EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

ファンクラブ会報 KARN EVIL#9 VOL.7

2012-07-10 19:30:46 | ファンクラブ等の資料Emerson,Lake&Palmer
ファンクラブ会報 KARN EVIL#9 VOL.7

1984年の10月に発刊された会報です。

表紙を含めて全12頁。
B4の用紙6枚を二つ折りにしてホッチキスで綴じてあります。


画像① 表紙
このカッコイイ、イラストだけが救い。
顔が無くても絵になる男



画像② 目次 個人名は消してあります


画像③ 目次の次の頁

先般、ご紹介したエイジア初来日記念の特集号は、オフセット印刷でしたが、
いつの頃からか、コピー機によるコピーの会報になったようです。

エイジアからグレッグ・レイクも脱退したという話でしたので、
エイジアが存続するかどうかも定かでない頃であったと思います。

最もスティーヴ・ハウのインタビューとグレッグ・レイクの発言には見解の相違がありますね。
当時のスティーヴ・ハウのインタビューだとグレッグを迎えて新生エイジアがスタートするような事を述べていましたし、
グレッグは後日のインタビューで一時的な代打を務めただけだと言っていましたし、どちらが真相なのかは解りませんが、結果として、アルバム1枚も残さないまま、グレッグはいなくなってしまいました。

幻魔大戦以降のキースの情報も少なかったですね。

EL&Pファンクラブ自体も、まだ社会人になっていない方々が中心になって運営していおりましたので、
遣り方における諸問題を抱えていた事も確かでした。

「この時点で、会報を買ってくださる方が、20人を切ってしまった」と、スタッフが8頁で説明していますが、その原因というのもあります。

10頁に掲載されている、ある会員さんからのメッセージが、
当時のファンクラブの状況を表しているようで、寂しい感じですね。

「Nice、EL&P、Asia などの廃盤、ブートレッグ、シングル盤、ライヴ・テープを譲ります。60円切手でリストを送ります。」
都内某男性より。

「譲ってください」ならともかく、廃盤を売るとまでおっしゃっているのですから、
ファンクラブの会員としては珍しいタイプですよね。

カール・パーマー参加のエイジアの「アストラ」がリリースされるまでは、
もう一年またなくてはならなかったわけですね。

以上。

本ブログはエマーソン、レイク&パーマーにまつわる物品のあれこれを、思い出や独自の感想と共に綴っております。
EL&Pファンのちょっとしたお楽しみになれば幸いです。
クイック応援よろしくネ。

2012年7月10日 yaplog!
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