EL&P図書室3号

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総合試聴盤のジャケットについて

2018-07-16 09:29:15 | EL&Pの曲が収録されている販促盤
総合試聴盤のジャケットについて

このブログでは、試聴盤について、
時々、取り上げていますが、
それについて少し書いてみます。

以前にも書きましたが、
試聴盤はレコード主流時代であれば、
レコード店に、
今であれば、CDショップ等に、
無料で頒布されているものと、
思われます。

試聴盤は、
販売促進が目的で、
業界関係者と販売者に頒布されており、
有料のものではないという事。

取り扱い方としては、
試聴盤を提供した側への返却の義務があるらしく、
転売等は戒められているもののようです。

ただ、返却の義務があっても、
その後は、おそらく廃棄処分をするだけでしょうし、
試聴盤を提供した側としても、
返却されたものを処分するには、経費もかかる事もあって、
緻密な管理のもと、積極的な回収を行ってはいないと思われます。

それが、
試聴盤が、中古盤販売店や、
オークション等に出品される背景と見ています。

この試聴盤についてですが、
アーティストのアルバムタイトルごとの、
試聴盤のようなものは存在しているとしても、
一般流通盤と内容は同じだと思っていたので、
このブログを始める前は、
関心がほとんどありませんでした。

そんな中、
ワーナーさんの総合洋楽試聴盤のレコードを、
たまたま、中古盤販売店で取扱をしていたのを、
ネット上で見る機会に恵まれました。

それを手に入れてみたのが、
全ての試聴盤への関心の始まりとなりました。

入手のためのリサーチをした事により、
ワーナーさんの総合試聴盤に関しては、
ジャケットの色を邦楽と洋楽で、
変えている事は解りました。

洋楽は紺系統の色
邦楽は濃いピンク系統の色ですね。

また、
総合試聴盤を制作するようになった当初から、
邦楽と洋楽でジャケットの色を変えていたわけではないという事が、
最近になって解りました。

アルバム「トリロジー」のリリース前に、
その中に収録されている1曲が、
総合試聴盤に収録されたのですが、
そのジャケットの色は、濃いピンク系統の色をしていました。

収録された曲は「永遠の謎パートⅠ」でした。

アルバムからシングルカットをする予定の楽曲を、
総合試聴盤に収録するというものではなく、
売りたいアルバムの収録曲を、
ニューアルバム紹介も兼ねて収録するという事なのでしょう。

ワーナーさんの総合試聴盤のレコードは、
ヤフオクには数点しか出品されていませんが、
総合試聴盤へのニーズが少ないというよりは、
その多くは廃棄されてしまったのかも知れません。

以上。

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