ウマさ特盛り!まぜまぜごはん~おいしい日本 食紀行~

ライター&編集者&散歩の案内人・上村一真(カミムラカズマ)がいざなう、食をテーマに旅をする「食紀行」を綴るブログです。

横川てくてくさんぽ4

2017年03月24日 | てくてくさんぽ・取材紀行
広島さんぽ横川編。もうひとつの商店街・横川本通りも庶民派ながらとんがった店が多い。骨董屋だか古道具屋だかの「あすか」は、店頭のワゴンに無造作に積んだ500円均一の着物が、主婦に人気とか。ほか謎の石、謎のオブジェなどが乱雑に配されてるが、中には有名作家のものも紛れているというから、ある意味宝の山だ。

イタリア食材の「イタリアーレ」は、ワインの品揃えはイタリアもののみのこだわりよう。奥のイートインカウンターでワインほか、スナックやインスタントパスタをアテにできる。窓越しには坪庭、さらに茶室まであり、グループには貸し出しもしている。由緒が特にあるのではなく、建物の前の持ち主の趣味のもので、和と伊の思わぬ融合か。向かいは天使雑貨の専門店「エンジェルショップ・アンジェ」。

さらに凄いのが、酢の工場を改装した竹田衣料品店で、奥行きが長い古い倉庫のような建物を埋め尽くす衣料の山。シャツやズボンや下着、スポーツウェアなど何でも揃っている一方、在庫管理や棚卸しは不可能な物量だ。家族経営なのかおばちゃんにおやじさん、さらにばあちゃんまで元気で、さながら横川のユニクロの様相だ。

路地の立ち飲み「ナイス☆ユカリ」は昼からやっていて、テーブルはグループ、カウンターは個人、入ってきた瞬間に相性を見極め配置を決める姉さんの客さばきが見事だ。その並びはゲストハウス「縁」が4月に1階のフリースペースとW型のバーカウンター、その後に2階のドミトリーがオープン予定。畳など和のテイストやイベントも予定しており、インバウンドのキーステーションになりそうだ。

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