ウマさ特盛り!まぜまぜごはん~おいしい日本 食紀行~

ライター&編集者&散歩の案内人・上村一真(カミムラカズマ)がいざなう、食をテーマに旅をする「食紀行」を綴るブログです。

富士山周辺てくてくさんぽ10

2019年10月08日 | てくてくさんぽ・取材紀行

富士山五合目を後に御殿場から新東名を経て、宿泊先の焼津へと向かう。途中、新東名の駿河湾沼津SAに立ち寄り。眺望の良さで人気があり、高台の緑地から西日にきらめく駿河湾を見下ろしたら、焼津へ向けてもうひと走りである。以下、駿河路のガイドさんネタより。

・沼津は地名に「津」とつくように、入江に面した港町。大正天皇が幼少期に過ごした御用邸がかつてあり、増築を重ね現在は御用邸記念公園になっている

・ 富士市は製紙業が盛んで、沿道に赤白の煙突の工場が目立つ。富士山からの伏流水が豊富で、これが製紙に用いられた所以がある

・富士宮は富士浅間神社の門前町。朝霧高原には修行を積んだ人穴もあるなど、ここも富士山にまつわる世界遺産が多い。この辺りから、車窓の右後方に富士山が見える

・富士川はきのう南アルプス工場を訪れた際に見た釜無川、今朝石和温泉を出た際に渡った笛吹川が合流して、ここへ流れ駿河湾へと至っている。河口付近は、源平合戦で頼朝が勝利した「富士川の合戦」の場。頼朝は父・義朝が亡くなった際に韮山へ流されるなど、伊豆や駿河にゆかりがある。配流の際はまだ幼く、長岡温泉や三嶋大社へ行ったりと、割とのびのび過ごしていたという

・清水はこれからの季節はいちごとみかんの時期。日本平の「石垣いちご」も有名。新東名から東名へ向かうと、正面に清水の街と港が広がる。日本平や三保の松原など、海に近い富士山に関わる景勝地がある

・安倍川餅はきなこをかけた餅で、金山を視察した家康に出した餅を「金の鉱山の金をかけた」と称したのがゆかり。静岡府中宿で売られたのが、静岡名物となった。ワサビは伊豆天城より、安倍川上流が歴史が古い


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