大垣てくてくさんぽ6

大垣水の街さんぽ、大垣市街の水路の多さは、大垣城の堀に由縁がある。関ヶ原の戦いの際には石田三成の居城となった城で、三重の堀を配した惣構えの縄張り、10を超える櫓に珍しい四層の天守と、堅城として名を馳せた。かつては国宝だったが戦災で焼け、再建された天守は資料館となっている。

正面入り口の東門は、かつての柳口門を移設したものだが、駅前商店街から路地を入ると忽然と現れる唐突感が面白い。アプローチの沿道のレトロ店舗も味があり、むしろこの「門前」が気になるような。