片麻痺との二人三脚

孤独に甘えず、後ろ振り向かず、希望失わず、唯前進あるのみ!

「読書」と「筋肉トレーニング」を楽しめる“パワーリハビリ”

2008-07-14 17:52:07 | 「パワーリハビリ」
 パワーリハビリ送迎車の往復車中楽しみは読書に耽ること。
 「脳梗塞」発症後心身共に失った機能は枚挙に暇無いが喪失感は依然強い、5年経過して少々受容出来る様になった現在、残された機能の中でも視力の維持継続は自慢出来る感謝すべき機能と言える。
 眼鏡不要の上に車中でも読書にいささかも不便を感じないのは嬉しい事と前向きにに考えられるようになったのも大きな前進と自己評価の今日この頃です。
 週2回の(医療法人)オーロラ会“デイサービスセンター小林”に於けるパワーリハビリは好きな読書に打ち込める最適な時間を与えてくれる絶好の機会です。
 1ケ月前「宝塚図書館」に申し込んでいた「私の中の日本軍」山本七平著が届き、今朝8:50分送迎車から読み始め、到着後準備体操まで休憩室にて、運動終了の11:30分から帰宅の13:00まで夢中で本に没頭する。
 数拾年前に山本七平の著訳書「日本人とユダヤ人」に出会い強烈な読後感を与えられいつか時間に余裕が生まれたら読みたいと願い、図書館に取り寄せを依頼した結果「西宮図書館」から貸与される。
 戦争体験の山本書店経営の著者が日本人の思想と行動を捉え、歴史的に国民性と関連付け旧日本軍の体質を鋭く描いた30数年前の著作を来月の終戦記念日を前に、じっくり読める幸せに感謝する。