つばめ江戸日記

岡本茉利さんや好きなアニメ、声優、時代劇等について好き勝手に思う事を書き連ねています。

特別機動捜査隊 第443話

2016年09月18日 | 感想関連
第443話「桃色の報酬」
(あらすじ)若いOLが殺される。
現場近くで暴れていた性病ノイローゼの登と言う若者が
別の事件で拘留されていたが…

(感想他)・「フリーセックス」「アニマルセックス」等々
「セックス」が連呼されるわ
三船主任も西本係長も「セックス」なんて口にするわで
若者の性の乱れを描いた結構過激な内容の話です。
おまけに、ミニスカートで踊り狂う若者の映し方が
見ようによってはいやらしく感じられました。

・真犯人がビルの屋上に逃げて、死のうとするのに
「生きてても女の子にろくでもない事をするか
理由も無く人を殺すだけだから死んでしまえ!」
と凄むシーンは
三船主任の気迫に痺れてしまいますね。
真犯人を追う際に
「石原、岩井田、若いのに何だ!しっかりしろ!」
と言う喝が飛び出すのも良かったです。

・一方で貞操帯デザイナーに聞き込みに行った際
三船主任が相手が高慢ちきな女だからか
「その内、女の口にはめる猿ぐつわのデザイナーが生まれるぜ」
なんてさらっと言うのには笑ってしまいました。

・登の父親が北原義郎さん、祖父が浜村純さん
北原さんは子育てを妻任せにする
やや無責任な父親っぽく描かれていましたが、
悪役が多い北原さんにしては珍しく、非悪人の役所です。

一方の浜村さんは金婚式間際の老人で
妻ともども普通の人物と言った感じに描かれていました。
そう言えば、ラストは浜村さん夫婦の金婚式の会場に
三船主任と関長さんが現れましたが
確か、息子の北原さんの姿が無かったような…

・また、殺されたOLと関係があったサラリーマンで
外山高士さんも出ていました。
不審な様子を見せたり、脅されたり
悪っぽい所を結構見せますが、事件の真犯人ではありませんでした。

あと、セックスを連呼する若者の中に
声優でも有名な高坂真琴さんが…

特別機動捜査隊 第441話

2016年09月18日 | 感想関連
第441話「赤い破門状」
(あらすじ)やくざ八洲組の三上が殺される
三上は組を破門された夏川にけじめを付けさせようとしていた

(感想他)・本物のやくざの人(池田登と言う方)が
やくざの幹部で出演していると言う
今ではまず考えられない回です。
お陰で、いつもの”協力 警視庁”のテロップもありません。
また、そんなやくざの人が演じる人物に
「やくざになった事への後悔」を説かせる脚本もまた大胆です。

・八洲組に聞き込みに行く立石主任
直接、事件に関係ないからか
やくざ相手なのに非常に丁寧なのが意外でした。

・三上殺しの犯人として疑われる夏川(歌手の神戸一郎さん)ですが
殺しに関してはシロ。
話はやくざに身を落とし、更生しようと苦しむ夏川に関しても
描きつつ進んで行きます。

・三上殺しの容疑者である五人の若者を
新宿の街中に集めて、立石班メンバーが一網打尽にする件は
新宿の人並みを交えたロケーションが見応えがありました。

・ところが、三上殺しの真犯人は五人の若者の被害者と思われた
金貸しの脇田(加賀邦男さん)で
脇田の娘は父の所業を恥じて自殺して
ラスト、脇田は狂って終わると言う後味の良くない終わりを迎えます。

・路上アートの外人女性、新宿の街に虚無僧もよく分からなかったですが
一番分からないのが、ニコニコ健康会と言う
なんだかよく分からない半裸のおじさん。あれは何だったの?

特別機動捜査隊 第439話

2016年09月18日 | 感想関連
第439話「同姓同名」
(あらすじ)墓地とバーでやくざとその妻が殺される
事件には同姓同名の二人の男とその妻が関わっていた
二人の男は高松に向かった

(感想他)・二人の男はサラリーマンと会社社長の佐々木達男で
サラリーマン佐々木の妻・佳子(円山理映子さん)は
高松に行った際、社長の佐々木の義理の弟・実との間に
秘密の関係があったものの
同姓同名で狙われただけで殺しには全く無関係でした。

・一方、社長の方の佐々木は高松である事件を起こし
その件で、やくざの神山夫妻にゆすられていました。
神山夫妻は佐々木社長に金を出させる一方
事件で妻を失った矢吹が復讐に戻るのを知り
同姓同名のサラリーマンの佐々木を狙わせようと画策していたのです。

・矢吹は神山夫妻に騙された事を知り
神山夫妻を次々に殺し、さらに佐々木社長を狙おうとしますが
結局は立石班によって捕まり
最後は「同姓同名の間違いだけじゃなく、
お前の人生も間違っていたようだな」
と主任に厳しい言葉を浴びせられるのでした。

・立石班に参加している香取刑事(トリさん)が高松出身と言う事で
高松での捜査でも活躍しています。
まだ、瀬戸大橋がありませんのでフェリーで高松入りしています。

・今回の桃さん、讃岐うどんに非常な関心を示していたのは良いとして
森事務員に「人が殺されてるのに不謹慎な態度」な事を咎められた際に
「俺達は不感症だから」って言うのはどうなんでしょうか…

・今回と別の高松ロケの話(※)で
話に大きく関わる関敬六さんや山口暁さんが
ちょっとだけゲストで登場しています。
(※444話「愛の巡礼」参照)

特別機動捜査隊 第438話

2016年09月18日 | 感想関連
第438話「汚れたウエディングドレス」

(あらすじ)ナイトクラブの社長百合子が殺される。
ウエディングドレス姿で病院に運ばれた千津子は
百合子殺しに関わっていた

(感想他)・新レギュラーの森(るみ子)事務員が初登場
森事務員と顔合わせするためだけに
捜査と無関係な休暇中の畑さんが出て来るのが面白かったです。
西本係長もなんか凄くデレデレしてるし

・藤島班がメインで
(メンバーは関長さん、マキさん、トリさん、桃さん、森っちゃん)
立石班も登場しますが、主任とガンさんのみ
ただ、立石主任と藤島主任のやり取りが結構多かったのが良かったですね。

・以前紹介した第423話、第424話と同じ北海道ロケ編で
ゲストも423話に登場した千波丈太郎さん、中庸介さんに
424話に登場した宮川和子さん、星美智子さんが再登場しています。
中さんは相変わらず胡散臭い役でしたが
悪役の多い千波さんは千津子の夫・大沼進役
千津子は宮川さんで、その母・のぶ子が星さんでした。

・進は百合子とかつては夫婦でしたが
手配師(中さん)に騙され、夜の女にされた千津子に同情した進が
百合子を捨て、千津子は進と夫婦同然の暮らしをしていました。
ところが、幸せを掴もうとしていた千津子の元に
百合子(と実は…)が現れ
直後に百合子が死んだ…と言うのが事件のあらましです。

・動機や現場等から百合子は千津子が殺したと思われたものの
真犯人は何と百合子と一緒に千津子の元を訪ねていた
進の母である久子(三条美紀さん)だったのです。

・濡れ衣は晴れたのですが、ラスト、進と千津子は
(迷惑をかけた償いに?)心中を図り
どうも見た限りでは、成功したように見えたので
その後、のぶ子が千津子の手紙を読み返すシーンが
”死んだ千津子に思いを馳せる”ような
後味が悪い感じの幕引きだったように思います。

・なお、この回での北海道ロケのシーンは
のぶ子と千津子が登場する函館のシーン位じゃないかと思います。
数年前の回想なので、おさげ姿の宮川さんが
(微妙に)若作りな演技をしていたのはちょっと面白かったですが
星さんの方がほとんど数年前も見た目が変わっていないのは
どう言う事なのか?

特別機動捜査隊 第433話

2016年09月18日 | 感想関連
第433話「全員救出せよ」
(あらすじ)三人組の強盗犯が逃走中に妊娠中の治子の夫を殺し
さらに、小学校に立て籠もる事件が起きる
人質の中には、治子の息子の姿もあった…

(感想他)・逃走中の強盗犯の小学校への立て籠もりは、
昼過ぎから翌朝までと言う長期戦となります。
三船主任をはじめとした
今回の三船班メンバー
(関長さん、畑さん、マキさん、ガンさん、石ちゃん)に加え
(橘の)長さん、トリさん、桃さん、森っちゃん、内藤刑事
あと西本係長も応援捜査に登場します。

・逃走中の強盗犯は、堀勝之祐さん、蟹江敬三さんに
この番組の新田鑑識課員そっくりの人
主犯の小西役の堀さんはいつもながら非常に凶悪な犯人でした。
一方で蟹江さんの役所は、手荒な事を事をする小西に
「やめてくれよ兄貴」と頼み込む、犯人の中では悪くない人でした。
お陰で、最後は捕まらず小西に殺されてしまいますが
後年、『Gメン75』等で凶悪犯で鳴らした蟹江さんを思うと
中々珍しい役回りではないかと思います。

・凶悪な立て籠もり犯に対し、
日頃は温和な関長さんや割と冷静な橘の長さんもいきり立っていました。

・さらに、冷静なイメージの強い畑さんも焦って単身突入しようとして被弾したり
(事情が事情なのでその行動自体は批判される類の物ではありませんが)
村上記者をぶん殴るシーンがあったり、非常にいきり立っていました。
記者を殴るなんて、現場に現れた村上・柴田記者等を一喝する三船主任が
普通に見えてしまう位の過激な行動でした。

・そんな中、マキさんは人質に取られた子の父兄がいきり立って
「俺達が何とかする」と言いながら
猟銃を手に立て籠もりに立ち向かおうとするのを押さえたり
ベテランらしい落ち着いた対応に終始していた感じでした。

・あと、畑さんを陰に呼び出して
「私の子だけ助けて」って迫る母ちゃんが出てくるシーンは
現実にありそうなだけに、見ていてちょっと苦笑してしまう所です。

・小西を逮捕するシーンは
三船主任が小西が逃走用に要求した車の下に隠れ
小西の隙を見て、まず人質を解放させ
反撃に転じた小西の発砲によって、顔や腕に被弾しながらも
最後は小西を豪快に背負い投げで仕留めて、見事に逮捕に至ると言う
三船主任の独壇場でした。

・さらに、ラスト父を失った少年に三船主任が
「まっすぐ生きてけよ」と温かい言葉を送るのが、また味があって良いです。

・現場に来ていた西本係長と田中禅二さん(後の田中係長)のツーショットは
個人的に興味深いシーンでした。

特別機動捜査隊 第430話

2016年09月18日 | 感想関連
第430話「明日からはひとり」
(あらすじ)斉村殺しの容疑者冬子を追って、陸中へ来た立石班

(感想他)・冬子犯人説を主張する桃さん、森っちゃん、ガンさんと
犯人説に否定的な立石主任、関長さん、マキさんと
特捜隊内で意見対立するのも珍しいですが
それより凄いのが、桃さんが皮肉を交えて
主任の捜査方針をはっきりと否定するのには驚かされました。

・関長さんがなだめて事無きを得ますが、
そんな桃さんに、マキさんが凄い表情で詰め寄ろうとするのも驚きです。

・追い詰められた冬子は世を儚んで身を投げようとしますが
そこに助けに入ったのが、風来坊の津上
正体は潜入捜査のために身分を偽っている畑野刑事なのですが
特捜隊メンバーが明らかに他人行儀な点がどうも引っかかりました。

・真犯人は散々冬子を犯人呼ばわりしていた
斉村の婚約者の邦枝でしたが
自分の嘘を信じてしまうタイプだったんでしょうかね?

・終盤には藤島主任に(橘の)長さん、トリさんまで登場
藤島主任は邦枝を落とす美味しい役をちゃっかりかっさらって行きます。

特別機動捜査隊 第427話

2016年09月18日 | 感想関連
第427話「日本人」
(あらすじ)久子と言う若い娘がチンピラの進に強姦された挙句
殺される事件が起きる。

(感想他)・正月作品らしく、
滅び行く古き良き日本の姿等を随所に取り入れていますが
戦友たちが靖国神社に参拝するシーンは
中々ドラマでは拝めないシーンでしょうね。
三船主任が剣道で汗を流すのは正月とは関係ないようですが…

・村上、柴田等の記者陣を凄い剣幕で追い払うのは、
三船主任が記者嫌いだから?

・親と子の関係を巡って
三船主任とガンさんの思想的対立を見せ
不穏な空気が流れるのも珍しいですが
そんな空気を、絶妙のタイミングで仲裁に入る長さんが
良い味を見せていました

・性質の悪い若者を見た長さん
「全く酷い奴だ、箸にも棒にもかかりませんな」と一蹴
ガンさんも何か主任の影響かちょっと怒りっぽかったような…

・悪い女ですが、赤いコートの女の赤いコートが何か色っぽいです。

・終盤、犯人の進の前に
恋人久子の仇を討とうとする健二が現れ乱闘になります。
そこに主任が現れ、豪快に進を柔道技で制し
「謝れ!謝らんか!」と進に凄むのは非常に格好良かったです。
そりゃ、そんなシーンを見た団地妻が魅了されるのも分かります。

名キャラ誕生秘話

2016年09月11日 | 声優列伝
最近知ったアニメ関連の意外なエピソードをご紹介します。

1.日高のり子さんの『トトロ』関連のあるインタビューを拝見した際の事ですが
日高さんがサツキの声のオーディションを受けた際に
「元気に演じたら『男の子っぽく』なってしまった」
と言う事をおっしゃっていました。

確かに『トトロ』のサツキは結構『タッチ』では抑えていた
日高さんの叫び声を
随所で見せる事のできるキャラクターでもあった事は確かですが
ピーターパンで少年役に挑戦する隠れたきっかけが
あのサツキだったとは…と少々意外に感じました。

2.『Drスランプ アラレちゃん』のアラレちゃん役について
アラレちゃんと言えば、今は小山茉美さんの代名詞となっていますが
当初はあの白石冬美さんで決まりかけていたと言うのが
意外な印象を受けました。

白石さんがアラレちゃん…となると
『一休さん』のやんちゃ姫みたいな感じになったのでしょうかね?

後に、白石さんが『アラレちゃん』に
アラレちゃんそっくりのアン子役で登場されたのにも
そう言う裏事情があったのですね。

どちらの女勇者がお好き?

2016年09月04日 | ゲームネタ
今年は、ドラゴンクエスト(ドラクエ)発売から30年でして
これを記念して鳥山明氏のドラクエ関係のイラスト集が発売されましたが
これは、歴代作品の主要キャラや
没になったのを含めて数多くのモンスターのイラストが載っていて
見所が多いイラスト集でした。

私がドラクエキャラで一番好きな
DQ4の女勇者のイラストも、ありがたい事に何点か載っていました。
DQ4の女勇者は知ってる方も多いと思いますが
FC版とPS2でデザインが微妙に変わっていまして
PS2の女勇者はちょっとスラッとした感じでこれも良いのですが
FC版の女勇者は体つきも良いし
目が力強く凛々しい顔つきである事もあって
FC版の方に、個人的には軍配を上げます。

無論、コスチュームのデザインもFC版の方が好きです。

また、ドラクエ5のビアンカさんもSFCとPS2でデザインが変わっています。
女勇者と違って、コスチュームの変更は特にありませんが
体つきや顔つきを含めて、SFC版の方が好みです。

余談ですがフローラさんに関しては、
SFC版では鳥山氏のデザインされた絵が無く
PS2版で、初めて鳥山氏デザインのフローラさんが登場したようです。

最後に、個人的な希望ですが
3DSでドラクエ3が出てほしいと何年も願っています。
ゲームボーイカラーじゃない携帯機でドラクエ3がやりたい…

梅津栄さん死去

2016年09月03日 | 訃報関連
俳優の梅津栄さんが亡くなられました。
ご高齢でもありましたが、ここ数年表舞台でお目にかかっていなかったので
ついに…と言う思いです。

梅津さんは、時代劇や刑事ドラマで
特に癖のある役や悪役でならした方でした。

『必殺』シリーズのオカマ役も有名でしたが
『大江戸捜査網』での悪役の際に見せた
印象的な死にっぷりが個人的には特に記憶に残っています。

謹んでお悔やみ申し上げます。