ウマさ特盛り!まぜまぜごはん~おいしい日本 食紀行~

ライター&編集者&散歩の案内人・上村一真(カミムラカズマ)がいざなう、食をテーマに旅をする「食紀行」を綴るブログです。

旅で出会ったローカルごはん…山梨 『レストランゼルコバ』にて、シャトールミエールの新酒ワインを試飲

2011年11月08日 | ◆旅で出会ったローカルごはん
1日目の最初に訪れたのがワイナリー・シャトールミエール。創業126年と周辺のワイナリーの中では歴史が古く、契約農家ほか自社でもブドウ農場を保有しており、ソービニヨンやシャルドネなどを循環型農業で栽培しているという。
 レストランゼルコバは8月8日にオープンしたばかり。ワインの試飲のつまみ用のベーコンを作り出したのが始まりで、料理はスローフードを推進、地域食材でからだにいいものを供するようにしており、地元の農家が持ち込む地場野菜を使用した、当地流のフレンチを供しているという。
 試飲したのは発泡ワインのペティアンに、デラウェアを用いたルミエールフルール、赤のシャトールミエール、甲州ヌーボーの4種。ルミエールフルールはデラウェアを仕込んでおり、フルーティーに甘い。甲州ヌーボーは白の辛口で、キリッと凛とした切れ味が爽やか。 シャトールミエールはボルドータイプのボディがしっかりしたワインで、メルローやカベルネソービニョンなどのブドウを使った長期熟成タイプ。2009年に仕込んだため「まだ固い」と料理長が話すように、甘みより少々渋みが強いかも。
 カナッペには件の自家製ベーコンがのっており、ワインのおりを燻材にしてつくられた、赤ワインの香りが特徴。防腐剤と発色剤は使っておらず、燻しでこなれた自然な味わいが優しい。ワインもいいが、ご当地食材フレンチをコースでいただきに再訪したいものだ。

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