つばめ江戸日記

岡本茉利さんや好きなアニメ、声優、時代劇等について好き勝手に思う事を書き連ねています。

斬り方の見せ方

2018年02月17日 | 懐かしアニメ
アニメ『キューティーハニー』は
華麗な七変化や変身シーンの色っぽさが注目される事が多い一方で
あまり知られていないと思いますが
ハニーが怪人やパンサー戦闘員を倒す時の描写が
意外に豪快だと感じる時がありました。

フェンシングで使われるフルーレがハニーの武器なので
斬り殺すって訳にも行かないからだと思いますが
怪人にとどめを刺すシーンにおいては
フルーレを直接刺す
あるいは投げ付けて貫通させる時は特に豪快に感じました。

あと、ハニーが戦闘員を斧をぶん回しながら
次々に首を落としていくのも中々豪快なシーンだと感じました。

そんな『ハニー』のリメイクに当たる『キューティーハニーF』になると
ハニーが武器としてフルーレを使うのはそのままなのですが
とどめを刺すシーンでの豪快さは
以前よりは控えめになったように感じました。

ちなみに『ハニーF』でハニーが怪人にとどめを刺すシーンは
フルーレを使ってF(?)の形のビームを作り
これを怪人に命中させると怪人は消滅する…ように描写されていて
(それ故に失敗する事もたまにある)
ビームで倒しているのか?と私も何かよく分からないながらも
納得して見ておりました。

ただ、最近聞いた話によると
あのビームを当てて怪人を倒しているように見える描写は
”本当はFの形に斬り裂いていた”ようで
そのまま描くと不味かったので、あのような形で描く事になった
と言うのが真相だったようです。

1997年にもなると豪快にとどめを刺す描写をそのまま描くのは
かなり難しくなっていたのでしょうね。