ウマさ特盛り!まぜまぜごはん~おいしい日本 食紀行~

ライター&編集者&散歩の案内人・上村一真(カミムラカズマ)がいざなう、食をテーマに旅をする「食紀行」を綴るブログです。

銚子てくてくさんぽ2

2021年04月10日 | てくてくさんぽ・取材紀行
銚子第一魚市場から市街へ入り、かつての廻船問屋の建物を残す磯角商店から、飯沼町のロータリーの先の路地へ。道祖神社にお参りして舟見坂を登っていくと、飯沼観音圓福寺の境内へと裏側から入る。日本百観音の坂東33観音霊場第27番札所で、本堂には本尊の十一面観音像が祀られ、江戸期から参拝客が絶えない名刹だ。観音様は秘仏だが、本堂には悪いところを撫でると治るおびんずる様や、坂東西国四国の札所の仏様が描かれた天井画があり、まとめて参拝できた気分に。

ほかにも高さ33.35mで千葉県唯一の五重塔、高さ5.4mの阿弥陀如来「銚子大仏」ほか、トイレには入り口にトイレの神様の烏枢沙摩明王が紹介され、ご利益にあふれた寺だ。烏枢沙摩明王はこの後で見かけた寺のトイレでも推しており、銚子の特徴なのかも? 日本の河川測量の原点となる「飯沼水準元標石」も境内にあり、貴重な土木遺産として注目されている。

仁王門から出て、飛行機やレトロ模型がウインドウに並ぶみそら模型店を過ぎ、馬場町交差点の先にある、圓福寺のもうひとつの境内へ。ここには「ほととぎす 銚子は國のとっ外れ」の、江戸小網町古帳庵の有名な句碑が立つ。銚子っぱずれとの言葉の所以と思えば、銚子の知名度を上げた有名な句と言えるかも。

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