ウマさ特盛り!まぜまぜごはん~おいしい日本 食紀行~

ライター&編集者&散歩の案内人・上村一真(カミムラカズマ)がいざなう、食をテーマに旅をする「食紀行」を綴るブログです。

豊洲市場てくてくさんぽ8

2018年12月16日 | てくてくさんぽ・取材紀行

豊洲市場てくてくさんぽ、かつて築地場内の「魚がし横丁」に入っていた飲食店は、3つの棟に分散して入っている。区画はどこもかつてと同じぐらいだが、新店舗のためきれいになっていて、かつての市場食堂からマーケットのフードコートに様変わりしてしまった。寿司屋は木のカウンターが高級そうだし、喫茶店はカフェっぽくなり、洋食屋はダイナーなたたずまいに。慣れるまではちょっと時間がかかりそうだ。

水産仲卸売場棟は22軒と最多のため、混雑度が最も高い。喫茶の千里軒はカフェに、岩田は本格コーヒー店風のたたずまいに。人気の寿司店が多数入っており、中でも岩佐寿司、寿司大、磯寿司は大行列ができている。あんこうや高橋もこの棟で、予約で常に満席とか。寿司以外は空いている店もあり、洋食の禄明軒、とんかつ小田保、うなぎやきとりの福せんに米花、親子丼と焼き鳥の鳥藤あたりは穴場か。吉野屋はガラガラで、店構えが普通になり聖地感が薄れたような。

管理棟には13軒が入り、高級そうなたたずまいとなった市場鮨や鮨正、場外は立ち食いだった神楽寿司はテーブル席もある。とんかつとフライの八千代、中華そばのやじまは今も混雑している。イタリアンのトミーナもここで、奥にある茂助だんごは毛氈に蛇の目傘の席が設けられ、甘味処っぽくなった。

意外に穴場なのが青果棟で、4軒しかないうちの2店が、なんと人気店の大和寿司。築地の頃は大行列必至だったが、立地のせいか以前に比べ入りやすく、この日の朝6時の時点では誰も並んでいなかった。青果棟は市場前駅に最も近く、早朝に豊洲市場を訪れたら散策前にまず行ってみるのも手だ。

店に腰を落ち着ける前に、プロショップの物販も覗いておきましょう。


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