つばめ江戸日記

岡本茉利さんや好きなアニメ、声優、時代劇等について好き勝手に思う事を書き連ねています。

オレンジロード 第13話

2018年07月14日 | 感想関連
第13話「視線集中!ひかるちゃん大変身」
恭介達の前にひかるが大人っぽく変身して現れ
たちまちひかるに男たちは魅了されるが…

解説
・実はひかるちゃんが大人っぽく変身したと言うのは
まどかさんが服をコーディネートしていたからでして
ただ、まどかさんったら自分でやっておいて
春日くんに対し「愛しい人のためだったりして?」と
釘を刺す発言をするのも目を引いた所です。
要は、大人っぽくと言うより
まどかっぽく変身したと言った方が正しい訳ですね。

・まどかさんの魅力に関しては
付き合いが長いらしくマスターは分かっていて
「何もしなくても十分に大人っぽい」と評されます。

その評価自体は問題無いのですが
当のまどかさんは、新しい自分を見つけたいからか?
急に自宅で眼鏡姿になって真面目っぽい自分に変身し
「ウフフフ…」って笑う所が堪りませんね。

多分、視聴者向けのサービスなんでしょうけど、満足しました。

・まどかっぽくなったひかるちゃんと
コンサートに行く事になった春日くんですが
コンサート中に「何か飲もうか 鮎川?」と
まどかっぽいひかるちゃんを
まどかさんと勘違いすると言う大失態を犯してしまいまい
当然、ひかるちゃんもショックを受けます。

話においては、ひかるちゃんはまどかさんのコーディネートした格好で
春日くんに好かれても意味は無いと言う事を自覚したから
ショックを受けたように描かれていて、それは良いのですが
ただ、もしもひかるちゃんが勘が鋭かったら
春日くんが素でここまでまどかさんを親しげに呼ぶと言う事に対し
別の意味での疑いを持ってしまうのでは…と気になる場面でもありました。

・”「可愛らしい」って言われた事が無い”から
可愛らしいアクセサリーを身に付けるまどかさん
気にして「似合わない?」と春日くんに聞いたりする所に
むしろ、言いようの無い可愛らしさを感じるのは私だけでしょうか?

・原作にもひかるちゃんが
まどかさんの指導で変身する話は一応ありますが
別物と言って差し支えが無いレベルで、話が変わっていました。

大岡様よ永遠に・・・

2018年07月09日 | 訃報関連
加藤剛さんが亡くなられました。
加藤さんと言えば何と言っても30年近くに渡って演じられた
『大岡越前』に尽きます。

品行方正を地で行くかのような加藤さんのお人柄が
大岡越前でのお奉行様と一致していた事が作品の人気に繋がったんでしょう。
加藤さんご本人に関しても
男前で、美声で昔から非常に格好良いと思っていました。

個人的な話ですが、20年近く前、あるイベントに参加した際
加藤さんにお目にかかった事がありまして
声をかける事は叶いませんでしたが
近くでお目にかかって見た際の
存在感は忘れられません。

謹んでお悔やみ申し上げます。

異色の魔女っ子揃い踏み

2018年07月07日 | 懐かしアニメ
前回は岡本茉利さんが出演された『雪の女王』に
サリーちゃん(平井さん)とアッコちゃん(太田さん)と
ルンルン(茉利さん)が揃っている
と言う話をしましたが
挙げるとキリが無いと言っておきながら
今回も魔女っ子声優揃い踏み作品についてです。

今回、取り上げるのは
東映動画の1973年製作の長編アニメ『パンダの大冒険』です。

当時のパンダブームにあやかった作品でしたが
手違いでクマの国の王子として生まれた主人公のパンダ・ロンロンは
気弱で失敗ばかりで母親の女王から修行に出るように命じられますが
王位を狙うロンロンが邪魔な悪者が動き出すと言う筋立ては
よくある王道の筋立てと言えるのではないかと思います。

キャストは、主人公のロンロンが太田淑子さん
ヒロインのメスのパンダ・フィフィが平井道子さん
ロンロンの母にあたる女王が増山江威子さん
レッサーパンダのトンチで野村道子さんと
サリーちゃん(平井さん)、アッコちゃん(太田さん)
エッちゃん(野村さん)、チャッピー(増山さん)
と、当時の魔女っ子経験者が揃いも揃っているのは
壮観とも言えるような凄い布陣です。

さらに、魔女っ子アニメの常連の千々松幸子さんも
ナレーターで出ている上
他にも野沢雅子さん、八奈見乗児さん、永井一郎さん
大竹宏さん、田の中勇さん、富田耕生さん、山本圭子さんまで出てますから
当時なら普通なんでしょうが、今見ると非常に豪華なメンバーです。

話が『リボンの騎士』や『ジャングル大帝』っぽいから
太田さんがキャスティングされた可能性が高いと思いますが
太田さんでパンダと言えば
同時期に映画『パンダコパンダ』のパンちゃんを演じていますので
分かっていてあえてキャスティングしたようにも見えるんですよね。

そう言えば『パンダコパンダ』の主人公のミミちゃんの声は
魔法のマコちゃんを担当された杉山佳寿子さんでしたが
杉山さんは『パンダの大冒険』には出ていないんですよね。

ちなみに『パンダの大冒険』は
1979年夏の「東映まんがまつり」でリバイバル公開をされまして
その時同時上映だったのが『花の子ルンルン』だったのは
偶然にしては、出来すぎでしょうかね?

なお、その時の『ルンルン』は新作ではなく
テレビ版第15話「花の街のヒロイン」を劇場公開した物になっております。

オレンジロード 第12話

2018年07月07日 | 感想関連
第12話「アメリカ留学!さよならまどか」
恭介はまどかが世界的音楽家である両親と共に
アメリカに移住すると言う話を知るが…

解説 
・まどかさん、学校内でサックスを吹いていますが
様子を見に来た春日くんに気付いた際の
「春日くん…」の一言が、非常にグッと来ました。

ところで、まどかさんは
登校時にサックスを持っていた様子はありませんでしたが
サックスは学校内のを使っていたのでしょうか?

・ひかるちゃん達がまどかさんのアメリカ行きを知りながらも
まどかさんの前で、知らない振りをして明るく振舞おうと
昼食をご馳走するシーンは
良いシーンなんですが、何とも言えない気分になるシーンでした。

ただ、連れて行かれるまどかさんがひかるちゃんに
「あたし、自分のお弁当が…」って言うのは結構好きです。
まどかさんが「お弁当」って言うイメージが無いだけに
ギャップが非常に可愛く感じられるんですよね。

・アメリカ行きの前日、突然姿を消したまどかさん
春日くんは思い当たるある場所に向かいますが…
その”場所”に向かう直前の
まどかさんがマンションの春日家の玄関を訪れるシーンは
まどかさんの台詞と鶴さんの台詞回しが冴え渡っています。

春日くんに向けて(多分)
「遅かったね 素直じゃないもん私 わがままだから…」
と言った上で「グッドラック…」って残して行くんですから
ここは非常に見応えのあるシーンです。

・例の100段階段にまどかさんがいると読んだ春日くんの読み通り
まどかさんは100段階段にいましたが
「こんな町、他と変わりの無いごく普通の町じゃない」
と春日くんに話すまどかさんですが
そこで春日くんの意外な説得…と言うか告白が始まります。

・ところが、春日くんの告白を聞いたまどかさんは
何と「最初からアメリカに行く気は無く、ちょっとみんなをからかっただけ」
と言い、結局アメリカ行きは中止となります。

・まどかさんは途中までは明らかにアメリカに行く方向に傾いていた筈なんで
「最初からアメリカ行く気は無い」ってのはにわかには信じ難いんですよね。
個人的には春日くんに
「あの階段の数を数えた時からこの町が一番素敵な町」と言われた所で
心変わりしたのかな?と思っています。

ただ、もしかすると直前の100段階段を上ってきた所で
心変わりした可能性も捨て難い所かな?と考えられますし
本当の所はまどかさんに聞かないと分からないんでしょうね。

・まどかさんをバカにした年上の不良に無謀にも喧嘩を売る勇作くん
男らしいです…

・まどかさんの母親の声は榊原良子さんですが
前に出たひかるちゃんの母親(川島千代子さん)と同じように
声だけで姿が見えませんでした。

・今回は大体は原作通りですが
アニメでは前回にまどかさんの姉さんの挙式の話だったため
挙式とアメリカ移住を話に絡めている所はアニメ独自の展開です。

オレンジロード 第11話

2018年07月07日 | 感想関連
第11話「鳴らさないで!ウェディングベル」
学校を何日も休み、男と一緒にいたらしいまどかに対し
恭介はある疑惑を抱く

解説 
・欠席を続けて4日ぶりに登校したまどかさんでしたが
意味ありげな男に送られてきた上
春日くんにもいつになく優しい態度を見せます。
その優しい態度は、春日くんだけじゃなく他の生徒にも向けられますが
隣の人の落ちた消しゴムを拾うまどかさんってのは新鮮な場面でした。

あと、何故か付けている指輪を
意味ありげに見つめる仕草がたまりませんね。

・何かある事を春日くんに学校内で問い詰められても
「大人の話」とトボけるまどかさん
…ならば、と春日くんは正装してアバカブに乗り込み
まどかさんに真意を質そうとしますが
まどかさんは全く意に介さず、式場に向かうのでした。

・まどかさんが春日くんの正装姿を見て
大笑いするシーンは面白かったですが
笑いながらも春日くんに「何にします?」と聞くシーンは
鶴さんの台詞回しが良い感じだったなと感じました。

・まどかさんが男と車で出かけたのを
超能力を絡めつつ、自転車で追う春日くん
式場に到着するも、まどかさんは男と既に挙式の準備へ
かくして春日くんは「卒業」風にまどかさんを式場からさらいに来ますが…

・実はまどかさんは姉の挙式のリハーサルをしていただけで
意味ありげに付けていた指輪も単に付けていたと言う
両方とも春日くんの勘違いだったと言うオチがつきますが
いくら大人びてるからって、中学生が挙式のリハーサルに参加って
良いのか?まどかさんだから。

・ひかるちゃん、勇作くんをフォークで刺すなんて…

・原作だとまどかさんの姉さんは27歳となっていますが
アニメだと年齢不詳でした。

・今回は原作通りの流れの話ですが
まどかさんがウエディングドレスを着て式のリハーサルをする展開は
全くのアニメ独自の展開で、原作と大きく異なっている点となります。
他にも、原作だと話に結構関わってくるまなみちゃんの出番が
全く無い点も、原作と大きく異なる点です。

もちろん、自転車でルンルン気分の牛子さんと馬男さんも
アニメ独自の展開です。