストラン「パーチエ」調製折詰弁当昼食、総会後、アトラクションにボランティアグループ「ひまわり座」に出演していただき、南京玉すだれ・腹話術・懐かしの歌謡曲等を楽しむ。
           

 ③5月11日(金)行き先:京都府宇治市「三室戸寺」・・・770年創建の寺院、火災・戦乱で焼失、現存する本堂は1814年に再建され、西国33ケ所第10番札所として知られる。境内の庭園「与楽園」は5.000坪の広さを誇り、5月は1千本の「しゃくなげ」が見どころ。
 ④6月28日(木)尼崎つかしん「バイキング」→伊丹空港(雨の際はイオンショッピング)・・・つかしん 尼崎北部大型ショッピングセンターはアル・プラザと約200の専門店で構成されるたのしい うれしい おいしい”と評判のゾーン、昼食はバイキング神戸クックワールドビュッフエ つかしん店、当店は和・洋・中ジヤンル関係無くメニュー豊富にして時間無制限、ランチは男性1.180円、女性980円という嬉しいお値段。食後は「伊丹スカイパーク」へ、此処は伊丹空港滑走路横に接続していて、飛行機の離着陸が楽しめるスポット。
 打ち合わせ完了、会員みなさんにはハガキで日程・行き先を案内することを約束して解散する。


私達は忘れません”被災地支援、宝塚広域ボランティア連絡委員会の意気込み

2012-02-22 13:26:19 | 「ボランテイア グループ」

 東日本大震災発災以来349日目、朝日新聞1面大見出し、「原発防波堤足踏み」年内完成3ケ所、17原発調査、東京電力福島第1原発事故を受け、国が全国の原発に求めた中長期の地震・津波対策のうち、防潮堤と水素爆発対策の整備が進んでいないことが朝日新聞の調べでわかった。
 防潮堤が今年中に完成するのは3ケ所にとどまった。水素爆発防止対策を終えた原発はなく、多くが未着手。
 原発の再稼働の議論が進む中、根本的な対策は道半ばだ。(東日本大震災 死亡15.852人 行方不明3.287人 警察庁 21日現在)
 
曇り空が広がる下旬の水曜日、今日の近畿地方は日本海に中心を持つ高気圧に覆われ、晴れているところがありますが南部を中心に雲が広がり弱い雨が降っているところがあり、夜には雨が降る天気予報。

 東日本大震災からまもなく1年になります。メディアは被災地の復興や原発の安全対策の課題などを、3/11に向けて多角的な報道が始まっている。
 微々たる支援ながら、3/11以降、立ち上げた「宝塚広域ボランティア連絡委員会」は宮城県南三陸町への継続した支援を行なってきたが1年を迎え、新たな支援を考える収益活動委員会を本日10:00からボランティアの広場「ぷらざこむ1」の活動スペースにて検討会が予定される。

 9:30分入館した館内は昨日までの寒さは過ぎ去り、受付ボランティアM氏との、朝の挨拶は「少ししのぎやすくやすくなりましたね」、デスクに座ると毎週水曜日は恐れ多いながらM氏が煎りたての香り高いコーヒーを机上まで運んでいただき、美味しく頂戴する。
            
 「ぷらざこむ1」見学客がフレミラ(老人福祉センター)から、ボランティア活動センター 受付ボランティアのVグループ「アド」Tさんが引率説明を行いながら、1階活動スペースをご案内されている。
 「フレミラ」は元気な高齢者づくりへ、いきいき学舎”を開講、入門コースを終了すると専門コースヘ進み、更に修了すると仲間作り、NPO加入、倶楽部入会等でシニアコミュニティが広がって行き、高齢者の生き甲斐につながっている。
               

 定刻に集まった収益委員は8人、①近々の予定する収益活動 ②1年を迎えるイベント参加 ③南三陸町現地支援 ④5月頃に収益活動につながる大規模イベントの開催 等が審議事項となる。
 1/25~/28迄南三陸町戸倉小学校・仮設住宅へ現地支援に行かれたU氏・M氏から現地の実情と求められる支援について説明がされる。
 被災地の実情は1、復興住宅の建築が用地確保が困難で大幅に遅れている 2、失業保険は支給が伸ばされたがそれも終了に近づき、雇用先も無く、見通しも立たない 3、養殖漁業が一部再開するも、カキの養殖等は絶望視されている 4、小規模仮設住宅は孤立化の傾向 5、仮設住宅の中には出会いが育っていない所があって、外部の人たちの仲介の力が必要とされる。
                
 「広V連」の小規模支援は現地に行って、仮設住宅の人たちに「蕎麦打ち」・「たこ焼き」等を現地の人たちにも手伝ってもらって提供することが最大の支援策であろう。
 ①近々の予定する収益活動・・・3/20文化創造館に於けるフアミリー劇場主催「段ボールまつり」でたこ焼き(7ケ200円)を販売、100食を予定する。各ボランティアグループ決算時期を狙って「広V連」への寄付(@5000円・10000円)を要請、現時点で「おでかけたい」1万円、M氏ゲートゴルフグループ5.000円支援を確約。
 ②1年を迎えるイベント参加 ・・・主催 宝塚市教育委員会・自治会連合会の3/11東日本大震災追悼「3.11明日へのスマイル”みんなつながっている」(会場:市役所市民ホール・河川敷)3月11日13:00~16:00に参加、「広V連」パネル展示を行う。
 ③南三陸町現地支援・・・9月頃(財団公益法人)プラザ・コム O理事長のキャンピングカー(定員8人)にて3泊4日現地支援に、出来ればご婦人も加わって貰い、「たこ焼きチーム」・「お喋りチーム」の二組が仮設住宅支援を行う。
  ④5月頃に収益活動につながる大規模イベントの開催・・・3階フリールームにて被災地支援に協力してくれる音楽グループの出演、現地から関係者の出張を要請して「ナマの現地報告会」、東北物産品の販売等を行なって収益の確保、「広V連」の活動報告を行う。

                     

 ①~③は大きな問題もなく進むが④は審議が紛糾、・イベントが音楽と現地報告に分かれ焦点がボヤケる ・出張要請費の捻出は ・客寄せパンダが物足りない ・音楽グループは動員力が高いところを選ぶ ・募金は募金箱設置だけでは大きな金額にならない ・あらかじめグループに募金徴収を依頼する 等懸案事項が持ち越される。

 


コミュニテイづくりに今春「こむ1会」、全体説明会は午前と午後の2回に及ぶ

2012-02-21 11:47:53 | 「ボランテイア グループ」

 東日本大震災発災以来347日目、朝日新聞1面、“いま伝えたい”千人の声、「泣きてえけど、上手に泣けね。涙がでねんだ」、岩手県陸前高田市の電器店主小島幸久さんは語った。震災で妻の紀子さん(38)、娘の千空チヒロちゃん(7)を失い、今はプレハブの仮設住宅で独り暮らしだ。
 あの日。消防団員の幸久さんは仕事先から家に戻り、停電後の警戒に街へ出た。津波が来るとは思ってもみなかった。
 家族とも会えないまま。泥だらけの遺体運びを手伝った。6日後、家の近くで家族の遺体が見つかった。
 ちいちゃん、ちいちゃん。仲間に「そろそろだぞ」と言われるまで娘を呼び続けた。
 
 早朝温度は昨日より高く、「ぷらざこむ1」出発時は5度C、雲が広がるガーデニング広場は朝の愛犬散歩で賑わい、ひときわ大きい、毛がフサフサの洋犬はプラザ・コムO理事長が遊ばせる愛犬「Tina」ちゃん、JR福知山線の上下電車が通過するたびに、吠えて追いかけていた彼女も年齢が重なって、ゆっくり散歩を楽しんでいる様子だ。

    

 デスクに座るとボラセンの職員さんが熱い日本茶を入れていただき、早速先週から始めたデスク周辺の「利用者運営委員会」専用の引き出し式ロッカーの整理に取り掛かる。
 三段に分かれ、収められている書類は10年に及ぶ「利用者会」の自主運営活動の記録ばかり、関係資料綴り・会議録綴り等パソコンに記録保存されているのが大部分を占めている。
 チエックしていると懐かしい写真を貼り付けたイベント報告書、年間行事の「ボランティア祭り」・「大掃除大会」・「交流会」の写真を紹介するアルバムが所在するが写真は各フオルダ毎、Liyou La
n Diskに保存されているので思いきって破棄処分とする。

  ドンドン増加する廃棄書類はプラザ・コム受付ボランティアN氏がごみ捨てポリ袋に詰め込んで貰い、駐車場入口のゴミ置き場に運んでいただき、片麻痺患者には大いに助かる。
 全て片付いた後、カウンター下のプラスチック物入れ6台には年末大掃除用の雑巾・軍手・スポンジ・タワシ等を収容する。
 引き出し式ロッカーにはPOP用紙・POP用マジック等を収めて、事務所窓側ロッカ周辺は久しぶりにスッキリする。

 片付いたところへ本日の午前(10:00~)・午後(13:30~)の二回に分かれて開催される「こむ1ワン会」全体説明会の準備にスタッフが集まりだし、会議室22の準備・プロジエクターの設置・資料の用意に取り掛かる。
 
 10:00開催時出席者は14~15人、司会O氏・説明Mさんで始まり、配布資料・プロジエクターを使って「こむ1会」の設立に向け、スタートした経緯・目的を説明しながら出席者から意見を徴集する。

 具体的な事項、①権限はあるのか ②コミュニテイづくりなのか ③財団の意向に迎合するのか ④グループづくりに介入するのか ⑤一般の人には理解不能 ⑥利用者は「ぷらざこむ1」に甘えきっている ⑦120の登録グループを一堂に集めるべき ⑧イベント参加に駆り出すのか ⑨利用者会委員皆さんのご努力に感服している ⑩部屋を使っているグループ・人をみるとこれがボランティアと思うことが多い ⑪市内視覚障害者480人に知られる活動を行いたい ⑫目的が確りしていないと集まる人は少ない・・・等積極的な意見が多数開陳され意義深い会議で終了。

 午後は13:30分、司会Kさん・説明Mさんで出席者10人前後で始まる、説明は午前と同じ方法でプロジエクターを駆使して話題を展開、出席者から意見の提議が続出する。
 提議内容、①受付鍵の受け渡しはボランティアではない ②10年後の今は、当初から見ると素晴らしい進歩、未だ自主運営の途上 ③各グループは利用させてもらっているで終わっている ④問題発生、みんなで助け合って問題解決が理想的 ⑤ボトムアップしてできたことは多い、例えば大掃除 ⑥利用グループの濃淡が大きい ⑥世話する人には配分委員会方式が参照される ⑦協力・連携し合うは言葉は綺麗だが具体性に欠ける ⑧ネットワークづくりはボラセンの仕事ではないか ⑨支援を行うとしても責任と権限が曖昧⑩外から見ると一部の特権階級が牛耳っている・・・等辛口の意見が多く述べられ、午前と違った角度で論じられた。


永代供養の功徳、大願塔の厳粛な静寂さに癒され「中山寺」詣で

2012-02-20 14:44:19 | 「リハビリ」

 青空が広がる週明け月曜日、本州付近はは高気圧に覆われています。
 日本海側の雪はほとんどやんで、太平洋側の地域や西日本は広く晴れています。
 最高気温は全国的にきのうより高くなっています。
 積雪の多い地域では、屋根に積もった雪が落ちやすく、注意の警報が発令されている。
 今日の兵庫県は高気圧に覆われて晴れますが夕方から気圧の谷の接近で次第に雲が広がる見込みです。

 此処2~3日就寝時の「左肩関節軟骨摩耗」疼痛が再発、昨夜の就寝時には痛み止め薬2錠服用、患部にはロキシニールを塗布、睡眠薬4分の1錠を飲んで床に入ったせいか、久しぶりにグッスリ眠れ、起床時は7:15分。
 風もなく穏やかに晴れるが冷え込みはキツイ、8:30分 伊丹の友人U氏宅へ向かう時の外気温は3度C。
 
友人と、大本山「中山寺」へ檀信徒各家ご先祖の永代供養の受付について、詣でることになり、阪急伊丹駅西台へ送迎に車を走らせる。
 兼ねてから、二人先祖供養について話し合い、私は菩提寺のない夫婦二人の永代供養について、友人はご自宅で供養されている奥様・ご両親・弟のお位牌と御舎利についての供養相談に訪れる。
               

 先週からの厳しい寒波も収まり、温かい天気に恵まれ、本尊十一面観世音 西国二十四番札所 紫雲山「中山寺」のご詠歌」”野をも過ぎ、里をも行きて 中山の寺へ参るは のちの世のため”を胸中に唱えながら、176号線から大きく迂回して山門西の無人駐車場に停める。
 無人の案内所に二時間500円”を袋に収めくださいとあって、お寺の境内に、近いだけにおおらかな商法に感心しながら車番号を記入の上、ワンコインを封入する。

               
 壮大な山門から入ると左右に別院が立ち並び、本堂に到る参道の両側は「ツバキ」・「ピラカンサ」等花・実をつけてお寺にお参りする厳かな気持ちに浸ってくる。
 当寺の便利さはエスカレーターの設置、高齢者・身体障害者には、嬉しいバリアーフリーの設備が施され、本殿迄は2ケ所のエスカレーター使用で難なく辿り着ける。
                  

 本殿境内は安産の御腹帯を祈願された妊婦さんとご家族、安らかに産んですこやかに育ったお子さんを連れたご家族、ご先祖供養に来られた高齢者ご家族等で賑やかなご様相。
 本殿でお賽銭を奉じ、無事平穏の暮らしに「ご先祖様にありがとうございます」と感謝の念を申し上げる。
                

  左側に青空へ塔の尖塔が突き刺さるようにそびえる大願塔がみえる、階堂に従って歩を進めると妙音殿(永代位牌奉安所)の正面に到る。

                     
 厳粛な雰囲気の堂内は正面に供養の読経所が設けられ、40~50人の椅子が設置されている。
 堂内周囲はお位牌が7~8段めぐらされ、深い静寂の中、燦然と輝き、天井の「曼陀羅」と壁に描かれた仏画と相まって、不思議に落ち着いた癒しの中で、しばし瞑目する。
 二人でお位牌を拝まさせて貰うと、戒名以外に俗名の人も見られ、属名を赤字で刻まれているのも見受けられる。
 20分の在塔中、一人のご婦人が入られただけで全く異次元世界にあるような初体験だった。
 塔外を右へでると「満霊塔」(阿弥陀堂に於いて納骨回向の上、御舎利を納める塔)入口に社務所を見つけ、永代供養についてご相談する。

                    

 受付に居られた住職さんは若い頭の剃り後も青々としたイケメン、綺麗な目に視線を合わせると邪な欲心がのぞきこまれる感じ、友人の自宅に於ける四霊の御舎利と私の菩提寺無き永代供養について相談に乗っていただく。
 極めて明瞭に即答を頂戴する、友人宅は真言宗、当寺の壇信徒と同じで全く問題(当寺は宗旨に関係なく供養は受ける)なく、納骨回向料は一霊5万円、阿弥陀堂に於いて読経の上、「満霊塔」の中に納める。
 
永代供養は一霊50万円、夫婦位牌は90万円、位牌でのお祀り期間は50年間、大願塔にて行われると伺う。
 
納骨回向・永代供養は365日、ご相談中もご遺族が来られ、回向料5.000円を払われて堂内へ入って行かれる。

             

 永年の悩んだ問題が解決され、境内見晴らし一等地の南側敷地で綻びかけたかけた梅を眺めながら、故人を偲んで思い出話に浸る。