ウマさ特盛り!まぜまぜごはん~おいしい日本 食紀行~

ライター&編集者&散歩の案内人・上村一真(カミムラカズマ)がいざなう、食をテーマに旅をする「食紀行」を綴るブログです。

敦賀てくてくさんぽ5

2020年09月30日 | てくてくさんぽ・取材紀行
敦賀赤レンガ倉庫は、明治38年築の石油倉庫を利用した商業施設。アメリカ・ニューヨークスタンダード石油の建設で、館内には港湾と鉄道のジオラマ展示と、レストランがあります。レンガはオランダ製。壁が柱の内側で、中から柱が見えない造り。裏手に留置されているキハ28急行「わかさ」は、小浜線を走ったご当地急行です。

急行わかさの横を通り、かつての敦賀港駅方面へ。鋼材やクレーンが並ぶ鉄工所の建屋を抜けると、天筒山の麓に敷かれたレールに合流します。戦時中に欧亜国際連絡列車が廃止されてからは、敦賀〜敦賀港間は化学・食品関連の貨物列車のみが運行する支線に。2009年の貨物列車の廃止後は臨時の旅客列車のみ運行となり、2019年には路線自体も廃止になっています。南側は敦賀駅方面へ、北側のすぐ先は旧敦賀港駅。敷設位置は開通時のままです。旧敦賀港駅ランプ小屋は、列車の灯に使う燃料の保管庫。鉄道が開通した明治15年築で、当時のままの遺構です。

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