ウマさ特盛り!まぜまぜごはん~おいしい日本 食紀行~

ライター&編集者&散歩の案内人・上村一真(カミムラカズマ)がいざなう、食をテーマに旅をする「食紀行」を綴るブログです。

彦根てくてくさんぽ4

2020年07月06日 | てくてくさんぽ・取材紀行
雨の彦根てくてくさんぽ、雨が上がったので夢京橋キャッスルロードの先、昭和レトロの銀座通り商店街を経て、花しょうぶ通りまで歩いてみた。久左の辻から滋賀中央信金の赤屋根の洋館を見て、車のすれ違いができないほどの幅の通りに入ると、さらなるタイムスリップしたかの佇まいに。通り全体が伝建地区に指定されており、古商家の建物のほか鍵辻や行き止まりといった城下町の街路も残った、昔の町割りが色濃い商店街なのだ。

入ってすぐにある、裸電球が灯る魚屋が健在で、ハモのつけ焼きや琵琶湖しじみなどローカルな品揃え。もと昭和9年改装の郵便局を活用したコミュニティスペース「逓信舎」はあいにくお休みだが、帳場のある商家に石田三成ゆかりの資料や書籍を集めた「治部少丸」は空いており、脇立が二本のびる兜や合戦屏風を眺めてひと休み。途中の幼稚園がちょうど送迎の時間で、保育士さんが園児を送り出す風景が、城下の建物街の中でとても生活感がある。

赤い山門の妙源寺で折り返して、散策は終了とした。雨ながら、それなりの撮れ高だったかな。

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