岡本茉利さんと太田淑子さんと言えば、
ヤッターマンでのガンちゃんとアイちゃん(あるいはタイムボカン)で
共演しているのは有名ですが
『雪の女王』(ソ連版)の日本語版でも共演している事は
あまり知られてはいません。
ちなみに役所はゲルダが茉利さん、カイが太田さんでして
茉利さんのゲルダは清楚な少女ですが、アイちゃんのような活発さより
(絵柄に合わせて?)割と大人しめな感じの少女だったように感じました。
特に、後述のようにカイが豹変した際には
涙を見せたり、悲しそうな場面が結構ありましたが
最初は大人しめだったゲルダもカイを探す内に、
かなりの芯の強さを見せる少女に変わって行ったように感じます。
一方の太田さんのカイは、
普段はもちろん太田さんらしい普通の少年なんですが
雪の女王の呪いにかかると、ゲルダに冷たくなってしまいます。
太田さん(のカイ)が茉利さん(のゲルダ)に毒づくシーンは、
ガンちゃんに冷たくされて困惑するアイちゃんとはまた違った感じに
困惑するゲルダを茉利さんが上手く表現していたと思います。
あと、カイがゲルダに嫌がらせをする際に
ゲルダが困っているのを見て、カイが笑っている姿が
ガンちゃんが笑ってるように聞こえてしまい
結構笑ってしまいました。